家を片付ける物語ネット配信、こんまり式で物を手放し収納整理するまで

NetFlixでこんまりさんの動画配信が始まっています。

オリジナルのタイトルは『Tidying Up with Marie Kondo』、邦題は『KONMARI〜人生がときめく魔法の片付け』。世界で活躍されている片付けコンサルタントのこんまり(近藤麻理恵)さんの番組です。

これはNetFlixのオリジナル作品で、アメリカで製作されたもの。今はシーズン1を見ることができます。

動画の中では、こんまりさんのセリフの部分は現地放送では英語の字幕があてがわれているのでしょうが、日本で見る場合はクライアントである米国人の方の会話が日本語の字幕で出てきます。

現在放映中のシーズン1では、8つの異なるご家庭の『お片付け物語』を見ることができます。

こちらからどうぞ⇨NetFlix

家の中に不必要なモノを溜め込んでいるために、なりたい自分になるのを妨害されていると感じる人、次の人生の次なるステップに進めずにいる人などを、こんまりさんがサポートしながら片付けを進めていく様子が描かれています。
 

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片付けたいけど、片付けられない人の物語

 

お片づけをすることによって、家や人生が変わるだけでなく、理想の自分にふさわしい空間をつくることができます。

 
アメリカで大人気のこんまりさんですから、これまでにも同じような内容の動画がたくさんありました。YouTubeで観覧できるものも結構あります。

NetFlixの動画も然りで、「こんまりメソッドを伝授して、それに従った片付けをしていって、クライアントが家の片付けに成功し人生を変えられた」という流れがあります。

が....しかし!

同じストーリーは1つだってありません。すべて違うストーリなのです。お家や住んでる人が違うのですから、違っていて当然ですよね。

だから私は、こんまりさんの動画を見るのが大好きなんです♫

人が抱える問題は、それぞれ違います。まずは、抱えている問題や困っている事を、自分の言葉で説明していくことからスタートです。

そして次に、「どんな未来の暮らしを描いているのか?」「将来の望みは何か?」を、自分の中で再確認していく作業をします。

そして「家」に挨拶をして、いよいよスタートです。

まずは「洋服」から始めるのが、こんまりさん流お片付けの醍醐味です。
 

 

家の片付けは、精神の片付けだから...

 
流れが同じであっても、そのご家庭によって片付けることに対する「困難」は違うし、「得手不得手」も異なるものです。

誰もがこんまりさんの説明を丸ごと受け入れられる訳ではありません。

片付けはとかく「抵抗」の心理が働いてしまうもの。だから、拒否の感情が浮上してきてしまう人もいるのです。

こんまりさんのお片づけではスパークジョイ(ときめき)の感覚を指針にして、モノを捨てるのか?とっておくのか?を決めていきます。

でも、この感覚を感じられない人もいます。

スパークジョイは感じられるけど、こんな感覚的な「指針」で、捨てる捨てないを決めてしまっていいのだろうか?という疑問を抱く人もいます。

そんなときに、パートナーが上手にスイスイと片付けを進めているのを見て、ちょっとイラっとしてしまう人もいます。

そんなこんなで、クライアント役である “家を片付ける人々” は、感情を揺り動かされながらガラクタと対面してゆくのです。

脚本家が書いたストーリーではなく、自分と同じ一般の人たちが奮闘している様子を見ていると、ワクワクドキドキしてしまうのです。
 

 

みんなの片付け物語を見て気づいた事

 
今回NetFlixの放送を拝見して、いろいろ気付かされたことがありました。

中でも、自分の家の片付けに「足りてなかったこと」がふと見えたことは、大きな収穫でした。

それは、こんまりメゾットで片付けをしたのは、我が家では「私だけ」だった!ということ。家人のモノは、ほとんど私がサポートして片付いている状態だったのです。

NetFlixの動画に出てくるファミリーたちは、夫婦や家族の一人一人が片付けに参加していて、全員で最後まで終わらせる工程を辿っていました。

我が家に足りてなかったのは、この部分。

今更ながらですが....そのことに気づいたのです。

だから時々、家人の出しっぱなし状態を見てイラっとしたり、「(モノのことは)どうでもいい」というような発言に不安をおぼえたりしていたのかな、と思いました。
 

 

人生をコントロールするスキルが身に付く

 
このブログ内では何度か書いていますが、片付けで人生を変えたい場合は、こんまりさんが推奨している『モノの全部出し』を避けて通ることができません。

もし、とっておくモノを選別する際に『モノの全部出し』をしない場合は、彼女が言うような魔法のように人生が変わった感を得ることはできないです。

これはスッキリ感とは違う種のもので、やった人にしかわからない感覚です。

全部出しして山になったモノを目の前にすると、すごーく嫌な感じがします。はっきり言ってショックです。途方にくれます。自分が嫌になります。どうしてこんな面倒なこと始めちゃったんだろうと後悔します。

でも、それを乗り越えた先に素晴らしいことが待っています。

それは『自信』がつくこと。

自分への信頼度がグンと増します。その感覚はどんどん上昇していくものです。まるでスキルのよう。自分の人生をコントロールするスキルなんでしょうね。

だから、家人にもぜひ体験してもらいたいです。

さてさて、今後どうなるでしょうか!?
 

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