
ライフスタイルの中心に “シンプリシティー” を掲げたいセミアです。
ある出来事がきっかけになり、この度「老け手肌」を改善させるプロジェクトを始めることにしました!
私の手は、小学生の頃から「老け手」なんです。理由は しもやけ がひどかったから。
冬の間は、あかぎれたり腫れ上がったり。春になったら、しもやけは治るけど、子供なのに手の皮がしぼんでシワシワのおばあさんみたいになっていたのです。
おまけに、爪はいつもツンツルテンに短く切っておきたいタイプ。
指輪やブレスレットや腕時計を装着している事が苦手です。
そんなわけで、私の手は、お洒落した事がありません。
例えば、可愛い付け爪をしたり、指輪をつけたりしたら、余計に「老け手」が目立ってしまいますので、大人になってからも引き続きネイルサロンに定期的に通うような習慣はなかったです。
そんな私に先週、「手のおしゃれや身だしなみをせずにこれまで生きてきたんだな...」と、改めて実感させられる出来事が起こりました。
ショック!20歳は老けて見える手肌
先日、ガーデンレストランのテラスでお茶をいただいているとき、ふと自分の手に目が止まりました。
サンサンと降り注ぐ太陽の下で、まざまざと自分の手肌を眺めたことなどなかった私。
室内で見ていた時は感じていなかったのですが、太陽光の下で見ると手肌がくすんで細かーいシワがいっぱい!
それに加えて血管が目立つようになっている。
さすがに、小学生の頃から老け手肌だった私でも、ショックでした。実年齢より20歳は老けて見える感じ!
これまでは、「手を綺麗にしよう」というアイディアさえ浮かんできたことはなかった。
生まれつき手の指の骨が太くて、短い。だから、指輪や付け爪なんかで飾り立てずシンプルに目立たなくしている方がいいよね、って考えを持っていたようです。
でも、「これはマズイな!」と、やっとこの歳になって気づいたのです(遅っ)。
手肌改善プロジェクト
老け手を改善させるにあたって、老けて見える手肌の特徴をまず認識しなくてはなりません。
まずはこれらの原因、どうしてこうなっているのか?を知って、対策を練る事が大事ですね。
そうでないと、闇雲にいろんな商品を購入しては試す、を繰り返さなくてはならなくなってしまうから。
❶血管が浮いている
子供の頃から老け手だったとはいえ、さすがにそのころは、血管は浮いていませんでした。血管が浮いているのはおばあちゃんの手だけっていうイメージでしたね。
今では自分の手の甲に血管が!!
この血管、静脈です。全身をめぐる血液が心臓に戻っていくための血管です。
歳をとると血液の質が変わりますから血が滞ってしまいがちになるそうです。そのことは全身で起こっているのでしょうが、特に手の甲は末端の血管ですから目立ちやすいのですね。
手の甲に血管が浮いているのは末端血液が滞っているから、ということになります。
これらを踏まえた上で解決策を考えてみると、2つ思い浮かびます。
一つは、血液をサラサラにする努力。
もう一つは、血の流れを良くする。
末端で詰まっている血液を、サラサラ血液にするには、まずは食生活の見直しです。バランスの良い栄養素をとって、ミネラルやビタミンを摂取することを意識したメニューが望ましいですね。
私は普段から食事内容のバランスを心がけているけれど、それでも血管が浮いてしまうということは、年齢を重ねるごとにもっと必要な何かがある、ということになります。
・酸っぱいもの(クエン酸)
・ネバネバのもの(アルギン酸)
・カラフルな野菜(ビタミンミネラル)
・豆や肉魚(タンパク質)
・DHA・EPA(油)
などを、 バランス良く食していきつつ、サプリメントでも補っていきます。
さらに、血液の流れをスムーズにさせるエクササイズは必須です!
ヨガのインストラクターの方の手先や足先をまじまじと見たことがありますか!?
私は拝見するたびに「とっても美しい」と感じます。おそらく、毎日のように呼吸法を行なっておられるので、酸素が十分に行き渡っているからなのでしょう。
・脇の下、足の鼠蹊部を軽くマッサージする
・お腹を膨らませながら息を吸う
・吐きながら手や足を伸ばしていく
これだけでも、血の流れが改善されていくはずです。余裕がある方はヨガなど呼吸法を行うとベターですね。
❷細かいシワがある
シワシワの原因の一つは、水分が不足しているから。
水仕事や手洗いで、手を濡らした後によーく拭かないと、水分が自然に蒸発する時に元々の手の潤いまで一緒に蒸発してしまうのだそうです。
ハンドモデル(手タレ)の方などは、手洗いの後にタオルで時間をかけて十分に乾かすのだそうです。水かきやシワの中まで拭き取るつもりで!それだけで、手が乾燥することを防ぐことができるからです。
❸手肌が薄く弾力がない
手を水に濡らした後、よーく拭いて、その後はすかさずハンドクリームで保湿するようにします。
実は私、ほとんど手荒れをしない体質なのです。
だから、これまでハンドクリームは使ったことがありませんでした。
ただ「手の甲の皮膚が老ける」という観点から考えてみると、やはり塗った方がいいな、と改めて思い直しました。
どのハンドクリームを使うのか?については、まだ吟味中でございます。
決まって、それをしばらく使ってみたら感想をアップしますね。
❹手の甲にシミがある
手の甲は、洋服を着ていませんのでダイレクトに太陽光が当たってしまう箇所です。
昨年、手の甲に割と目立つシミを見つけた時には、ものすごーくショックを受けてしまいました。とうとう来たか...老人性色素斑!?早すぎやしないか...と。
ところが、手肌をよみがえらせるプロジェクトを開始するために、まじまじと自分の手の甲を見ていた時にふと気付きました。
「え?色素沈着してたあのシミが無い??」
これについては、理由はわかりません。ただ、考えられる要因は2つほどあります。
一つは、お風呂上がりにヘンプオイルを手の甲に塗っていたこと。
もう一つは、飲んでいたサプリメントの効果?の可能性です。最近摂取していたのは、ビオチンとユビキノール(コエンザイムQ10)です。
【ビオチン】は、ビタミンB群に属する水溶性のビタミンで、糖の代謝に必要なピルビン酸カルボキシラーゼの補酵素。ナッツ類、魚介類、レバー、卵黄、キノコ類、に多く含まれます。
肌の炎症を抑えたり、皮膚の形成を助け、髪や頭皮を健康に保つために役立ってくれるそうです。
【ユビキノール】(コエンザイムQ10)は、体内でも作られる補酵素ですが40代になる頃には減ってくるそうです。そうなると、ATPの生産力が落ちるので体が老けてくる。
ユビキノールを補ってあげることで細胞の機能をアップさせたり、老化(体の錆)を防ぎエネルギーを高める働きがあるそうです。
ただ、科学的な検証は難しいです。本当にこれらのおかげかどうか?は知る由もありません。
ただ、手の甲にあった目立つシミが消えてしまったことは事実。
さらなる観察を続けてみますね。
❺爪が薄く表面がガタガタ
『マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ』の著者である医師の奥平智之先生から伺ったお話ですが、爪を見ればその人の身体に「鉄」が欠乏しているかどうかがわかるそうです。
・触ると凸凹してる
・やわらかくて割れやすい
・白っぽくて光沢がない
・爪を切るとき音がしない
・指先が冷たい
特に日本人の、生理がある女性たちの多くはこれらに当てはまることが多いそうです。
欧米では鉄不足に対処するための対策が取られているため、日本人女性ほど鉄欠乏の問題はないとのことでした。
直接、奥平先生に爪を見てもらいましたところ、私も鉄欠女子の爪でした!
ただ、安直に鉄剤(鉄のサプリメント)を飲んだりすると、便秘になったり不調を起こす方も多いです。そんな方のための対策も奥平先生の著書に書いてあります。
奥平先生は精神科医ですが、あるとき「鉄が不足しているためにうつ病になっている」人がいることに気づき、鉄の欠乏について詳しく研究するようになったそうです。
美容にも、体の健康にも、心の健全性のためにも、栄養のバランスは必要ですね。
*『血液栄養解析を活用! うつぬけ食事術 』
どう変わっていくか?楽しみに
これから老けた手肌の女を卒業するために、ライフスタイルを改善させつつ、いろいろな方法を試していきたいです。
少し改善してきたら、爪のおしゃれにも挑戦してみたいなと思っています!
人生初の老け手肌からの脱皮、どうなることやら。楽しみです。