エイジング女子のための『ファッション断捨離』をうまくゆかせるコツ。それは、なりたいイメージを先に決めることです。
「憧れの女性」をまず決めることで、うまくイメージを描くことができるようになります。
ところが、そう問いかけると「そんな人は思い当たりません」「とくに居ません」と答える人が、エイジング女子の中で多いのです。
今日は、これを打破する方法について考えてゆきたいと思います。
先週から今週にかけて、『ファッション断捨離』の一連のシリーズ記事をご覧いただいた方から、コメントやメッセージをお寄せいただきました。少しでもお役にたてたのなら、嬉しいです。
記事を参考にしながら、ご自身でもファッション断捨離を遂行なさっておられる方がいることを改めて知りましたので、もう少し詳しく書くよう心がけるようにしますね。
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若い女性には不要なステップだけど...
繰り返しになりますが、「先になりたいイメージを決めなくてはならない」のは、エージング女子だけです。
20代30代の女性は、そんなことわざわざ考えなくてもすでに頭の中や心の中で憧れの人や、ジブンがこんなふうになりたいというイメージを無意識のうちに持っているから、このステップは不要なのです。
エイジング女子の年代になった人達の中でも、常にファッションに敏感で、日々オシャレのことを考えていて、自分のスタイルを確立している方にも不要です。
けれども、ほとんどの4〜50代以降の女性には、このファーストステップが必須なんです!
「あなたの憧れの女性は誰ですか!?」
そう聞かれて、答えられない人のなんと多いことか。。。
だからこそ、ここが必須でキモになってくるのですよね。
そう言う私も、最初は答えられませんでした。なぜなら、雑誌もまったく読まないしTVもあまり見る機会が無いからです。
「誰ですか?」と聞かれても、人を知らないのだから答えようがありません。
それに、こうも思ったりしました「憧れの人なんていないんだから、なりたいイメージだけ決めたらいいじゃん」と。
けれども、それでは上手くゆきません。
というのも『現状』の感覚(センス)が強固にこびりついているから。。。
今の自分の時代遅れな感覚を、ぶち壊すほどのイメージが必要なのです。
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なぜ憧れの人を見つけられないのか?
「憧れの女性」を見つけられない原因は、いろいろあるでしょうが、主な要因は以下のようになります。
1*思考のオバタリアン化(地球の中心は自分)
2*入手する情報の種類の変化
3*オシャレする意味を失っている
4*ギャップを埋められないという信念
年齢を重ねることでできる「偏り」が大きな原因ではないでしょうか。
そして、上記したような要因でかたよりが大きくなっているような気がします。
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1思考のオバタリアン化(地球の中心は自分)
なんだか、どんどん柔軟性がなくなってくるお年頃。。。
人のお話しやアドバイスに耳を傾けなくなったら、オバタリアン星人の完成です。
オバタリアン星人は、自分が一番正しいという自信に満ちあふれています。
それはそれで立派なことだし、実際にこれまでの人生で大仕事ををやりきっているのだから、おおいに自信を持つべきです。
けれども、こと「新しい考えを取り入れる」ときには、オバタリアン思考が邪魔をしてしまうことが多々あります。
「自分が一番スゴい!なんでも知ってる!」という意識は、ファッション断捨離のときだけは横に置いておいた方が上手くゆきます。
なぜならば、オバタリアン思考のままだと他の人のことを「憧れの人」と言えなくなってしまうからなんです。
「あの人まぁまぁじゃない!?」とかいう態度では上手くゆきにくい。
「自分がなりたいイメージに近い人で、好きな女性は誰ですか?」という問いに、「○○さんです」と、素直に答えられるようになることが、成功の第一歩ですね!
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2入手する情報の種類の変化
若い頃は、オシャレなお店ができたら自然に耳に入ってきたり、ステキな女性の情報をすぐ察知したりなど、情報をGETする優先順位は、「オシャレ」が上位にきていることが多いです。
それに比べると、エイジング女子の世代で最も優先順位が高く入手したい情報といえば、「生活に関すること」に変わってきます。
家族を守るための食品選び、家計を助けるお店情報、子供が喜んでくれるレシピ、などなどの情報察知に重きがいっています。
ファッション断捨離をやることを決めた場合は、オシャレに関する情報を能動的にGETしてゆかなくてはなりませんね。
最初は、いやいやでもOK!
街でオシャレな人を観察するのもいいですね。
一番簡単なのは、雑誌を買うことです。
その際には、年齢に相応した雑誌を選んでみてください。それと同時に「テイスト」が自分の好みに合致していることも重要です。
例えば、セミアの場合ならマダム感が出ないようなスタイルを目指したいので「家庭画報」などは目指すイメージとかけ離れてしまいますから、選びません(逆にマダム感を出したい人にはNICEです)。
参考までに、女性ファッション雑誌の対象年齢一覧です。
多少は若めでも大丈夫かと思います。例えば、54歳の人が「40代のファッション雑誌を参考にする」のはOKです。
”テイスト”の方が重要なのではないでしょうか。
私は、アドバイザーさんから教えてもらったGLOWという40〜50代のための雑誌をはじめて買ってみました。
3オシャレする意味を失っている
「どうせオシャレしても出かけるところないし」
「どうせオシャレしても誰も見てないし」
「オシャレしてもどうせ誰も褒めてくれないし」
という想いがあると、行動しずらくなってしまいますね。モチベーションは下がる一方でしょう。
若いときのオシャレは、恋人や友人や社会との関係性にある程度左右されていたかもしれません。
40代50代以降は『自分のためのオシャレ』をしたいですよね♪
自信をもって背筋を伸ばして歩きたい!自分がいつまでも自分を好きでいるためにも。
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4ギャップを埋められないという信念
「ステキだなーと思う女性はいるけど、レベル高すぎて目標にできない」という方もおられる様です。
というのも、あまりにもスタイルが良過ぎて、あまりにもオシャレ過ぎて、あまりにも美人過ぎて、目標にするには気が引けるというのです。
どうせ、そこまでゆきつけないのだから、目標にするのさえハードルが高いと思うパターンですね。
でも、自分の心に手を当ててみて、「この人みたいな感じになりたいなー」という気持ちが本当にあるならば、それでいいと思います!
目標はあくまで目標なので。手に届きそうな目標である必要はないんですよね。
高い目標でがんばるのもいいじゃないですか。
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憧れの女性を決める
私の場合、好きな雰囲気の同年代の女性はYOUさん。
私にとって、YOUさんは透明なイメージ。存在感が霧のように軽やかなのに、個性が輝いてる。違和感がない自分にフィットしたシンプルなオシャレをしてる女性。
一番最初に「憧れの女性」を思い出そうとしたとき、まったく思いつきませんでした。
思い出したきっかけは、自分の好きなタイプの洋服を尋ねられたこと。
私はその問いに対して「無地のスッキリしたデザインの洋服が好きです」と、即答しました。
その後、本屋さんで雑誌をパラパラめくってたら、たまたまYOUさんが載っていたので「あ、そうだこの人の雰囲気がいいなと思ってたんだった」ということを思い出したのです。
ちなみに、好きな女優さんは別にいますが、それはこの度の『ファッション断捨離』のステップで必要な、「なりたいイメージの憧れの女性」とは違います。
演技力や人となりが好きでファンですが、その人の雰囲気やファッションを真似たいとは思いません。
みなさまの、「なりたいイメージの憧れの女性」はだれですか?
憧れの気持ちを持てる柔軟な心
思い返せば、10代20代のころは憧れの女性が常にいました。。。
ananのモデルだった甲田益也子さん、JJの高橋亮子さん、とかね。
だんだん歳をとるにつれ、憧れの女性がいなくなってました。
どんどんエゴが強くなってきていたのかなぁ〜。。。
何事にも柔軟に対処できるような自分でいたいと心から思うのでありましたっ。
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