理想のシンプルライフを手に入れる方法(その2)

片付けたいのに片付けられない」という人が、『理想のシンプルライフ』を手に入れるためにはどうしたらいいか?について、考えてきましたが、今日は「自己イメージ」について、みてゆきたいと思います。

そして最後の方では、セミアが欲しいものを手に入れた体験談をシェアさせていただきますね。

片付けようとしても片付けられない事がある、家族の誰かが片付けられない、などがありましたら参考にしてみてください。

(前回の記事)
汚部屋は、なぜ形成されるのか?シンプルライフを目指すある主婦の話し
汚部屋を脱出、理想のシンプルライフを手に入れる方法(その1)

自分に対するイメージを変えて

前回まで、ある特定の自己イメージを持っているために、本当は片付けたくてしかたがないのに片付けられない、ということが起こってしまう、というお話しをしてきました。

自己イメージに合った『状態』を、無意識が維持してゆこうとする力

これが、「片付けたいのに片付けられない」の一番の理由です。

無意識レベルで深く刻み込まれた自分史ともいえる『自己イメージ』。

簡単にすぐ変えることはできません。

でも、いままでの積み重ねでできたもののなら、これから「別の内容」に積み重ねてゆくことは可能です!

すぐにはかえられない自己イメージだけど、コツコツ変えてゆくことはできるんですよね。

生まれてからこれまで体験してきた事、人に言われたこと、、見聞きしたことに基づいて構築されてきた自己イメージ。

多くの場合は、親や先生など大人達から「あなたは△△な人」という決めつけを言われ続けた結果、持つようになった自分に対するイメージです。

これからは、ジブンで「私は○○な人」というのを自分に言い続けること。

そうすることで、「別の内容」に積み重ねてゆくんです!

私の場合は、思考が片付かないと机の上がぐちゃぐちゃになる事がよくあります。

なので、「すっきりと片付いた思考の自分」とか、「本当にやりたい事だけにフォーカスしている自分」という自己イメージが欲しいです。

だから、それを紙に書き、言い続けています!

あなたは、どんな内容にしたいですか!?

自分を信頼できないのは

『自分が思ったとおりの行動がとれない』という人は、いろいろな理由があるでしょう。

行動できない理由の一つとして、「自分を信頼している度合いが低い」ことがあげられます。自分への信頼度が低いということですね。

他の誰かに対する信頼度が低くなるときのパターンを考えてみると、わかりやすいかと思います。

その人が「言ってること」と、「やってること」が一致していないと、相手のことを信頼できなくなってきてしまいますよね!?

それは、自分に対する信頼もまったく同じ。

「片付けたーい」といつも言って(思って)いるのに、いっこうにやろうとしていない。その努力もしていない。

そんな態度が続いていれば、自分が持つ「自分への信頼度」が下がってしまっても当然といえるでしょう。

何かしら「行動」することで信頼度を回復させる

「片付けたーい」と、言ってる(思ってる)ならば、「それに対処する行動」をしていると、自分への信頼度が増します。

でも、できないから悩むのですよね。。。

「片付けたい」=>「片付けてる」というパターンでなくても最初は大丈夫。

「片付けたい」=>「そのために何かしてる」で、充分です。

徐々に、片付けられるようになれば、自己イメージも変わってきて、片付けられるようになるのですから。

そのためにも、『ジブンで「私は○○な人」というのを自分に言い続ける』を、地道にコツコツとやってゆくのです。

セミアの場合だったら、

「デスクの上がいつも片付いている自分」、「私の思考は常にクリアで本当にやりたい事にフォーカスしている」という内容に書き換え続けています。

コツコツやってくことを嫌がるのは一種の現代病

こういったコツコツした作業を、嫌がる人がいます。

「そんなまじないみたいな事をしたって無駄」と言い切ったり、「そんなことで状況が変えられると思う事がバカみたい」などの意見を持ってる方も。。。

このような考えをする方達が望んでいるのは、コツコツではないやり方です。

要するに一攫千金を狙うみたいな、「これさえあれば解決します!」みたいな事を望んでいるんです。

これは、アメリカや日本で非常に多い考え方です。だからこそ、こういう人の心理を利用したマーケティングが横行しているのです。

「これさえあれば、あなたは変われます!」、なんて魅力的な言葉なんでしょう!

これさえ飲んでればやせられる高額なサプリメント、これさえあれば幸運が舞い込むツボ、これさえあれば老後の生活は安泰、、、、、

こういうのが欲しいと思ってしまう現代病(幻想)をいだいているのが、資本主義社会に生きている私たちなのです。

無いものを「欲しい」と思ってくれる消費者があってこそ、成り立つビジネスがいっぱいですね。

やり方はこうです

残念ながら、本当に「なりたい状態」をGETできる要素を、『ひとまとめのパッケージ』にして買うことは不可能なんです。。。

それを認めて、方向転換しなくてはいけないですね。

「なりたい状態」は、自分で地道な作業によって、手に入れられます。

そして、それは無料です!

なりたい状態を手に入れるステップ

<STEP1>なりたい状態を決める

<STEP2>手で書きとめる

<STEP3>イメージを集め眺める(写真)

今までみてきた様に、たったこれだけです。

これに加えて、今日お伝えした「ワタシは○○な人」を自分に言い聞かせ続けて、自己イメージを変えてゆきます。

すごく簡単ですが、習慣になってないとなかなかやらないのが現状ではないでしょうか。

これを期に、ぜひ習慣化させませんか!?慣れるとやらずにはいられなくなりますよ(笑。

(前回の記事)
汚部屋は、なぜ形成されるのか?シンプルライフを目指すある主婦の話し
汚部屋を脱出、理想のシンプルライフを手に入れる方法(その1)

セミアが手に入れた妙なものは

とても面白いことが起こりましたので、シェアさせてください。

私が8年以上前に書いていた「暮らしたい家」のリストがあります。そこには、住みたい場所、敷地の大きさ、それから東西南北の向きなど、細かい希望が書かれていました。

そのリストの中には「敷地の中に小川が流れている家に住む」というようなことも書かれていました。

これは、京都に行ったときに観光したある日本庭園の小川をみて、憧れてしまい、自宅にも欲しくなってしまったので書いたものなんです。

でも、結局は昨年引っ越してきた新居には小川など流れていません。というか、そんな敷地はそうそうないですよね。でも、そこは重要な部分ではないので、書いた事をすっかり忘れていました。

先週、エクステリアの工事をしてくださっている職人さんから呼ばれたので外に出てみると、庭に大きくて深い穴があいているではありませんか。

「わっ、こりゃなんだ!?」って、私たちは大騒ぎ。

(((・・ )( ・・)))

調べてみると、これは山からおりてくる水の通り道だったんです。

昔、宅地したときにつくられたものみたいなのですが、上から土をかぶせてしまってあったので、誰も気づかなかったのでした。

工事で不要になったゴミも埋まってたりしましたが、まさか水路が埋まっていたとは(@@)。

それを聞いて私はピンときました!「うぁっ!小川じゃん」って。

自然に流れている小川というわけにはゆきませんが、綺麗な砂利を敷いて小さな橋を渡せば立派な庭の小川として、素敵なランドスケープになります。

職人さんたちは「こりゃ、どーすんべー」と、大きな穴の対処に困り果てていました。その横でルンルンしている私。

「実はね、8年前に「庭に小川がほしい」と書いてたんですよね!とお話ししたら、職人さんたちもみんなビックリしていました。

何よりも、私が一番ビックリしちゃいましたけれど、またしてもコツコツやってきたことが実になった体験でした。

小川が欲しいというのは極端ですが、片付けに関することや、「こんなシンプルライフをおくりたい」という望みを決めて、書いて、ビジョンを見て、コツコツやってゆきましょう!

私も、これからもどんどん書いちゃおうと思っていますよ。

 
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