こんにちは!(⌒‐⌒)大切なことを一瞬で見極める心豊かなミニマリストをめざす、セミアです。
今日は、「公に自分をおぼえてもらう」ためのブランディング作りと、少ない服を着回している方の話題です。(ゆうこりん、こんまりさん、ザッカーバーグさん)
海外に住んでいる人が、たまに帰国すると「びっくり」することがあると言います。
それは「前回2〜3年前に帰国したときに毎日のようにTVに出てた人が、物の見事に消えていてまったく見なくなってること」なのだそうです。
日本に住んでいるとあまり気にしてないけれど、タレントさんの入れ替わりが早いということですね。
TVから断捨離されないためには、自分のポジション(キャラ?)をはっきりさせる必要がありそうです。
そのために大切なことは、2つ。
①「イメージ」をチェンジしないこと。
②「見た目」をチェンジしないこと。
ある程度の売れっ子になればまた違うのかもしれませんが、これから自分を覚えてもらったり目立ったりするためには、いろんな面を見せるのでななくて、一定のただ一つのイメージを脳裏に定着させてもらうことが大切なのですね。
ただ一つのイメージ作り、具体的には?
以前、ニューヨーク五番街でご活躍の美容師さんに教えていただいたことを思い出します。
公に出る場合、ヒトから覚えてもらうためには常に
『同じヘアスタイル』
『同じようなデザインの服』
『同じカラーの服』
これら↑をキープしてください!ということでした。
たとえ、ちょこっと小さな写真を出すだけでも「いつも同じ」にするようにした方がいいよ、とアドバイスしてくれました。
それを知ってからというもの、テレビや雑誌を眺めるときは、なんとなくその辺りが気になる様になりました。
タレントさんを観察してみると、やはり「独自のイメージ」が個々にあって、それをキープしていることがよくわかります。
マーク・ザッカーバーグさんのグレーTシャツ
昨日のフェースブックで、「今日から出勤!なに着ていこうかな?」という、ザッカーバーグさんの投稿↑が流れてきました。
赤ちゃんが生まれたあと、数ヶ月間育児休暇をとっていらしたようです。
いつものユニフォーム、グレーのTシャツはこんなにいっぱい常備してあるんですね!
服装については、しょっちゅうインタビューされていますが、「時間を節約するため」という答え。
同じ服装をはじめたきっかけは、いろいろあるかもしれません。でもこの服装のおかげで、世界中の人々の頭の中でザッカーバーグさんの姿がしっかり覚えられていることは確かです。
まさに、ブランディング成功例です。
例えば、似たようなステータスの人で、Amazon創設者の『ジェフ・ベゾス』がいます。
ベゾスの顔や姿を思い浮かべてみてください。
しっかり思い浮かべられましたか!?
私は写真を見れば「あ、この人この人!」となるのですが、写真を見ないとベゾスの姿は思い浮かばなかったです。(何度も見ているのに!)
それに反して、ザッカーバーグの姿って覚えていますよね!
これは「有名人だから」ではない。ブランディングができているから、私たちの脳裏にしっかり姿が焼き付いているってことですね。
こんまりさんのオフホワイトのジャケット
「世界で最も影響力のある100人の人物」2015年に選ばれた近藤麻理恵(こんまり)さんも、ブランディングイメージ作りが、しっかりできている方ですね。
日本だけで活躍されていた頃は、アイボリー色をトレードマークにしていらっしゃって、露出の時はいつもアイボリーの丈の短い襟付きジャケットを着用されていました。
世界のこんまりさんになってからは、オフホワイトの襟なしジャケットに変わっています。
スカートやワンピースはかわりますが、ジャケットだけは変えません。
そして、スカートやワンピースの色は統一していないものの、テイストが同じものに統一されています。
スカートであろうとワンピースであろうと、短め(膝上丈)で、ふわっとしたデザイン。スカートの布もオーガンジーのような素材に統一されています。
そうすることで、いつも同じイメージが保たれ、人々の脳裏に定着しやすくなりますね。
「パッツン前髪」のヘアスタイルも、オリエンタルのイメージが表現されていて、世界で受けが良い髪型です。
こんまりさんのブランディングイメージ作りは大成功だと思います。
ゆうこりんの、ブラウスとスカート
小倉優子(ゆうこりん)さんのブランディングイメージの変更もすばらしかったです。
お子さんを出産された後は「主婦としての露出ばかり」だとおっしゃっていました。
その頃から、テロンとした素材のブラウスと、コンサバイメージのシンプルなタイトスカートの組み合わせを着用するようになりました。
色は主に、白のブラウスと淡いグレーのボトム、の組み合わせ。(ときどき紺色)
白のブラウスは、控えめなふんわり感があるもの。袖口がほんの少し膨らんでいたり、袖ぐりがヒラヒラしたデザインだったり。
このような洋服のコーディネートからは、堅実な母、真面目な主婦、といったイメージを連想させられます。
でも、彼女によく似合っていると思います。
路線変更のブランディング作りは成功しているといえるのではないでしょうか。
少ない洋服でコーディネートすること
第一線で活躍されているファッションリーダーの方に、買い物について聞いてみたとき「あまり自分の洋服は持ってない」という答えが帰ってきました。
ものすごくおしゃれ度が高くセンスが良い人達というのは、いつも同じテイストの着こなしをしていらっしゃるようにみうけられます。
とはいえ、「あの人、いつも同じカッコしてるよね」というイメージにはなりません。
ただ単に、「スタイルのあるステキな着こなしだな」と感じるだけです。
有名人やタレントの方々と同じように、テイストを統一しパターンを決めているからなのでしょうか。
「少しの服」でも素敵に着こなせるようになるには、テイストを統一して、パターンを決めると上手くゆきそうですね。
そんな領域まで、いけたらいいな〜。
みなさまは、いかがですか!?
きょう登場した3人のように、自分のイメージを一定化させるとしたら、皆様ならどんなテイストにしますか!?