私のファッションへの考え方は、50代を機に大きくかわりました。ほぼアウトソーシングで人任せです。今日は私の洋服選びについて書いてみたいと思います。
先日お食事会で初めてご一緒した20代の女性が、「おしゃれですよね〜!」と言ってくださいました。
私は褒めてくださったことに対してお礼を述べた後、「スタイリストさんに選んでもらっているのよ」と答えました。
すると、目をまん丸くしてすごーく驚いていたので、「私の年齢になってくるとね、ファッションや洋服のことよりも、もっともっと楽しいことがいっぱい見つかっちゃうのよ。だからファッション雑誌も見なくなるし、どの服を買ったらいいかわからなくなっちゃうの。だから人に任せてるの。」と補足説明をしてみたんです。
それでもまだビックリ眼でしたけれどね(笑。洋服を選ぶことに興味が薄れてくるということ自体が信じられないという感じでした。私も若い頃は洋服を買うのも好きだったから、そんなこと言うおばさんがいたらきっとビックリしていたと思います。
今の私は、仕事をしてるのが楽しい。植物がとにかく好き。写真を撮ることや文章を書くことも好き。ファッション雑誌を眺めている時間があったら、ガーデンデザインの勉強をしたり植物の育て方の本を読みたいと思うようになりました。
シンプルライフのために
「どの洋服を買ったらいいかわからなくなる」という現象が始まったのと、ミニマリスト的思考をしたいと思うようになったのが同時期だったことが、洋服のコーディネート作りをアウトソーシングするきっかけになりました。
自分で「あっ、これいいかも」と思ったファッションアイテムをその都度買っていると、効率的にコーディネートができないことが多くなってくるんですよね。
そして、あまり着ない洋服がクローゼットにどんどん増えてしまう。
シンプルな暮らしをしたいならば、洋服の量は最小限にしたいもの。だから、プロの人に選んでもらうことにしました。
コーディネートを考えて選んだ洋服オンリーだと、限りなく少なくできます。そして時短になります。
以前はクローゼットの中身の写真をブログに載せたこともありますが、今は洋服の量がとっても少ないので、公道を歩いてたら個人が特定されてしまう可能性が大デス。なので、持ってる服がバレてしまう画像はやめておきますね。スッカスカです(笑。
とても身近になった同行ショッピング
「私の洋服はスタイリストさんが選んでる」と話すと、「えぇぇ〜、セレブ〜!」と言う人がいます。それは、間違った認識。スタイリストという単語のイメージから誤解が生じてしまうのかもしれません。
実際には、100%選んでもらっているわけではなく、あらかじめ「こういう感じの格好がしたい」とか、「この色はあんまり好きじゃない」とか、「こういう形のが欲しい」などと、リクエストを出します。もちろん、「それはムリです」とか「ガンバってる感が出過ぎちゃいます」とか、はっきりアドバイスもくれますけれどね。
それから、予算も自分で決めます。
「1万円で揃えたい」という大学生がいたら、その予算内で素敵なコーディネートができるように探してくれるし、「ユニクロだけで揃えたい」などのブランドのリクエストがあれば、その店内で最高のコーデを選び出してくれます。
高いブランド服だけを扱うのがスタイリストさんの仕事ではないんですよね。
ファッションを知り尽くし、センスを磨き続けるプロの人は違います。いつもすごいなーと思って見ています。
トップの写真のカーキー色の袖なし秋物ブラウスは、彼女が選んでくれた超お気に入りのファッションアイテムです。私の大好きな襟の形のものを見つけてくださいました。
この襟の洋服は結構出回っていますが、私の体型に合うものはそうそう見つかりません。それからすぐ「この生地暑い」とか文句をいうものですから(笑)、素材や着心地の良さも吟味して選んでくださいます。
興味ないなら買わなきゃいい!?
ファッション雑誌も読まないし流行にも興味を示さない。ならば、洋服なんか買わなきゃいいじゃんという意見もあるかもしれません。
けれども私は自営業者。自分自身が店舗のようなものですから、「健康に見える似合う洋服」は必要。変な格好をしていたら、私を選んでくださったお客様に対して失礼です。
業種にもよりますが、私の知っている男性の自営業者の方々でもスタイリストさんがついて同行ショッピングをする人は多いです。
ただ、私としては仕事やステータスに関係なくプロの人に任せることはお勧めしたいです。コーディネートをプロに選んでもらうことのススメ、その理由は4つ!
・洋服の無駄遣いが激減する
・洋服の量がぐっと減らせる
・朝出かける前にサッとコーデが決まる
・おしゃれのカンが少し戻る
40代からの洋服えらびでオススメしたい、スタイリストにコーデを選んでもらう4つの理由です。
身近な若者に頼むのも一手
人に洋服のコーデを選んでもらうのがオススメなのは、特に「どれを買ったらいいかわからない」というお年頃になった中年期以降の方です。
プロの人に頼むことを躊躇してしまうという方は、周りにいる若い女性に同行ショッピングをお願いするのもいいかもしれません。
若ければいいというわけではなく、「ファッション雑誌を読んだり道ゆく人を観察して流行にもわりと敏感な女性」です。
娘さんとか姪っ子さんなど親類縁者とか、知り合いのお嬢さんとか。ただ、報酬は少額でも出すべきですね。謝礼が出るということなら、それだけ真剣にやってくれるはずです。
知り合いになったセンスのいい人に頼むのもいいかもしれません。洋服が大好きな女の子って、他人の洋服を選んであげるのも好きですよね。
人生は思うより短い。
短縮できるところは、どんどん時短していきたい。
興味がないことには手をつけない。
選び抜いたことだけをして生きていきたい。
そう思っています。
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