こんにちは!(⌒‐⌒)自分にとって必要なことを一瞬で見極める心豊かなミニマリストをめざす、セミアです。
ガーデニングの師匠が奥様と一緒に開いてくれたランチ会で、生まれてはじめてスコットランドの伝統食をいただいてきました!
どんなお食事だったか、シェアーしちゃいます(レシピはごく簡単に聞いてきました)。日本との共通点、スコットランドの年末の風習について最後に書き添えますね。
師匠はスコットランドのエジンバラ出身。エジンバラは街全体がユネスコの世界遺産に認定されている美しい石畳の街だそうです。
師匠は建築家からガーデナーに転身した植物をこよなく愛する男性です。奥様と2人のお子様と一緒に自然がいっぱいの中でシンプルライフを送っています。
今日のクリスマス特別メニューは、師匠のスコットランドのお母様のレシピを再現させたもの。
クリスマスの特別メニューとはいえ、気取った感じではなくてお母さんの味。素朴なお袋の味で美味しかったです!!
上↑の画像↑の中にある筒状のサンタですが、これは両端から2人で引っ張り合いをして、中身を出すというパーティーグッズ。
中からは小さなプレゼントと、紙でできた「金色の王冠」が出てきました。ゲストはみな、スコットランドでは、黄金の紙の王冠をかぶりながらクリスマスのお食事をいただく風習があるのだそうです。もちろん、私たちも今回は黄金の冠をかぶりながらお食事をいただきました。
(過去記事)
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一品目は、【サーモンのブルスケッタ】
薄切りのパンにぬってある白いものは、サワークリームとホイップクリームをペースト状に練ったものにディルのみじん切りを混ぜたもの。
その上に、スモークサーモンをのせみじん切りの玉ねぎ、キュウリ、パプリカ、そしてディルの葉をのせていただきます。
しばらく故郷に里帰りしていないという師匠は「これは母さんの味を思い出すなぁ!」と、嬉しそうに食べていました。
このスモークサーモン自体もいちから手作りなんです。臭みがまったくなくてコクがあり非常に美味でした。
(過去記事)
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二品目はスープ、【スコッチ・ブロス】
Scotch Broth(スコッチ・ブロス)とは、スコットランド風スープストックというニュアンスになりますね。
美味し過ぎてどんどん食べちゃって、こんなに減ってから写真を撮ってなかったこと思い出しました(汗。
このスープの特徴は、煮込まれたラム肉が入っているところ。でもラムの臭みはまったく気にならなかったです。
それから、大麦が入っていますので、トロリとした触感になっています。
野菜は他に、ジャガイモとニンジンの細かく切ったものが入っています。
特徴的なハーブやスパイスが入っているようなことは無かったです。材料を入れてコトコト煮込んだ母さんの味。美味しかった〜。
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メインディッシュは、【ビーフ・ウィリントン】
これはパイに包まれた牛肉。ローズマリーの香りが漂ってきます。
周りには芽キャベツと小さいジャガイモに、ベーコン&クルミが和えてあります。この組み合わせはすごく美味しかったです!すぐ真似できちゃいそうですね!?
この牛肉のかたまりを一人分ずつに切り分けたものが、下の写真↓です。
なんと、パイ生地だけではなく、その下にはいろいろなものが肉に巻かれていたんです!!
パイ生地 → 生ハム → マッシュルーム・ペースト、この順番で肉が巻かれていました。
マッシュルームのみじん切りはソテーしてからみじん切りにしているのかな!?ペースト状ではなかったです。
お肉にかけるソースは、グレービーソースのような焦げ茶色のものでした。(少し赤ワインが入っていたかも!?)
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デザートは、【クリスマス・プディング】
この直径2〜30cmほどある大きなクリスマス・プリンは、家族でクリスマスディナーを食べる3週間ほど前から作っておくのがスコットランドの伝統のようです。
3週間、発酵&熟成させるために前々から仕込んでおくのだそうです。
そして、熟成させるために寝かせている間は、ときどきスコッチウィスキーをかけるのです。
スコッチが好きなご家庭では、ものすごく沢山のスコッチをかけるということでした。(今回はノンアルコールなプディング)
オレンジピール、レーズン、リンゴ、などのドライフルーツが数種類。オールスパイスやシナモンも。あとはナッツ類、その他いろいろなものが入っている甘ーいスィーツ。イギリスでもよく食べられていますね。
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メインのデザートプレートに盛りつけて
黒っぽいスライスがスコッチ・プディングです。ショートブレッドとイチゴを添えて。アイスクリームはスコッチ風味!美味しかったです。
今回は昼間の会だったから、スコッチ無しのプディング。だから代わりに、アイスに風味付けとしてスコッチを入れたのだそうです。
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最後のお茶まで、クリスマスバージョン
紅茶もクリスマスバージョンのものをいただきました。シナモンスティックが添えられているスパイシーなお茶でした。
2杯目はオレンジとジンジャー風味の紅茶。どちらもよかったです♪
スコットランドでよく食べられている「ショートブレッド」(左のクッキーのような焼き菓子)。右側の丸いお菓子はミンスドパイ。
中に甘いドライフルーツが入っています。
クリスマスからニューイヤーにかけての行事
スコットランドでは、クリスマスが終わると必ず行う風習がある、と聞きました。
それは、新年を迎える前に『家をきれいにする』という風習です。
お家を汚いまま年を越すのは『バット・ラック(BAD LUCK)』である、という言い伝えがあり、年末はみな家を綺麗に掃除するのだそうです。
日本と同じ考えなのですね!!
ちなみに、クリスマスツリーを片付けるタイミングも決まっているのだそうです。ツリーやクリスマスの飾りを片付ける日は、クリスマスから数えて12日後。
この日にクリスマスのモノを片付けて、そのあと「クルーティー・プディング(CLOOTIE PUDDING)」というスィーツを食べる風習があるそうです。
スコットランドには「ケルト思想」というものがありますが、これは自然を敬う思想。
新年には火を使ったイベントなどが行われるのですが、それは「火」(すなわち自然)を敬う儀式なのだそうです。
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