
今日は、本を断捨離した方が良い理由の一つ、アレルギー対策についてお話しさせてください。
「やっぱり、断捨離とかしなきゃダメかしら?」と、ブログを見てくれた友人がつぶやきました。
もちろん、ダメじゃないです。
断捨離は、モノを整理したり片付けたりするためだけでなく、健康維持のためにするという目的もあります。
なので、やるかやらないかは、本人が「人生において何を大切にしたいか?何を排除したいか?」の価値観によって決断されるものではないでしょうか。
でも、お子様のお部屋の場合はアレルギーに関わることなので、マストで対応してあげてください。
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なぜ本を断捨離せねばならぬのか!?
本の断捨離は、「いつかは勉強しようと思ってた」とか、「いつかは読みたい」などの自分軸からはずれた思い込み「いつかは病」を明らかにしてくれるもの。
「いつかは」はこないものだとはっきり分かり、かなりショックです。
けれどもそういったことを乗り越え、自分にとって本当に大切な本だけが並んだ本棚は、前を通るだけで楽しい気分になったりします。
本の断捨離が終わった後のスッキリ感は格別です。
でも、その他にも本の断捨離には、大きなベネフィットがあります。
それは、アレルギー対策!!!
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目を凝らして見ないと見えない虫たちの住処
生息場所によって、違う虫が存在します。
(1)ホコリに住むダニ
扉がついていない本棚の場合は、特に一番下の段にかなりホコリがたまったりします。
ホコリには小さなダニが住んでいます。
ホコリの塊の中には、虫眼鏡でじーっと見ていると肉眼で見えるダニもいます。
でも死骸やタマゴだったりしたら、動いてないので虫眼鏡で見てもわかりにくいですよね。
ホコリは無いに越した事はありません。
何年も本を動かさずにおいておくと、本の下の方とか本のあっち側の方にホコリが沢山たまっているかもしれません。
(2)古い本の間から出て来る赤い虫
また、古い本や新聞紙などを開くと、ちっちゃな赤い虫が目線を横切ったりしないですか!?
これは、チャタテムシという名前のようです。
刺されたりすることはないし、布団につくわけでもないので、特に人間には害を及ぼさないと考えられてきました。
また、特に梅雨期や初夏に発生することが多いので、自然にいなくなる虫というふうに見られている様です。
ところが!(・_・ )))))((((( ・_・)
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少なきゃ無害だけど、多すぎる場合はとても有害
無害である虫だと認識されていましたが、近年、ある研究家がこの赤い小さな虫が、人間のアレルギーと関係していることを発見しました。
人の寝室に、何匹くらいのチャタテムシが存在しているか!?を機械で計測しているところを見たことがあります。
ものすごく大量にいたお宅がありました。
どんなお家だと思いますか!?
■寝室のクローゼット内に段ボール箱が重なって保管されていた寝室
■PC周りに紙が重なりあって散乱していた寝室
■大量の本に囲まれていた寝室
そのおびただしい虫の数に驚きました。
(゚ρ゚≡゚ρ゚)
本の合間にも住んでいますけれど、段ボールの厚み(断面図)を見ると波打ったようになっていますが、その波の間に好んで住む様です。
この小さな虫が大量に部屋の中にいても、本を開いたり段ボールの厚みの中をチェックしないことには、存在にまったく気づくことはないでしょう。
だから、やっかいなんです、と研究者が言っていました。
アレルギーの原因になる可能性があるならば、駆除しなくてはなりません。
どうしたらいいのでしょうか!?
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どうしたらちっちゃな本虫を退治できる?
アレルギーの元となりかねない虫を駆除するには、どうしたらいいのでしょうか!?
基本的には、カビ対策やG対策と同じになります。
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①本や紙モノを断捨離する。
②選び抜いた本のホコリをおとす。
③段ボールをとって置くことをやめる。
④湿気のコントロールをし乾燥させる。
これが本を断捨離する4つの理由です。
①本を断捨離する
本を一つ一つ手にとって、「好きだな〜、今後の人生も共に生きてゆきたいな〜」と思ったら、残す本!
それ以外の本、何にも感じなかった本はお役目が終わったもしくはお役目など最初から無かった本!
中身は読まずにチェックしてみてください。
『虫が何万匹も育つ場にするには、できる限り多くの本を保管することである』そう念頭に置いて、自分のお尻をたたきつつ!?
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②選び抜いた本のホコリを綺麗にはたきおとす
フィルター式の掃除機でちっちゃな虫や死骸をを吸うときは、注意してください。
フィルター式でない場合は大丈夫な場合もあるかもしれませんが、フィルター目地より小さ過ぎる場合、吸った先から空中散布!?ってことになったら大変。
濡れぞうきんやガムテープも駆使してホコリを除去したいところです。
③段ボールをとっておくことをやめる
段ボールを「何かあった時のため」に、とっておくという方が時々いらっしゃいます。
段ボールは、一枚せいぜい50円〜300円くらい。
数百円をセーブするために、健康を害してどうなる!?という考え方もあります。
いざ、段ボールを使うときになったら、その都度買うのが得策かもしれません。
段ボールの材質は、本などの紙よりも湿気を吸いやすいので、虫にとっては絶好の住処になりますしね。
ちなみに、段ボール箱いっぱいにつまってる本をそのまま何年も放置しておくことも、段ボールだけをとっておくことと変わらないです。
何年も使っていないのならば、何年間も箱を開けてもいないのならば、そのまま全捨てでいいのかもしれない!?
④湿気のコントロールをし乾燥させる
カビ対策や湿気対策をする際に、必ず必要になってくるのが湿度計です。
1000円しないものも売っていますので、ぜひお買い求めください。
精密なものでなくても、普段との違いがわかれば大丈夫です。(タニタ デジタル温湿度計)
湿度がかなり上がってるなと思っても、どのくらい高いのかは、やはり計器を見ないとわかりません。
適度な数値は、だいたい湿度50〜60くらい。
家の中のどの部屋もこの数値に保つようにします。
「この部屋は虫が湧いてもいいけど、この部屋はダメ」とかいうのは通用しないですからね。
湿度が高い季節には、除湿器をオン!!
我が家ではP社のものを使っています(Panasonic ハイブリッド方式除湿乾燥)。
大切な補足
ステップ①で「本を断捨離する」と書きましたが、そもそも寝室(寝る部屋)に紙モノがわんさかという環境は、いろんな意味でよくないですよね。
本棚を寝室以外に移動できるなら、それに越した事はありません。
また、梅雨期などに大量にちっちゃい虫が発生して、あせってバ◉サンを炊いたりする方もいらっしゃる様です。
一時的には一件落着することでしょう。
ただ、バルサンを炊くことでは根本的な解決法にはならないでしょうね。害虫を食べてくれるクモまで殺してしまうことになり、害虫が増えてしまいかねません。
とにかく、虫が住めない環境創りが最も大切です!
その為には、ひたすら乾燥させることです。
湿度計を計りつつ、家の中の空気をまわす、クローゼットや押し入れの中にも空気を通すことが重要です。
扇風機やサーキュレーターを当てているだけでも効果あり。
エアコンの除湿機能よりも乾いたりします。
なんだか、あまり美しい話しでなくてすみません。
アレルギーを予防し「健康な快適生活」のためにも、本や紙モノやダンボール箱はスッキリ断捨離しましょう!
スッキリと本のミニマイズをして、風通しがよい気持ちイイ健康的な空間を創りたいですね♪♪♪
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