
ひさしぶりの“色” シリーズ!!
今日は、『赤い色』のことについて、その作用や効果などお話しさせてください。
赤い色は、アドレナリンが分泌されるカラー。
これは、見た目のイメージだけではなく学術的な研究により発見されたことなんです。
被験者にまったく知らせないで、背中に赤い色を貼付ける。
その上で、ホルモンの分泌を計測する実験を行ったところ、アドレナリンが分泌されたのです。
このような生理学的な作用は「トーナス」「シナジー」と呼ばれています。
トーナスは、光や色によって筋肉が緊張したり弛緩したりを繰り返す作用のことを言います。
シナジーは、生体がもつ19の元素が常に振動していてその振動が光や色の波長に呼応する作用のこと。
(関連記事)
「黒い洋服ばっかり着ている人はいますか!?ミニマリスト的には何色の服を着るのがいいのか!?」
私と赤い洋服
子供の頃は、赤は激し過ぎるような感覚があって、あまり好きではなかったです。
母親が私に赤い服を着せたがり、買ってきていましたがぜんぜん着ませんでしたね〜。いっつも水色と紺色ばっかり着たがった幼少時代でした。
けれども大人になって、特に30代〜40代にかけて好んだ色の一つで、赤の洋服をときどき着ていました。
今は.....
時々は着たいなと思う日もあるけれど、年齢的なものなのか、顔うつりがわるくなってきたように感じています。だから、あまり着ていません。
カラー分析で見てもらったときには、確かに赤は似合う色No.2ではあったのですが。。。
(関連記事)
「無駄な洋服を買わなくなる、断捨離しやすい、ミニマリスト必須のカラー分析」
赤の特徴&イメージ
『赤』に対する、古来からあるシンボル的な特徴は。。。
*情熱
*温かさ
*陽気
*派手
*パワー
*開拓
*結婚
*新しい人生
日本では、おそらく......
◎おめでたい
◎赤組白組
◎血潮
◎火
といったイメージがあるでしょうか。
(海外では火は赤というわけではない)
(関連記事)
「白い部屋、白い洋服、白い物…白ばっかりの暮らしをしてる人はいますか?色のちからとシンプルライフ」
赤の効果とは!?
・能動的
・磁気的
・温かい
といった雰囲気があるところから、『赤』は以下のような効果があることがわかっています。
■スタミナと力
■血流を促す
■温める
実際に、赤を背中にあて体温を計れば、わずかですが上がるそうです。
赤を食べたい!?ならば、イチゴがいい!?
エッセンシャルオイル(精油)からとりたい場合は、「ブラックペッパー」や「シナモン」が、赤い波動を持っています。
(関連記事)
「シンプルライフを彩るカラーの魔法、調和がとれたセラピュティックな色合いの選び方」
赤いパンツを履く人々
今の60代以上の方達の間で、赤いパンツ(下着)が大流行したときがありました。
どこかの健康雑誌で「赤い色の効果」について取り上げ、赤の下着をすすめていたことから、火がついた。
これに続き、赤いパンツがお年寄りの原宿といわれる『巣鴨』でいっぱい売られてたそうです。
その後は60代以降の方々だけでなく、いろいろな年代の方が赤パンの効果を利用している様です。
諸外国ではまず無い現象ですから、非常に面白いです。
おそらくこんなにブームになったのは、日本人は繊細なので色の効果が実感できるからではないかしら?と、思ったりしました。
高齢者は健康のために赤パンを履く。
若い世代の人達はどういう時にはくのか?というと、勝負時とかパワーを出したいときに着用するのだそうです。
自らに気合いを入れるためなんですね〜!
上記の赤い色の効果リストを見ると、たしかに理にかなっていますね。
(関連記事)
「ミニマリスト必見!あなたの嫌いな色が、力になってくれるかもしれない!?」
色の持つ性質は、二局面がある
他の色シリーズ、「黒」とか「白」の記事のときは「何事もtoo muchはよくないよね」というお話しをしました。
というのも、世の中には「黒ばっかり着る人」が必ず存在しているし、「白ばっかりの家で白い服ばかり着る人」もけっこういらっしゃるからです。
でも、今日は「赤い色」のお話し。
赤い色をtoo muchに身につけていたり、お部屋の中が赤だらけという話しは、ほとんど耳にしないですよね。
「赤」は、ポイントカラーで使うことが多いからでしょうか。
よく、真っ白とか真っ黒なお部屋に、ソファーだけが真っ赤〜という素敵なインテリアも見かけますね。
お部屋の設えにしろ、お洋服やファッションにしろ、赤の否定的な面と、肯定的な面を知っていてバランスよくポイントづかいができると、素敵に利用できるのかもしれません。
◎【肯定的性質】
・やる気が高い
・外交的・活動的
・身体運動
・セクシュアル
▽【否定的性質】
・イライラ
・怒り
・攻撃
・恥じる
(関連記事)
「犯罪者を再生させる程のピンク色のパワー!どの部屋につかうべき?ピンクが心と体にもたらしてくれる効果とは!?」
お家の中に赤を使う場合
『赤』は、ポイントカラーとして使うと、良さを引き立てた形でうまく装飾できるのではないでしょうか!?
赤いソファー、白いソファーに赤のクッション、絨毯だけ赤い、などなどです。
ただ、トーンが違えば派手さも緩和されますので一概には言えませんが。。。
赤を使うとよいエリアは
小さなエリア・ホール(廊下)
キッチン、子供の遊ぶ部屋
ダンススタジオ・運動・公民館
受付
赤は部屋を広く見せる効果があるので、狭い場所の壁に使うと狭さ感が軽減されます。
また、ダンススタジオのように、元気が出て活力的に行動したいエリアでは赤がサポートします。
赤は避けるべきエリアは
ワークショップ会場
病院の待合室
勉強部屋
ヒーリングルーム
なんといっても、赤い色は興奮物質であるアドレナリンを分泌させるわけですから、落ち着いて勉強したりする場所には向いていません。
また、元気が出てしまう赤ですから、リラックスしたいマッサージルームやエステの壁の色にもあわないですね。
赤のおはなし
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
以上、赤のお話でした。
赤は日の丸の色。
実は、赤は黄色人種とくに日本人には似合う女性が多いのだそうです。
時々は、赤を着て元気を充電するのもいいですねっ。
ブログランキングに参加中!下のボタンをクリックしていだけたら嬉しいです。
応援クリックいつもありがとうございます!ブログ更新の励みになっています♪