先日、友人と「死に支度の整理って、いつ頃するんだろうね」という話題になりました。とても難しいサブジェクトです。
特に、周囲には断捨離を積極的にしているお年寄りもいないので、まったく想像がつかないですね。
でも、もしもそれが自分だったら、生前整理をするなら『今』でしょ!って考えています。
皆様はどうお考えですか!?
いつのタイミングで生前整理するのか?
そもそも、いつ死ぬかは誰にもわからないので、タイミングを見計らうのが難しいのではないでしょうか。。。
80歳で亡くなるなら、70代後半!?90歳なら80代後半!?120歳まで生きるなら、115歳くらい!?
なんだか、そんな年をとってから断捨離を懸命にしているのが想像できません。
歳をとってから大々的に断捨離をするのって、よほどのことがない限り、かなり大変なんじゃないかな〜と想像しています。
いろんな意味での体力がない
押し入れやクローゼットからモノを出したり、袋につめたり、運んだり、捨てたり、残しておくモノを収納し直したり、といった片付けの一連の行動は、結構な体力を使います。
背伸びしたり、かがんだり、腰をひねったり、重いものを上にあげたり、そういった動作がしんどいでしょうね。
それに、怪我をしたら大変です!
体力が消耗するだけならまだしも、これまで持っていたものを「手放す」作業って、精神的にしんどいです。
家族や誰か自分より若い人が優しくサポートしてくれるのなら、もしかしたらできるのかもしれませんが、一人でやりこなすのはいろんな意味でちょっとキツいかもしれません。
歳をとってゆくと現れる兆候は?
若い頃にくらべて、モノを捨てにくくなってくる、というふうに感じています。
断捨離している老人の方など見た事がありません。皆様の周囲の方はどうでしょうか!?
仕事をリタイアした後、超節約生活に入る方も多いです。
「年金」という、決められた額の収入だけが収入源だとしたら、そうなっても当然といえば当然ですね。
そのような状態だからなのか、お年を召された方が、何かを手放すことに対してかたくなに『抵抗』している様子をときどき見かけます。
すり切れたカーペット、30年前にもらった景品、タバコの火で穴があいたズボン、その他。。。
先日は、友人がお義父さまが老人ホームに入居するというので、自宅の整理を手伝いに行ったときの話しをしてくれました。
お義父さまは、「もうゴルフに行くつもりもないしもう10年以上行ってないのにゴルフクラブのセットを2つも持っている」。大量のスーツを持っている。ネクタイも。。。
老人ホームでは寝泊まりするだけで、結局は自宅に『全て』の所持品をおいたまま(@@)。
結局、お手伝いに行ったものの、ほとんど断捨離はできなかったのだそうです。
友人のお義父さまは、たまたまご自宅を保持したままにできる境遇だったけど、それがあだになっているのでしょうか。。。
孤独死とシンプルライフ
うちは子供のいないDINKSファミリーです。私の周りにもそういう人がちらほら。独身の友人もけっこういます。
この間、友人の一人が「突然死したらどうしよう、と思うと心配で心配で」と言っておりました。
それを聞いた私は「心配しなくても、死んじゃったらもう何もしなくていいんだから、大丈夫だよ」と言ったので、2人で大笑い。
だって、孤独死したからといって、何が問題になるのか?と考えてみると、何もないんですよね。
冗談は抜きにしても、独身者やDINKSの “孤独死” の確率は、かなり高いのではないでしょうか。
死んじゃったらもう何の責任もとらなくてすむ!とはいっても、やっぱりカッコよく立ち去れたらいいよな〜という想いはありますね。
『シンプルライフ』を貫いていれば、自分が死んだ後までも「何か」続いてゆくものなんじゃないかな〜、と、改めて感慨深い思いに耽ってしまいました。
じゃぁ、いつするの!?『今でしょ!』
色々なことを考えてみても、老後に生前整理するのはちょっと難しいかも、というふうに思っています。
自立した老婆を目指すセミアとしては、『生前整理は50代のうちに終わらせておくべき』と考えています。
そして、セミアの場合は目標寿命を120歳に設定しているから(^^;; 、今後の長〜い人生を、生前整理が終わった状態で生きてゆくことになります。
めっちゃ、ミニマリストやん!
(´0ノ`*)
なんだかちょっと嬉しくなってきました!