今日は、元客室乗務員であり、元祖ミニマリストの友人のことをご紹介させてください。
元祖ミニマリストはどのような子供時代を過ごしたのか?好きなことはどんなことなのか?親の教育はどうだったのか?など、知りたい方もいらっしゃるかと思いましたので、シェアします♪
このブログ『50歳からのMYシンプリシティー』を開設してから、実は、私の周りにはミニマリストが多いということに、改めて気づきました。
以前は、彼らのそういう部分について特段、気にも留めていなかったんですよね。
日々、ブログを書いていてゆくうちに、いまさらながら気づかされました。近くにこんなに沢山のお手本がいたとは(@@)。
けれども、それら元祖ミニマリスト達は、『ミニマリスト』という言葉さえ口にしないし、使わないし、気にしちゃいないでしょう。
ただ単に、昔からしているスッキリした生活習慣を、そのまま続けているだけに過ぎませんからね。
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子供のころのC子
幼なじみのC子は、6畳の和室を子供部屋として使っていました(嫁に行くまで)。
小さな和風のクローゼット(よく旅館にあるみたいなやつ)には、スカスカめに素敵な洋服がぶら下がっていました。
その時の流行やマイブームによって、その時の自分が一番輝く洋服 “だけ” をいつも着用していたことを、よく覚えています。
「高かったから」とか、「いいモノだから」といった理由で、いつまでも古い服を着続けたりする人ではありませんでしたね。
常に、最新の少ないワードロープを着回していました。
靴も洋服も、古くなったらすぐに処分して、新しくてお気に入りナンバーワンのモノだけを所持していました。
いま思い返すと、彼女の小さな和風クローゼットの中身は小さなスーツケース一つに余裕で収まる量でした。
まさに、幼少の頃から常に『持たない暮らし』をしていたのですよね。
そして、それは習慣というか性格の一部のような感じでしたから、親に言われてやっているということはなかったです。
元祖ミニマリストの親はどう育てた?
親御さんが、どのような育て方をしていたのか!?ということについても興味のある方が多いのではと思います。
ご両親は、「いくらオシャレをしてもいい。心の優しい思いやりのある子に育って欲しい」という教育方針をもっていました。
だから、C子が「お洋服を買いに行くのでお金ちょうだい」というと、すぐにお金を与えていました。
バカ買いしたり、無用な物を買ったり、無駄使いしたり、そういうことをしないC子だったから、というのもあります。
その時の自分に一番似合う洋服のコーディネートを選ぶのが、とても上手な子です。
似合わないヘンな趣味の悪い服を買ってくる心配がなかったから、ご両親も安心していたのではないかと思います。
幼少の頃から、洋服は常に買い替えるのがC子の習慣になっていました。それは、50'sおばさん世代になった今でも続いています。
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就職したのは航空会社
そんなC子は客室乗務員のお仕事を選びました。
何年かしたある日、お茶していたら「なぜ今の仕事を選んだのか?」という話題になりました。
「私ね、今の仕事がサイコーに楽しいの!」とC子が言いました。
それに対して私は「いろんな所に行けるから?」と聞いてみました。
「ううん、違うよ。この仕事で何が一番楽しいと思ってるかわかる?」
「毎回、違うお客様と出逢えるから?」
「いろんな国で買い物できるから?」
「休みが多いから?」
私が答えたのは、ぜーんぶ間違った答えばかり。
するとC子が、正解を発表しました。
『あのね、いかに全てのトレーをきっちりカートの中に戻すかどうか?という仕事、楽しくて楽しくてしかたがないの!」
えぇぇぇ〜(≧▽≦)
そこかい!ヾ(゚ω゚ )
ミニマリストらしい仕事の楽しみ方
飛行機の中で、お食事を配る時にスチュワーデスさんが押している「カート」ありますよね。
カートにはトレーが何段か入るようになっていて、あそこからトレーにのったお食事を出し、お客様に配っていますよね。
ところが戻す時になると、配る時のようにスムーズにはゆきません。
なぜならば、お客様たちがパンの袋を開けたりチーズやヨーグルトを開いてカスをのせたり、食べた後の残骸が乗っかってるから。
たくさん何かが乗っかってる状態では、トレーを入れるための引き出しにしっかり収まりません。
だから、スチュワーデスさん達は工夫して、トレーをカートの中へ戻さなくてはなりません。
それをいかに上手くやるか!?
いかに早く美しく、トレーをカートの棚に「全部」並べることができるのか!?
これが、C子が仕事が大好きな理由だったのです(@@)
ビックリしました。
子供の頃から好きなことなんだ
正しい「答え」が、だいぶ予想外(笑)だったため、ビックリしちゃいました。
その後、C子の小さな洋服入れや、最小限の文具が美しく並ぶ勉強机の引き出しのことを、思い出していました。
C子のモノを持たない暮らしとか、スーツケースに収まるくらいの洋服を思い出したら、彼女が「飛行機のカートに、美しくトレーを収納することに喜びを感じている」、というのもなんとなく理解できてきました。
「モノがスッキリしていて、余裕がある感じ」とか、「きっちり収まってる様子」とか、「元に戻す」とか、「全持ち物がオーガナイズされた状態」とか、そういうのが心から好きなんですね♪♪♪
なぜ誰にでもできるコトじゃないのか
私だって、好きなんだけどな〜(〃’∇’〃)ゝ
オーガナイズされた引き出し、スッキリした暮らし。。。
何が違っているのだろうか。
そういえば、子供の頃にC子の家に遊びにいって、引き出しの中を見せてもらうことがあると、帰宅してから速攻で自分の勉強机の引き出しの中の断捨離を実行していました!
あまりにも美しいC子の引き出しの中を見て、めちゃくちゃ触発されていたんですよね。
でも、文具を減らすところでつまずいてたな〜。
まだ書けるボールペンや、削れば使える鉛筆や、下敷きの予備とか、たまってしまった定規などなど、捨てられないモノがいっぱいあって。
でも、断捨離せずに中身を整理しても、またすぐに元のグチャグチャ状態に戻ってしまいます。
あぁ、小学生の頃から知ってたんだな、ワタシ。。。
それなのに、未だに四苦八苦していて、なさけないにゃー。
(>o<)
今夜この事について、じっくり考えてみようとおもう。。。
ちょっと、ほのぼの余談
ここからは、ちょっと余談になります。
この間、C子と銀座をぶらぶらしました。
その時に、見せられたのがこれ↓、銀座の天使ちゃんです!
C子は、「気づかないところから、みんなのハートを射るために狙っているのよ」、というような内容の天使物語を聞かせてくれました。
b( ゚∀゚ )