断捨離をしてモノを大幅に減らすことは、シンプルな暮らしをするための大前提。
でも、断捨離でモノを処分する以外にも、すっきりした気持で暮らせる方法があります。
それは、家の中にあるモノ達の、色のトーンを揃えてみること。
(過去記事:ただ単にスッキリしたかっただけ?すごい断捨離)
▶︎大量の断捨離で暮らしのダウンサイジングをした70代夫婦、これは生前整理じゃないのよ!と主張
何色か?ではなく、どのトーンか?を見てみる
このコーヒーカップ達は、その昔とある通販から送られてきたシリーズもの。
一つ注文したら毎月ひとつづつ送られてくる、女子に人気のアノ通販です。
実は、私が買いたかったのは、アイボリーのカップ1つのみ。
システムがよくわからず、どうやって送られてくるのを止めたらよいのかわからず、毎月送られっぱなしになっていました。
でも、まぁ、我が家では勉強会を開いたりお客様も多いので、気軽なカップがあってもいっかな、と思って所持していたのです。
だけど、だけど。。。
戸棚をあけてこのシリーズを目にすると、わずかにイラッとするんですよね。
もちろん、自分が買おうと思ってないのに送られてきたから、というのもあるでしょうが、それだけではなかったんです。
理由は簡単。
トーンがバラバラで統一感が無いから。
カップはお揃いっぽく見えるのですが、それは形だけ。トーンがぜんぜん違うので、視覚的にイラッとしていたのですね。
トーンって何だろう?
『色の明るさ』と『色味の強さ』をひとつにまとめてとらえたものが、トーンです。
難しい色の決めごとでは、色相と明度と彩度などを数字で表したり、詳細にわかれています。
ですが、日常の暮らしで色をつかって“すっきり感”を出したいときには、色相とトーン、すなわち「◎色のこのトーンね」というふうに見ていった方が楽だし、直感的に判断がつきます。
(過去記事:色が人に与える影響は?)
▶︎シンプルライフの住居に使うカラー選びのヒント、色が身体に影響する理由とは!?
トーンの種類
なんとな〜く知っている、色のトーンはこのようなものがあります。
(色を見たい方)
ペールトーン
うすい色ライトグレイッシュトーン
明るいグレーがかったグレイッシュトーン
グレーがかった色
ダークグレイッシュトーン
暗いグレーがかったライトトーン
浅い色ソフトトーン
柔らかい色ダルトーン
にぶい色ダークトーン
暗い色ブライトトーン
明るい色ストロングトーン
強い色ディープトーン
深い色ビビッドトーン
さえた色
たとえば同じ青でも、「青のペールトーンね」とか「青のダルトーンね」などと表現すると、パッと頭に色が浮かんできますよね。
トーンを揃えると、スッキリ感が
もともと私が欲しかったのが、左から2番目のアイボリー色のカップです。
このカップのトーンを元に、仲間を揃えて並べてみました。
一番右の茶色はやや逸脱していますが、一緒に並んでてもキモチ悪くはないですよね。
全体的にライトグレイッシュトーンくらいな感じでしょうか!?
トーンを揃えると、すっきりしてきます。
こちらはダークトーン
さて、こちらはディープトーンとかブライトトーンくらいでしょうか。
はっきりした濃いトーンです。
これはこれで、揃っているといい感じですね。
色の濃い床材とか、アンティーク調のお部屋に合うと思います。
でも、我が家のキッチンやダイニングの雰囲気やトーンとはまったく合わないです。
今日のまとめ
断捨離がストップしてしまっている方は、キッチンの引き出しの中や食器棚の中を「色のトーン」という見方を通して、チェックしてみてはいかがでしょうか!?
モノを減らしたいけど、どれを減らしたらいいかわからないという場合、「色のトーンが揃っているものだけを残してみる」という判断の仕方もアリです。
たとえ、さほど多くの量を断捨離できなかったとしても、トーンが揃っているものが並んでいるならば、さほど視覚的にイラッとしたりすることもないでしょうし、逆に「すっきり感」が得られると思います。
先の話しに戻りますが、勝手に毎月送られ続けたコーヒーカップが並んでいるところを見たときの私が感じてたわずかなイラッと感は、トーンが揃ってないダークトーンの色味のものが並んでいたからです。
コーヒーカップ同士でも違うし、家全体やキッチンのカラーともまったく違うトーン。
こういう余計な違和感という『感覚』も、断捨離すべきもの!!
私はそう思っています。
思考がスッキリしていてワクワクしていることが、幸せの基本ですからね!
ブログランキングに参加中!下のボタンをクリックしていだけたら嬉しいです。
応援クリックいつもありがとうございます!ブログ更新の励みになっています♪