今日は、「寝室に観葉植物をおかないでください」というお話しをさせてください。
金運がアップするとか、恋愛運が上がるということで、ご自身が寝ているお部屋に観葉植物を置いている、お嬢さんが時々いらっしゃいます。
グリーンは人の目に優しく、植物を見たり触れたりするだけで癒されるもの。
が、しかし、室内ではまた別の話し。
人間と植物は、家の中で一緒に寝ることはよくありません。
「風水のラッキーアイテムなの!」ということですが、実際にはアンラッキーな行為になってしまうのです(涙。
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寝室に観葉植物があると、健康に悪い
シンプルライフに欠かせないもの。
それは言わずと知れた、健康と活力ですよね。
この基盤がなければ、いくら楽しい事が起ころうとも、いくらお金が貯まろうとも、あまり嬉しくなれません。
観葉植物を寝るお部屋に置く事で、健康が阻害される恐れがあります。
寝室に置いてある観葉植物は、人間が寝ないお部屋に移動させるのが得策。
ワンルームにお住まいの方は、残念ですが断捨離です。ベランダや玄関の外に置いてみてください。
どうして健康を害する恐れがあるのでしょうか!?
①カビの胞子が部屋に充満する
②二酸化炭素が夜部屋に排出される
主な理由はこの2つになります。
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①カビの胞子が部屋に充満する
観葉植物を寝室に置かない方がよい理由は、正確にいうならば、植物がダメというよりも『土』がダメなんです。
土は常に水分を含んでいます。だから植物が生きているんですよね。良い土は微生物を含んでいます。
植木鉢を外に置いておくと、さまざまな虫の住処となるのが土の中なのです。
観葉植物にはときどきお水をあげてお世話をすると思いますが、いつも湿ったものが寝室の中にあると、どうなるでしょうか!?
カビの胞子は目に見えません。
土にカビが湧いて白くなっている場合は分かりやすいのですが、肉眼で見て何も変わってないように見えてもカビが発生してる確立は大です。
今の日本の住宅はとても気密性が良くなっています。
さらに、寝室は常に窓を開けているわけでは無い場所。窓を閉めていることの方が多かったりもします。
そんな密閉されたお部屋に湿った土があって、カビが湧いていないということはあまり考えられません。
そして、カビは土につくだけではなく、カビの胞子がいつも空中に浮遊しています。
つまり、呼吸する度に吸い込んでしまうということ。
同じ部屋の中でも、カビが好む環境としては以下のような場所になります。
*空気がよどみがちな風が通らない場所。
*窓際。
*温度が20〜30度になり、湿度が高い場所。
度々、カビの話しはこのブログにも出てきていますので、よろしければ過去記事も合わせてご覧ください。
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②二酸化炭素が部屋に排出される
植物は、陽が当たり光合成しているときは、
陽が当たってない夜間はその逆。光合成ができないので動物と同じで酸素を吸って二酸化炭素を吐き出しています。
日中は森林浴をしたりミドリの中にいると酸素をいっぱい取り入れられ、とても気持ちがいいもの
ですが、夜は逆になり二酸化炭素を出してしまう植物。
夜は一緒に寝ない方がベターです。
酸素が多少薄くなる部屋で寝るコトになる。
ほんの少しの植物ならば人体に影響が出る程の薄さではないでしょう。
でも、部屋中が観葉植物で溢れかえってる場合は人体にとても有害になってきます。
以前、病気で寝たきりの一家の主の4畳半の狭い部屋に、観葉植物を隙間無く置いていたら、二酸化炭素が充満し過ぎて、すなわち空気が薄過ぎて、病気のお父さんが亡くなってしまったという事件がありました。
そのニュースを見たときは、とてもショックでした。
なぜならば、娘達や親戚友人達がお父さんに元気になってもらいたいからという想いで、集まった植物達だったからです。
寝室意外の場所に観葉植物を移動させる
このお話しをして「寝室以外の人間が寝ないお部屋に観葉植物を移動させた方がいいですよ」とアドバイスをすると、すかさず帰ってくる言葉があります。
それは、「じゃ、ハイドロカルチャーならいいですよねっ」。
ハイドロカルチャーならば、土をつかわない水耕栽培のようなものですから土の問題は解消されます。
けれども、私ならばハイドロカルチャーの観葉植物も寝室には置かないです。
試してみたことがありますが、ハイドロカルチャーのつぶつぶの上に白っぽいものができることもあります。
「寝室に植物を置くとラッキー」という、出元不明の風水アドバイスをまともに信じてはいけないですね。
ラッキーを呼び込む方法は他にいくらだってあります。
ラッキーは体の健康があってこそ!だということを忘れたくありません。
植物はともだち
植物は、人を癒し元気にさせてくれるもの。
寝るお部屋以外の場所で、大切に育ててあげてください。
グリーンのある生活は素晴らしいものです。
読んでいただきありがとうございました!
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