
今日は、みんな知ってるけど、多くの人がやっていない本質的でシンプルな風邪予防についてお話しさせてください。
今朝、ある方がいらしてちょっと立ち話しをしました。
咳き込んでいらしたのですが、また風邪をひいたとのこと。
そこで「加湿器をつけていますか?」と質問してみました。
「あ〜、使ってないんですよ〜」というお返事でした。
我が家とまったく同じ温どるの床暖房のある家に住んでいる方です。
だから、加湿器をつけてるかどうか聞いてみたのです。
「たぶん家の中の湿度は30%くらいだとおもう」と教えてくださいました。
それじゃ〜、風邪をしょっちゅうひいてもおかしくはありません。
(床暖房の説明はこちらの記事)
「光熱費がミニマルで暖かい暮らし、“温どる”のあるシンプルライフのすすめ」
暖房つけるなら、加湿マスト!
“温どる式”の床暖房をオンにするのはほんの少しの時間だけとはいえ、加湿器を使わないとどれだけ部屋の湿度が下がってしまうか知っています。
「湿度は常に50〜60%の間に保ってください。そうすれば、風邪をひきにくくなりますよ」と、風邪ひきさんにお伝えしました。
これは、厚生労働省の指導でもそう表記されていますし、実際に湿度による風邪ひき頻度の違いも体験してきました。
床暖房だけのことではなく、どんな暖房でも同じこと。空気中の水分量が減り湿度が下がります。
冬は各家庭で暖房器具をガンガンに使ってしまいます。
みなさまのお家では、湿度計をつかっていますか!?
これまで、湿度が高過ぎだとカビて体に悪影響があるというお話しを何度か書いてきました。
(いちばん詳しく書いた記事が消えてました)涙涙涙。
今回は、冬場に湿度が低過ぎることの弊害。つまり風邪をひきやすくなるコトについてです。
高すぎても、低すぎても、健康に影響がでてしまう
(湿度に関する記事)
「寝室にあるもので断捨離すべきもの、まさかアノ風水ラッキーアイテムが!」
「本の断捨離をしなきゃいけない、もう一つの驚きの理由とは!?スッキリ健康的なシンプルライフをおくるために」
冬に風邪をひくワケは?
風邪っぽい症状(インフルエンザや気管支炎も含む)の原因は、ウィルスの感染。
そのウィルスの多くは、18度以下の冬の低い温度でなおかつ「乾燥ぎみ」のときに活発になるそうです。
ただでさえ、冬場は空気中にウィルスが飛散している量が増えるんですね。
それに加え、風邪ひきさんのたった1回の「咳」で100、000個のウィルスが空気中にばらまかれるそうです!
それよりスゴいのが「くしゃみ」!たった1回で1000、000個のウィルスが飛散するのだそうです!
ちなみに、ウィルスは小さいのでマスクをしても行き来できてしてしまうそうです。横からも入れるし。
でも、マスクをすることによって、粘膜の湿度を保てますのでマスク装着のいみはありますね。
あとは、唾が飛ぶのは防げます。(><)
なぜ湿度が下がるとウィルスがいっぱいに?
空気中に飛び散った沢山のウィルスは、湿度が適度な状態(50〜60%)だと、すぐに地面に落ちるのだそうです。
だけど、湿度が低く40パーセント以下になると、ウイルスの水分が蒸発してしまう。
だからウィルスが軽くなってしまう!
水分が蒸発して軽くなったウィルスは、すぐに下に落ちずに30分間くらいは空気中を浮遊するのだそうです。
どうりで、冬場は風邪をひく人が増えるわけですね。。。
飛び散って空気中を漂っているウィルスたちを、私たちは鼻や口から吸ったりもするし、衣服についたまま帰宅して脱いだときにまた飛び散ってそれを吸い込んだりするのですね。
乾燥した冬場の空気中にはウィルスが浮遊
加湿器をオンにしただけで安心してはならない
空気中で元気に浮遊しているウィルスですが、湿度が低いということは人間の粘膜もからからに乾いちゃってるってことですよね。
そんなところに入ってきてしまったら、ウィルスが大活躍できてしまいます。
冬の室内は、加湿器はマストです。
注意しなくてはならないのは、加湿器をオンにしただけで安心してしまうこと。
マンションをはじめ、今の住宅では換気が自動的にされていることもおおいです。
そうすると、加湿をしつつそれが外に出ていってしまい、部屋の中の湿度が保たれなくなってしまいます。
じゃぁ、どうしたらいいの!?
加湿器をオンにしただけで安心してはいけない
常に変動する湿度をモニターする
たとえば、雨の日が続いたりすると室内の湿度も多少かわります。
部屋の中に洗濯物を干すと、それだけで湿度が上がります。
また、換気をどのくらいするかによっても湿度が変わってきます。
ですので、湿度計をちらっちらっと見ながら、部屋の湿度を常にチェックしてください。
本格的なものである必要はありません。湿度計を買ってください。
我が家で長年愛用している「タニタ デジタル温湿度計」は、最安値で700円代、高くても1000円ちょっとです。
一つじゃたりませんので、各部屋に置くことをおすすめします。
たとえミニマリストであっても〜!です。
風邪を引いたら、それこそ時間やエネルギーが浪費されつづけてしまいます。薬や病院代がかかってしまうし。非ミニマリストそのものになってしまいますね。
湿度50〜60%、セミア家の場合
各ご家庭の間取りや環境によって、だいぶ違うと思いますので、やはり湿度計は必須です。
我が家の場合ですと、2人用の住宅のため部屋のくぎりがほとんど無くて、おまけに吹き抜けもあります。
なので、一階で加湿器をオンにすると2階の湿度も上がってきます。
昨年までは、1階に中くらいの加湿器、2階に小さめの加湿器、と2台つかっていました。
1階にだけ床暖房があるのも原因で、中くらいの加湿器では湿度%が充分に上がってこなかったのです。
そこで、今年からパナソニックの大容量の加湿器を1階だけにおくようにしてみました(上の写真)。
これを使いはじめてから、1階は50%くらい、2階は54%くらいに保たれるようになりました。
満足しています。
中くらいの加湿器はピッケの職場で使うことになり、2階にあった小さいものは音が大きく加湿されない代物だったため、断捨離しました。
最後のまとめメッセージ
湿度が50%以上になると、ウイルスの生存率は約3%しかなくなります!!
お家の中を、湿度50〜60%に保ちたいものです。
加湿器をオンにしたただけでは、本当に50〜60%の湿度に保たれているかどうかはわかりません。
ご家族の健康維持のために、必ず湿度計を各部屋に置いた方がベターですね。。
〜美と健康のために!〜
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