モノの見直しや断捨離を長年やってきた中で、思うことがあります。
それは、『スッキリしたい度合い』には段階があるということ。
先日、ある人から「なかなか捨てられない」というお悩みを相談されて、基本に戻って自らの体験をかえりみてみました。
その人は、TVで「ちょっとづつでいいから、モノを捨てることが大切ですよ」と言っていたので、そのやり方でやっていたそうです。
でも、やってもやっても満足ゆく環境には整うこともなく「家が片付かない」という嫌な感情を抱きつづけていた、というのです。
歳だけはとっている(^^;; 私のこれまでの経験から言えることは、「ちょっとづつ断捨離」のやり方で上手くゆくのは、一度すでに大々的にモノと向き合いスッキリ感を感じた経験をふんでいる断捨離アドバンスの人だけです。
(過去記事)
『無印良品派?ユニクロ派?ブラ付きタンクトップ談義。芸能人御用達のオシャレなあの人がミニマリストにお勧めするのはコレ!』
筋肉をつけてから漕ぎ出せ
そもそも、なぜ断捨離したいと思うのでしょうか!?
スッキリ壮快な気分で暮らしたい、好きなモノに囲まれた楽しい生活がしたい、からですよね。
そのためは、自分は何があったら幸せ感に包まれるのか?いつも目に入ってほしいものはどれか?という『感知力』を上げる必要があります。
この感知力がついた状態では、どれを断捨離すべきか?がはっきりわかるようになります。
この感知力がまだついてない人がちょっとづつ片付けをやるので、リバウンドを繰り返すわけですね。
必要な筋肉をつけていない人が試合に出るのは無謀なこと。
片付けの極意は、まずは感知力という名の筋肉をつけることからはじめることが重要なポイントです。
断捨離にコツはない
家の中の一室が段ボール山積み状態の方に「断捨離のコツはなんですか?」と聞かれたら、「できるところから少しづつやる事です」などと答えてしまうのは、罪なこと!!
その人は一生、堂々巡りから抜け出せなくなってしまいます。
繰り返しになりますが、「できるところからちょっとづつ片付ける捨てる」が上手くゆくのは、感知力がすでについた人だけです。すでに1度は「これでいいんだ」という状態になったことがある人だけです。
ちなみに “これでいいんだ” の量は、人それぞれ違います。モノの量ではなく、自分の環境を整える感覚やセンスのようなものが備わっているかいないかなのです。
溜まりに溜まったモノと向き合うのは非常に辛いこと。
ですが、これに正面から対面し、自分の本当の姿をしっかり見ることをしないと、いつまでたっても同じことの繰り返しになります。
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断捨離筋肉を整える
まず、感覚やセンスをシャープに鍛えるには、自分の持ち物の全貌を把握しなくてはなりません。
洋服なら洋服、食器なら食器、と一つのカテゴリーの「持ち物」を全て一カ所に並べてみるのです。並べてみて「必要なモノはどれ?」と、お店屋さんで買い物するような気持で選んでいってください。
はじめてやる時は、あまりに大量のモノの山を目前にして、非常にショッキングな体験になります。
でも、ここを通り抜けて、はじめて基礎体力(筋肉)がついてきます。
多くの人が「そんなのできるわけない」と言います。
できなくてもいいんです。
必要なモノを残す作業がうまくいかなくてもいいから、一度でもやってみるのです。
少しでも筋肉がついたなら、「ちょっとずつ片付ける」戦法でもなんとかやってゆけるようになるからです。
雨の日は片付け日和
せっかくの日曜日ですが、関東地方は雨。
こんな日は家の中でのアクティビティーに最適ですよね!?
ワタシも、起き抜けからかなり多くのモノを断捨離していました。
大切なことを一瞬で見極める心豊かなミニマリストをめざして、邁進してゆきます♪
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