
今日は、50歳を過ぎたら、なぜ炭水化物を減らした方がよいのか?について、考えてゆきたいと思います。
そして、最後にセミア家の炭水化物抜きごはんを一品ご紹介しますね♪
週末は、やや平均年齢高し!のガーデンパーティーに出席しました。
新鮮な野菜や果物、そして炭で本格的に焼かれたバーベキュー!美味しい物に舌鼓していると、シメの “焼きそば” や ”おにぎり” が出てきました。
すると「炭水化物食べるとさ〜、疲れちゃうからあんまり食べられないんだよね」と、誰かが言ったら、その場に居合わせた何人かが「私も!」」俺も!」と言い始めたのです。
人間には元々、100歳くらいまで健康に暮らせる遺伝子が備わっていると言われています。その遺伝子が有効に活用できていないとしたら、それは、私たちが自分たちの『身体』の扱い方を間違っているからではないでしょうか!?
正しい知識をもとに、年齢にあった食べ方をしてゆきたい。まず健康であることが、豊かなシンプルライフの基本となることは、間違えありません。
三大栄養素のひとつを減らすとはなにごとだ
「糖質」・「脂肪」・「タンパク質」は、身体の構成要素となる3大栄養素。生命の維持に必要なエネルギーをつくっています。
この中の「糖質」は、甘いものだけではなく、炭水化物を分解することで体内でつくられています。
疲れた時に甘いものを食べるとすぐに元気になれるのは、糖分を分解する化学反応によって、エネルギーを作り出す『解糖系のエネルギー』が働くからです。
骨髄細胞、皮膚、精子、筋肉など、分裂のさかんな細胞は、解糖系のエネルギーによって活動しています。
炭水化物ダイエットをすると、全体のエネルギー量が減ることになり、活力が保ちづらくなってしまいますので、炭水化物は必要なのですね。
「40代までは..」.(;´Д`)
エネルギーのつくりかたが変化してくる
私たちが生きていられるのは、食べ物や酵素を体に取り込み、体内でエネルギーを作っているから。
このエネルギーを生成するのは、エンジン。2種類のエンジンがあります。
それが、『解糖エンジン』と『ミトコンドリアエンジン』の二つ。
これらは同時に働きますが、どちらかがメインで別の方がサブとして働きます。
【40代まで】=>『解糖系』がメインで、『ミトコンドリア系』がサブとして働く。
【50代から】=>『ミトコンドリア系』がメインで、『解糖系』がサブとして働く。
うぁっ!この違いが、50代からは食生活を変えなくてはならない理由だったのでしょうか!
2つのエンジンを比較してわかった事実は
2つを比較してみましょう。
解糖系 | ミトコンドリア系 | |
場所 | 細胞質 | ミトコンドリア |
体温 | 32〜36度で活発に動く | 37度以上で活発に動く |
紫外線・放射線 | 必要なし | 適度に浴びると活発に |
供給される細胞 | 白筋細胞、生死、皮膚細胞、 粘膜上皮細胞、骨髄細胞、など |
赤筋細胞、脳神経細胞、卵子、 心筋細胞、肝細胞、など |
【解糖系エンジン】=>
炭水化物を燃料としてエネルギーをつくりだす。
瞬発力のある動きをうながす。
【ミトコンドリア系エンジン】=>
酸素を燃料としてエネルギーをつくりだす。
長時間継続して膨大なエネルギー生成をできる持続力がある。
50代からは「酸素」をいっぱい取り込まねば!
50歳以上の人は、体が『ミトコンドリア系』がメインで働いており、『解糖系』がサブになっていることが、上記からわかりました。
ミトコンドリアは、酸素を吸ってエネルギーを生成することがおしごと。
*体を冷やさないようにして、体温を高く保つ。
*酸素をたくさん吸い込むようなエクササイズをする。
これらが、健康維持に欠かせなくなるのが50代以降の年代の人々なのです。糖質はもはや燃料にならないのです。だから、炭水化物を減らすのですね。
もう元には戻れないことを知るべし
一般的な常識では、「食べたもの」によって、体温が保たれたり、体を動かすためのエネルギーがうまれる、と思われています。
これは、若い世代の人のこと。
すなわち糖質が必要な『解糖系エネルギー』がメインになっている年代の人たちには真実です。
でも、50代以降の人がエネルギーをつくるために必要なのは『酸素』!
食事から、沢山の糖質は必要としていない体になってくるのです。
それどころか、「糖質」を必要以上にとっていると、マズいことが起こります。
若い人みたいに『解糖系エンジン』が活発に動きだしてしまうんです!
50代になって、『ミトコンドリア系エンジン』が優位に切り替わったのに、再び『解糖系』がガンガンに活性化してしまうと、『ミトコンドリア系』がうまく働けなくなってしまうのだそうです!
そうすると、何が悪いのか!?(衝撃の事実が...)
50歳すぎてもいっぱい糖質とってたらヤバい
ミトコンドリアがはたらく原料は『酸素』。多くの酸素を取り込んでいます。
ところが、50歳過ぎても糖質が多いと『解糖系』が働いてしまいますから、ミトコンドリアのお仕事を妨害してしまうことになるのです!
妨害するだけでなく、ミトコンドリアが取り込んだいっぱいの酸素が、体に悪い『活性酸素』に変わってしまうのだそうです!
活性酸素は、酸化力が強くさまざまな細胞分裂を酸化させてしまう、悪いやつ。老化やがんにつながるもの。
このようなことが無いように、50代以降の人は『ミトコンドリア系エンジン』を活性化させてあげるような、生活態度をしてゆかなくてはなりません。
一番簡単なのは、炭水化物を控えることですね。
炭水化物無しメニューのひとつ
我が家でも、だいぶ前から炭水化物はあまりとらないです。食べると疲れるから。
とはいっても、おかずだけだと味が濃すぎる場合もあるし、何かご飯のかわりになるようなものを添えることが多いですね。
ライスやパンの「代わりになる食べ物」はいろいろありますので、追々ご紹介したいと思っています。
こちら↓の一皿は、「もやし」がご飯の代わりになったような?もの。
【材料】
・もやし
・納豆
・チーズ
・ネギ
・オイスターソース
①ネギは小口切り、納豆はひきわりにしておく。
②チーズもざっくり切っておく
③もやしを炒める
④納豆とチーズを入れる
⑤チーズがほぼ溶けてきたらオイスターソースを入れる
⑥お皿に盛ってネギをちらす
まとめ for 50's
*炭水化物を控え糖質をとらない。
*酸素をたくさん吸い込むエクササイズをする。
*1日1回は湯船につかり体を暖める。(体温を上げる)