糖質制限している方や、炭水化物を減らすローカーボダイエットをしている方向けのお米、中年のお友達『バスマティ ライス』との楽しいお付き合いについてのお話しです。
最後の方に、実際の調理例もいくつか書いておきますね。
気楽なシンプルライフを送りたいなら、健康であることは必須!めんどくさい病院通いや薬漬けではミニマリストの名が廃りますっ。
高いサプリメントをとったりする前に、まずは「食生活を自分の体にあったものにしなくては!」と思う今日この頃です。
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炭水化物を減らすなら、代替はどうするか?
50代夫婦2人暮らしの我が家でも、ライスを食べ過ぎるとお腹が苦しくなってしまうため、食事の内容がだいぶ変わってきています。
炭水化物は体にとっての主なエネルギー源です。が、若い時と中年以降では必要量が違ってきます。
50代以降ではさほどエネルギーを必要としなくなってきていますからね。
体が必要としているエネルギーよりも多く炭水化物を食べた場合は、余分な炭水化物は脂肪になってしまう。
そしてそれは、体内に蓄積されていってしまいます。
炭水化物を減らす方法としてはいろいろありますが、例えばこのような戦略があります。
🍙お米やパンやパスタはまったく無し、おかずだけ食べる。
🍙お米を少なめに、茶碗に7割ほどにとどめる。
🍙ライスの代わりになるものを添える(こんにゃく、もやしetc.)。
このいずれかを採用。
そして、セミアのおすすめはもう一つあります!
🇮🇳お米を日本産ではなくバスマティライスにする。
これは、なかなかイイです!
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糖質を減らしたいなら、バスマティライスを好きになろう!
バースマティーは、イネ科の植物でインドとパキスタンで何百年にも亘って栽培されてきたお米の品種です。
実は、昔はバスマティライスの匂いがどうも苦手で、食べられませんでした。だから、インド料理店に行ってもナンをいただいて、ライスはパスしてたんですよね。
けれども、歳をとってきたらなぜか食べられるようになってきました。体が必要としているからなのかしら?
最近のセミア家の食卓には、バスマティライスが登場する頻度が多くなってきましたよ。
それ、本当にバスマティライスですか?
実際にバスマティライスの事を書く前に、注意していただきたいことが一点あります。
それはバスマティはロングライスとは別物だということ。タイ米とも別物です!
これ注意してくださいね。
なぜ分けて考えていただきたいかというと、今日バスマティライスをご紹介したい理由は『糖質制限』のサポートとして、だからです。
ロングライスやタイ米も長細い形で似ているし、パサパサしているところも似ていますので、間違えてしまいがち。
タイ米は、バスマティライスに比べると糖質の低さは劣ります(バスマティより糖質量が高い)。なので、タイ米を食べたときには、フツーに中年の体は疲れます。きゃー(≧0≦)
あと、これらが混ざってるお米も市場に多く出回っています。これには要注意!
「バスマティライスにタイ米やなんとか米をブレンドしてあります」などと、記述があるものはNG!
ネットで買う時にはよく内容や説明書きを読んでください。お店で買う場合は裏を見て、いろいろな米のミックスになってないかどうかチェック!
お店の人は、そこまで内容をよく知らない事があるので、ご自身でチェックしてください。
また、日本産でもバスマティライスに似たものもあるのですが、これも色々な米が混ざっているし、糖質に関してはバスマティライスみたいには低くありません。
購入の際には、100%のバスマティライスを選んでくださいね。
お食事の後、「なんだか疲れる」とか「食後は横にならないと苦しい」という方は、特に念入りにチェック。
食べた後の体の軽さで、糖質が低いなということが実感できます。
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バスマティライスを調理する
バスマティライスの炊き方ですが、日本米より簡単に炊けます。調理時間的なものは米の袋の裏に記載があるかと思います。
しかし、どうもこれが違ってるような気がしてなりません。(←追記:袋の裏には炊き方ではなく茹で方が書かれていたのでなんか変だったのです!)
おそらく、鍋の性質によっても違うだろうし、水の硬度にもよるのではないかと推測しています。
ということで、「皆様のお宅のお鍋によって、使う水によって調節してください」、ってことになります。
セミアは『シャスール(ラウンドキャセロール20cm)』というホーローの重たい鍋を使って炊いています。熱伝導率に優れ、調理が早くできあがり、栄養価が高いまま調理できるから、大のお気に入り!
2人なので一合でもあまることがあるくらいなんですが、この小さい鍋だと少量でも炊けます。
(1合 = 180.39ml = 約150g)
もちろん、普通の電気釜でも日本米と同じ様に炊けます。
❶7分弱ほど弱火で炊く(鍋の場合)
米をさっと洗ったら、10分ほどつけておく。
炊く時間は、鍋の厚さや熱鈍同率によって違うと思いますので調整してください。
炊飯器で普通に炊いても大丈夫です!(セミアがシャスールで炊いているのは、時短のためです)
❷出来上がったらふんわり混ぜる
鍋のフタを開けると、まだ炊けてないような感じで水分があるように見えます。それを、おしゃもじで水分を飛ばすつもりでふんわりかき混ぜます。
お米の匂いもとぶので一石二鳥。
でも、バスマティライスはつぶれやすいので、力強く混ぜすぎないようにしてください。ちょっとまぜるだけで、水分が飛びます。
器に盛るまでの間、フタを開けっ放しもしくはフタをずらして空気が出るようにしておきます。
「ちょっと失敗!硬過ぎた!」という場合は、フタを閉めてもうちょっと蒸らします。
✨バスマティライスのとり扱い方について
バスマティライスの袋には調理方法が簡単に書かれています。販売元が違うと書いてある内容が違うので、戸惑うこともあります。
袋の裏に表記されてたこと...
👉米を洗ったあと1時間〜2時間浸す。
👉米の4倍の水を入れる。
というものがありました。
実際にやってみた....
👉1時間〜2時間お水に浸してみました。
浸水しなかった時とほぼ変わらない炊き上がりでした。バスマティライスはパラパラな食感の米です。日本米より長い時間浸水する必要があるのかしら?と思い、その後はやっていません。
👉米の4倍の水で炊いてみました。
ぐちゃぐちゃのおかゆ状になってしまいました。タイプミスか?翻訳の間違え?なのかしら。これはもう絶対ありえない水の分量でした。
私が行き着いたのは...
👉ささっと米を洗ったら、同量のお水で炊く。鍋や炊飯器で炊く時は、このやり方で美味しく炊けます。
👉インド人の料理の先生がバスマティライスを炊くときにも、炊飯器を使いこの方法でやっておられました。おかず作りもあるし忙しい現代社会、インド人も炊飯器を使うのかと目から鱗でした。
【追記】
バスマティライスの調理法ですが「日本式の米の炊き方とは違いますよ」とのコメントをいただきました。パスタのように米を茹でて、茹で上がったらザルにあげる方法を教えてくださっていますので、以下に掲載いたします。
@unucasheto 様よりコメントいただきました2021年8月31日:
バスマティライスの4倍量の水で炊くと記載されているのは間違いではありませんよ。日本式のご飯の炊き方だけが唯一ではないからです。
バスマティライスは、湯取り炊きをするのが一般的です。
4倍もしくは5倍以上のお湯を沸かして、洗ったまま(浸水不要)のバスマティライスを投入して、時折かき混ぜながら量に応じた時間茹でます。ざるでお湯を捨てて、元の温かい空の鍋にバスマティライスを戻し入れます。15分ほど蒸らしてから、頂きます。
バスマティライスのもつパラパラがおいしい炊き方です。日本の白米も同じ湯取り炊きをして食べられます。もっちり感が減るのでこの方法で炊いた米で炒飯を作るとパラパラ炒飯になります。もう少しもっちり感を残したければ、茹でた後のお湯を全部捨てないで少し残して蒸らせば少しモッチリします。
4倍量の水がありえないのではないのが、お分かりいただけましたか?知らない人が貴方のこの記事を読むと間違った認識になります。よく調べてからお書きくださいね。
翌日の余りご飯は
もしも余ってしまったら、容器に入れて冷蔵庫にしまっておき、後からチャーハンにすると美味しくいただけます。バスマティライスのチャーハンは軽いし美味しいですよね!カレーチャーハンも最高です。
白いご飯のまま温めて食べたい場合は、私はフライパンの上に薄く敷いて温めています。
多少は焦げちゃうのですが、それがまたパリパリで美味しいので!
ちなみに、我が家ではチンしません。電子レンジを使うと食品を殺してしまうことになります。
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本場インドで食べるサフランライスの炊き方
インド式のご飯『サフランライス』の炊き方をご紹介します。
ご自身や家族が「白いままだと匂いが気になるな〜」という方は、ぜひこちらをお試しください。
インド人のお母さんから教わったこのレシピ、「お客様が来たときに作るライスよ」と言ってました。
インドの普段のお食事では、ターメリックとレットペッパー&塩を少々入れ、グリンピースを加えたものを食すのだそうです。
よくインド料理店で黄色いライスが添えられていますが、あれもターメリック粉で色づけされたものですね。正式にはターメリックライスです。
今日ここでご紹介するのは、ターメリックの粉ではなくて、本物のサフランを使って色づけされた『サフランライス』です。
米/バスマティライス: 3カップ
玉ねぎ: 200g
クミンシード粒: 小さじ1/2
クローブ粒: 6粒
ベイリーフ: 3枚
ブラックペッパー粒: 4粒
サフラン: 少々
サラダ油: 80cc
水: 3カップ
塩: 小さじ1
インドのサフランライス作り方
Step①
サフランをお湯につけておく(米の水の量をその分引いてください)
Step②
米はサッと洗ってから、残りの水につけておきます。バスマティライスは壊れやすいので、日本米のように洗うときに強く押し付けたりしないようにご注意。
Step③
玉ねぎは細切りに。鍋に油を入れ玉ねぎを軽く色づくまで炒める。
Step④
玉ねぎが炒まったら、全てのスパイスと、水気をきった米を加えて炒める。(クミンシード、ベイリーフ、ブラックペッパー、クローブ)
Step⑤
鍋(もしくは電気釜)に④と、塩を入れて、10分間そのままなじませます。
Step⑥
普通にご飯を炊くときと同じ要領で炊きます。
このライスはおかずに添えてもいいし、もちろんカレーにかけて食べても美味しいです。
中年からのシンプルライフに欠かせない食材!
実際に、バスマティライスを食すようになると、体の浮腫みが無くなりますし、体重も減るでしょう。
何よりも、食後の体の軽さ、胃もたれせず心地よく感じられるのではないでしょうか。
日本のお米と日本食を食べてきた私たちですから、最初の頃はおかずとのマッチングに違和感を感じるかもしれません。
でも、慣れてくれば大丈夫!
お醤油ベースのおかずにもあうし、トマトソース系でも美味しい。
水分が少なくてパサパサなお米の利点としては、大皿にライスをのせ、それと同じお皿におかずを盛っちゃっても大丈夫なこと!
むしろ、その方がライスにソースがからまって美味しいです!日本米のように汁を吸いすぎてしまうこともありません。
お皿洗いも楽だし、「ぶっかけメシ」って感じがなんだかラテン系のノリで、なかなか楽しい気分になります。
白いままで匂いが気になった方は、ぜひサフランライスを試してみてください。
「おかずとのマッチングに違和感があるな」という方は、まずはインドカレーに合わせて、食べ慣れることからはじめてみてください。
バスマティライスに合うカレーは、サラサラのカレーとか、キーマカレーとか。一度食べてダメだったからといって、あきらめないでください。慣れるまでたまに挑戦してみてくださいね。
糖質を制限してゆくことが、健康に歳を重ねてシンプルに生きることには欠かせません。
健康維持の大きな要と言えるでしょう。
いくら毎日高いサプリメントを飲んだり、青汁など健康食品を飲んでいても、糖質をいっぱい摂取しているなら元気にエネルギッシュでいるための妨害になってしまいますからね。
まずは、バスマティライスを食べた後の自分の体の感覚を、観察してみてくださいネ!