世の中には、奪う人2割、奪われる人2割。どちらでもない人は6割。
お金がたくさん入り身を崩す人と、お金がいつも足りない人は「奪う人奪われる人」のどちらかに常に所属しています。
なので、奪う人と奪われる人は、「危うさを秘めている」という同じカテゴリーに所属しているのです。
どちらでもない6割の人は?
どちらでもない6割の人は、自然体で自分の身辺をコントロールできている人。
奪う奪われるといった不自然な世界ではなく、『お金があまり必要ではない生活を望む人』はそれなりに、『お金が沢山必要な人生を選択している人』もそれなりに、自分に必要なだけあるので、身を崩すこともないし、足りないと思う事もありません。
モノを大切に自給自足でシンプルに暮らしたいと思っている人は、さほどお金が必要ではないと思っているかもしれません。
松下幸之助さんのように世の中を変えたりするような人生を歩む人は、お金が沢山入ることで大事を成し遂げられます。
「人から奪われてお金が少ない」のでもなく、「人から奪ってお金が沢山ある」のでもありません。
自分が選んだ人生で必要なだけ「ある」のです。
この6割に居れたら、幸福感が高く安心した暮らしができるでしょうね。
奪われる2割と奪う2割
これらの人々は、どちらも危うい綱渡りをしているようなもの。
だから心配が絶えません。
人から奪うやり方で大金を得ても、その状態が永遠に続くわけでもありません。
奪う奪われるの世界に生きている人は、ずっと同じ状態でいることが難しいからです。
いつもいつも「奪われた損した」と感じている人は、「こいつからは奪えるな」と思える相手に出逢うと、ここぞとばかりに奪おうとします(お金だけに限らず)。もちろん無意識で、です。
では、何をもって「奪われた」という事になるのでしょうか!?
(関連記事:お金の心配をしない暮らし)
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「奪われる」とは?
この世界は相互関係で成り立っています。
その中で、不自然な4割の人たちが奪ったり奪い返したりを繰り返しています。
何をもって「奪われた」と定義するのかというと、相互関係において相手にとって「投資」にならなかった場合です。
「投資」というのは、手放した以上のものがかえってくること。
だから、「消費」は奪われたことになるとは限りません。
たとえば、本を買ったらお金を払います(消費します)。
その本を読んで内容にあったことを実践したり自分の考え方に良き変化を及ぼされたり。そのように活用していて本の代金以上のものを得ることができたなら、それは「投資」になったということです。
SNSで「禁断の成功法則」などと繰り返し広告が出てきて、上手なコピーライティングに煽られるように「なんだか買っちゃった」、という消費の仕方をすることもあるでしょう。
そのような場合であっても、自分にとって本の代金以上のものを得ることができたならそれは買わされた(奪われた)のではなく、「投資」になります。手放した以上のものが得られたわけですから。
けれども、多くの人は広告に煽られて買わされた本はざっと読んで終わり。もしくはふんふんとうなずきながら読んだだけで何も実践しない。この場合はSNSの広告に煽られ消費させられ「奪われた」ということになります。
(関連記事:お金に関するタブー)
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お金を使うときに問いかけてみる
「ワタシって奪われる2割に入ってる?」とか「奪う2割に入ってるかも?」と思った方は、自分の認識を見直す必要があるかもしれません。
試しにお金を払うときに「これは投資になっている?」と自問自答してみてください。
また、支払ってしまったものに対しては必ず「これは投資なのだから」と自分に言い聞かせてください。
そうすることによって、手放した金額や時間以上のものがどんどん増え、かえってきます。
また、「ジブン奪う2割に入ってるかも?」と思った方は、何かをするとき、「相手にとって手放した以上のものが入ってくるか?」を考えながらやってみてください。
商売やビジネスの基本となるのは、お客様にとって「料金以上のものを手に入れていただくこと」。基本であり普遍的であるといえるでしょう。
どんな人生を送りたいかを知ることが鍵
そういった日々の認識を変える以前に、もっと重要なことがあります。
それは、「どんな人生にしたいか」というMYテーマを持つこと。
「お金を使わないでシンプルな日々を楽しみたい」人と、「世界から戦争を無くすプロジェクト」を遂行することに人生を捧げたい人では、必要なお金が違ってきます。
お金がさほど必要ない人はお金が入ってこなくても心配や不安はないでしょう。
ですが、お金が必要な人生を選択した人にお金が入ってこなかったら、不安と心配に苛まれます。
「どんな人生にしたいか」というMYテーマを持つと、そういったブレを減らすことができます。
自然体でお金の心配がない人生にする、まとめ
■人生のMYテーマを決める。(変化してもOK)
■お金や時間を使うとき、「これは投資になっているか?」と自問する。
とても簡単なようですが、やらない人の方が多いのが現実。
ぜひ疑いをもたず、シンプルにトライしてみてください。
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