「似合う色が着たいですか?」それとも「オシャレな人になりたいですか?」という問いかけをされたら、どう答えますか!?
本日は、おとといアップした「中年からパーソナルカラー診断どおりにゆかなくなる云々」の12/22の記事について、補足させてください。
補足したい事は、そもそもの基本的なことについての確認です。
①「おしゃれに見せる」ことがメインテーマ。(カラーが合っていても見た目が野暮ったくなることがある)
②そもそもパーソナルカラー診断の結果が間違っていることがある。(ここは大前提)
③22日の記事は肌・髪・瞳がくすんでいる人のことを書いている。(若い人や50代以降でも肌ツヤツヤ髪が黒々の人には当てはまらない)
(過去記事)
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①似合う色でもオシャレに見えないことが
「似合う色で肌色を綺麗に見せたいですか?」それとも「オシャレな人という印象に近づきたいですか?」。
健康的に見えることが最も重要な人もいますし、洗練された人に見られたい人もいるでしょうから、みなさまからの回答は50/50になるでしょうか!?
人々の好みは別として、ほとんどのベテランのスタイリストさんが口を揃えて言うことがあります。
それは、「カラー分析のパレットの中の色にこだわり過ぎると、オシャレにはなれないですよ」ということ。
ベテランのスタイリストさんというのは、スタイリストとしての経歴が長い人のことです。(パーソナルカラー診断の資格保持者という意味ではありません)
このことは「歳をとってくすんできたから」というお話しだけにとどまらず、どの年代のヒトにでも、誰にでも当てはまる法則。
「流行の雰囲気やカラーは、少しづつ変わってゆくもの」ですし、あまりにカラーパレットこだわり過ぎると、なんとなく野暮ったい感じのファッションになるのが避けられなくなってしまうのだそうです。
必ずしも流行を追う必要はないのだけど、「なんとな〜く今年はこんな流れ!?」みたいなところはおさえておきたい部分です。そこを抑えずにかたくなになっていると野暮ったくなってしまうというのは自分自身の経験からも、何となくわかるような気がします。
だから、パーソナルカラー診断のパレットは頭の片隅に置きつつも「それのみ!」というふうに限定せずに、枠から飛び出してクリエーティブに考えてゆかなくてはならないのですね。
この失敗をし続けていたのがワタシです。なぜ近年「着るものがない!」となっていたのかが、よくわかりました。
長年の間、パーソナルカラー診断のパレットの中「のみ」で洋服を買っていたため、クローゼットの中の洋服の組み合わせが、どんどんしにくくなっていったのです。
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例をあげてみます
この↓写真は、サマーのカラーパレットです。黒の矢印がついているのは、特に似合う色になります。
例えば、私が「一番似合う」とされていたクールカラー系の「淡いピンク」色。
確かに、今でも顔のそばに淡いピンク色をあてると、お顔の血色がパッと明るくなります。今でもベストカラーなのでしょう。
ところが、洋服として淡いピンクを着ると、この50代の姿です。違和感満載になってしまうんです(涙。
淡いピンクのブラウスを着るとめっちゃおデブのぶりっ子オバさん風になります。淡いピンクのセーターを着ると、クマのぬいぐるみみたいにカワイイわよ(笑。
洋服というものは、全身でどう見えるか!?ですよね。
顔色が良く見えたとしても、全身を見たときに野暮ったさが漂ってしまうと、どうでしょう!?
一番よいのは、淡いピンクの入ったスカーフを顔周りに持ってくることでしょうか。顔が明るくなりますし。
でも、淡いピンク色が入ったスカーフに合う洋服は持っていないし、コーディネート的に考えてもベストなものを探すのが困難です。
私が大好きな「そら色」でも、同じ様なことが起こってしまいます。40代前半まではなかったことです。
ということで、、、
22日の記事では「色」だけに特化したことではなくて、「色」によって全体的なバランスに違和感がでてくるということも含まれています。
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②そもそもの診断が間違っているかも?
22日の記事にコメントをしてくださった方が「受けたカラー診断自体が誤診だったのでは?」というご意見をくださいました。
確かに、その線も考えるべきですね。でもそのことは書いてなかったのでご指摘がありがたかったです(けいこさんに感謝♪)。
「色」というものはこの世に存在していません。
私たちが「色」と認識しているのは光の見え方ですよね。
この微細な感覚が見れない人がいたっておかしくはありません。
机上の勉強をしてパーソナルカラー診断士の資格を取得できたからといって、ちゃんとこの微細な感覚をつかめない人だっているわけです。
でも利用者としてはどの人がちゃんと見れる人なのか?がわかりません。
そんなわけで、ときどき「カラー分析してもらったよ」と言ってる人の中で「え?それ違ってない?」と思える人もいます。
私が感じたことを話すと、本人も「私もそう思う(間違ってるような気がする)」と言います。
そんな時は、別の人に見てもらうことをおすすめしています。後日、改めて診断してもらったらやっぱり結果が違っていた!ということが発覚するのです。
エイジング女子ならピンとくる
ただ、私の場合はパーソナルカラーの利用歴が25年ほどあり、見ていただいた方もカラー分析をする人の指導者であったり、イギリス人のスタイリストであったり、これまで数名の人に見てもらっています。結果はみな同じ。なので誤診という可能性は極めて少ないと思われます。
これから受けようとお考えの方は、診断してもらう相手を吟味して選んだ方が良いですね。誰かに紹介してもらうのが一番かもしれません。
22日の記事は、この部分(診断があってる間違ってる)は抑えた上でのお話しでした。
とはいえ。。。
実際に40代後半になってないと(くすんでないと)ピンとこない話しかもしれません。
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③肌・髪・瞳がくすんでいる人のことです
22日の記事を読んだ何人かのエイジング女性達から、「あ〜!そういうことだったんですね!」「腑に落ちました!」というコメントが届いています。
とはいえ、40代後半以降の方の中には、「私は、パーソナルカラー診断のパレットの中から洋服を選んでいるけど、まったく問題なくコーディネートできてるわ」という方々もいらっしゃるのではないでしょうか!?
そう思った方は、おそらくお肌などのくすみ問題がほとんど無い方なのではないかと思います。
50代になっても、白髪がほとんどないので髪染めをした事がないという女性も何人か知っています。そして、毛量もさほど少なくなっていないので黒々としている。
そのような方は、もしかしたら22日の記事を読んでもピンとこないかもしれません。要するに、若い人と同じようにしていても大丈夫なうらやましい方々ですね。50代になってもお肌や髪にトラブルが無い瞳が黒々とした女性にとっては、「?」だったかもしれません。ちゃんと明記しておけばよかったです、事後報告でごめんなさい!
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考え方のヒント
「で、パーソナルカラー診断っていいの?わるいの?」という疑問が頭に浮かんできた方もいらっしゃるかもしれません。
これは、現代人がはまっている罠。
「白」か「黒」か、どちらか一方に決めてもらわないと困るという心理状態です。主に日本やアメリカの人達が陥っている心が重くなる考え癖。
世の中には「グレー色」も存在します。白と黒が30%対70&かもしれないし。10対90かもしれない。
幸せに、賢く生きてゆくためには「白かもしれないし黒かもしれないよね」という受けとめかたをしてゆくことが大事だと思うのです。
その方が、IQも上がりますしねっ。
パーソナルカラー診断の知識は非常に役立ちます。洋服の選び方だけにとどまらず部屋の設えにも役立つし!診断を受けることはおすすめです!
カラーパレットを使うときには、パレットだけに執着しないで、「グレーの領域だってあるよね」と、全体的なバランスを見つつ柔軟にファッションを考えていったら、もっと楽しくもっとオシャレになれそうです♡
エイジング女子の年齢にとどく前からこのことを習慣づけていたら、私のように「着るものがない!買うものがない!」なーんてことにはならないのでは!?と思っています。
「補足」だから、短い記事のつもりだったのにまた長くなっちゃいました!(^^;;;
今日はクリスマスイブですね。パーティーやデートがある方、どんなファッションでお出かけされるのかしら!?
楽しんできてくださいね♪
私もまだまだ他の方を見習いながら勉強中です〜!
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