今日は、毎日食べるような、北インドの簡単でシンプルなお料理を教えてもらいました〜。
日本でいうと、いわゆる粗食ってやつになるのかしら!?簡単でサッと作れるシンプルな料理です。
スパイスは薬膳だから、アチラではたっぷり入れるのは知っていたけれど、こんなに沢山入れるんだ!って、改めて驚きました。
今日はレシピのシェアはできないけれど、文章を読んだらきっと作れると思います♪♪
スパイスは香り命
「コレ、ワタシガツクッタヨ!」といって、スパイスの香りをかがせていただきました。
彼女が砕いたスパイスは、香りがほんとに豊かで、いつもセミアが使ってるものとはぜんぜん違います。
私はいつもスーパーで売っている瓶入りのスパイスを買っていましたが、醤油や料理酒と違って、スパイスはそんなに頻繁に使わないから、どうしても古くなってしまうんですよね。
香りが落ちるのも当たり前ですね。
今日はインドのシンプルごはんだから、ほんとにおなじみのベーシックなスパイスだけ使う料理でした。
一番上の写真は、グリーンチャツネをつくってるところ。
通常ならばコリアンダやミントののフレッシュリーフを入れるところを、日本で手に入れやすいセロリの葉や三つ葉やシシトウなどで代用したものです。
コリアンダが入ってるのより食べやすいかも〜!
ショウガとレッドペッパーとクミンを入れたら、砂糖とレモン汁を加えてミキサーにかけます。
これは、しばらく冷蔵庫に保存しておけます!サモサや肉につけたら美味しいし、なんだったらご飯にかけてもいけますっ!
ご飯は日本米、グリンピースは缶ですが、もちろんフレッシュでも!
黄色い色は、おなじみターメリック。それとレッドペッパー少々入ってます。
お塩の量は、カレーにかけて食べるならほんのちょっと。おかずと食べるならちょっと塩を多めに。
インドの主婦の時短!?
インド人も日本人も、お母さんは忙しい!
常備菜があると便利だし、切る手間がはぶけるものも少しあったら楽ですよね。
手間の断捨離 (^m^ ) フフッ世界共通(!?)
インドのお母さん、日本に来てキャンベルのトマト缶(スマッシュタイプ)に出逢い、人生が変わったそうです(^^)。
だって、完熟トマトを沢山買ってきて、湯向きして、細かくカットして、調理して、という行程がいらなくなるのですから!
キャンベルのトマト缶なら、開けて鍋に入れるだけ。
インドではそんな時短などしてるお母さんはいないみたいです。
だから、彼女もご主人様にはキャンベルのトマト缶を使ってることはヒミツにしてたんですって。
なんと、20年間も(^^;;。
食通の旦那様なのに、まったく気づかなかったし美味しい美味しいって言ってご飯を毎日食べてたそうです。
バレたきっかけは、雑誌の取材でレシピを提供したとき。その記事読んだからバレたそうな。
なんだか、ほのぼのするエピソードですね〜。
どの国のものも、シンプルなごはんってやっぱりイイね
これ↓が、毎日食べるようなシンプルごはん。
ジャガイモと鶏肉のスープと、ご飯と、鶏肉のサモサと、それにつけるグリーンチャツネの付け合わせ。
これだけっ!
ジャガイモとチキンのスープを作ってるところを見てビックリしたのは、コリアンダーの粉末状のものを、スプーンに6杯も入れてたこと!!
そこまで入れるの!?と思ったけど、これには理由があって「トロミヲツケルタメヨ」って、教えてくれました。
とろみって、小麦粉とかでつけるのかと思ったら、スパイスをつかってとろみをつけることもできるんですね!
小麦粉いっぱい入れるよりヘルシーですね。お味もNICEでした!
それから、「アクハトラナイデ」と言ってたことも新鮮でした。私はいつもアク取りをしていたものですから。。。
小さい火でコトコト煮込んだら、アクはだいじょーぶ!ということでした。
その他のスパイスは、クミンシード、ターメリック、レッドペッパー、ガラムマサラ、塩。
時短トマト缶も忘れずに(笑)!
モノを大切に使い続ける
お鍋がとっても古かったのですが、新婚の時に西友で買ったもので、もう50年間も使い込んでるんだそうです!
お鍋はとっても大事で、鍋を持つときの“取っ手”の部分がこげこげで崩壊していても、それを使い続けたいのだそうです。(ちなみに彼女は裕福なご家庭の主婦だから買えないってわけじゃない)
何十年も使い込んだ鍋で作ると、味が良くなるから、大切に使い続けるのだそうです。
なんだか、新鮮!
いろいろな国のお母さんのお料理、食べ歩きしてみたいな〜。
今夜のセミア家のごはんは。。。。
もちろん!このノリで突っ走りインドカレー!(●゚∀゚)ノ
エビが入っています♪♪♪