ブログを更新しない日が続いておりましたが、身の回りでいろいろな出来事があり、大きな変化があった1年でした。
またぼちぼちと、ブログ更新していきたいと思います。再スタートにあたり、どんな出来事があったか、少しお話しさせてください。
心にぽっかり穴が空いたように
父親が天に召されました。
元気に仕事を続けながらアクティブに暮らしていたのですが、風邪をこじらせたらしくてそこから肺炎にかかり、いくら頼んでも病院に行くことを拒み続けていたため、炎症が起きてそこから敗血症(菌が血流を巡ってしまう)になったことが致命症になりました。
毎月のように、美味しいものを食べに行ったり、カフェでお茶しながら長話をしたり、父とデート!?していました。たまに夫も交えて一緒に旅行に出かけることも。
そんな日常が、いきなりプツッと途切れてしまったので、心にぽっかり穴があいたような気がします。
ただ父の場合、他界する1年ほど前から、「俺、もうそろそろいいかな」と繰り返し言っていました。意志力が強いので「こうする」と決めたら実行する性質ですから、こちらとしても心の準備はある程度していました。この頃から会うといつも、
「やりたいこと全部やり尽くしたな〜」
「行きたい所もぜんぶ行ったし、めちゃ楽しかったな〜」
「もういつ死んでもいいわ」
って、ニコニコと語っていたため、「無念なく成仏できたのだろうな」と思えて、心が救われました。
もしかしたら、残される側の私が悲しまないように、言ってくれていたのかもしれません。
ただ.......
時々、「なんだかつまんない」 という感覚があります。
電話でのとりとめもない対話。食事してお話ししてお散歩してお茶してまた話す。
そんな日常が消えてなくなった。
父がいなくなったあとの世界を表現するなら、 「なんかつまんない」 っていうのが、一番しっくりくる言葉です。
家族が減りました...
父親の逝去に続いて、ワンコがいなくなり、またすぐにニャンコを失い、立て続けにお別れがありました。
ブログにも登場していたチョコレート色の犬ジェイ(兄犬)が、虹の橋を渡りました。15才半でした。
毛艶も良く瞳も綺麗だったので、まだまだ一緒にいられると思っていたのですが、心臓肥大が進んでしまいました。
我が家で一番、繊細な心の持ち主だった黒猫のサブちゃんが、ジェイがいなくなったことで、大きな精神的なダメージを受けてしまいました。
ジェイの亡骸の前に座ったまま、一晩中「クー、クー、クー」と泣いていました。
その後、体調を崩してしまい、ジェイについていくように2ヶ月後にサブちゃんもお星さまになりました。12歳半です。
ペット達が歳をとり老犬・老猫になると、さらに愛らしさに磨きがかかり、まるで妖精のような眼差しを向けてくれるようになるんです。
彼らの看病や介護は、改善が見られない分、つらいものがありますが、そんなことは苦ではなくなるほどの愛らしさです。
ペットとのお別れは、誰もが通る道ですし、あらかじめ分かっていること。
だけどやっぱり、寂しくて悲しくて辛いものです。
大殺界か何か?と思った出来事も
大切な家族が旅立ってしまったことをお話ししてきましたが、時系列的に言うと、実はこの連続したお別れの前に、かなり衝撃的で嫌な出来事がありました。
周囲の人から見たら、「セミアさん、家族を亡くして落ち込んでいるのね」と、見えていたかもしれませんが、実はこの事件が非常に大きく精神を揺さぶられる原因だったのです。
私にとって、今まで「これが現実だ」と思っていた世界が、歪んでしまうほどの衝撃を受けた出来事。
そのことは、夢で繰り返し見ていた(予知夢みたいなやつ)ので、「やっぱりな」という感覚もありました。
(ちなみに、この出来事については、もろもろの関係者が他にもいるので、ブログには書けなくてごめんなさい。現在は落ち着いています。)
友達と話したとき、「なんだかいっぺんに重い出来事が降ってきた感じ?これって周期的な何かなのかなぁ?」と呟いたら、調べてくれたみたいで後から教えてくれました。
彼女の調べた方法は詳しくは知らないのですが、とにかく大殺界とかそういうのじゃないということがわかりました。
それどころか、運気が上昇するスタートポイントのような時期だったということでした。
でも、それを聞いたら「確かにそうだなぁ」と、納得した部分もあります。
新たに目標を設定し直したのですが、ハードルは高めのもの。なので、私自身の考え方にパラダイムシフトを起こす必要があったようです。
今、見えてないものがあるなら、その先は視野が広がらない限りは見えてこないですものね。
以前は考えてもみなかったことを真剣に考えるようになり、たくさんの行動を起こしています。かなりな変化がありました。もちろん、ポジティブな変化です。
それでも時は流れていく
生きていれば出会いがあったり、別れがあったり、困難に遭遇したり、いろんな出来事を体験していきます。
嫌な出来事に遭遇したり、親が先に亡くなったりすることは、当たり前に通る道のりです。
ですが、ペットロスは少しそれとは違うものです。
鬱っぽい状態が長く続きますが、これはうつ病ではありません。「ペットロス」はうつ病ではないのです。
なので、薬もありません。
ペットロスから立ち直れる日は果たしてやってくるのでしょうか。でも、無理に乗り越える必要はないと思っています。自然体でこのままで。
たぶん、一度家族になったペットは、お別れしてからもずっと残りの人生を共に歩んでいくので、肉体がないペットちゃんだからロスっぽく感じるのかなと。そんな風に思えてきます。
それでも時は流れていくもの。
今までそばにいた存在がいなくなってしまったけど、以前と同じように時間が流れていってる。
前と違うけど、前と同じ。
不思議な感覚です。
でもこれは「生きてる」って感覚の一つなんですよね。
今日は、私の個人的なお話にお付き合いいただいてしまいました。ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。