「断捨離しようとしてるのだけれど、うまく捗りません」というご相談をよく受けるようになりました。
今日は、モノを処分するにあたって柱となるポイントについてお話ししてみたいと思います。
何度も話題にあがっていることだけれど、質問が相次いだので取り上げてみますね。
自己紹介にも書いたのですが、私は比較的モノが無く片付いた部屋に暮らしていた為「ジブンは片付けが上手い」と思い込んでいました。
しかし、「本当はぜんぜんそうじゃなかった!」ということに近年気づき、悔い改めてミニマリストへの道を模索しながら日々精進している身でございます。
それに気づかせてもらったのが、近藤麻理恵(こんまり)さんの著書「人生がときめく片づけの魔法」でした。
その他の片付け本や雑誌を買ってきてわざわざ読んだりすることは、昔も今もほとんどありません。
いわゆる、生粋のこんまり流実践者、といえるかな!?
一冊の本で、これだけ人生が変わった経験は、生まれてきて3回目くらいかしら。本の通りに実践しただけで、激変しました。
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1度やったらもう二度と片付けに悩まなくなる片付け法である「こんまり流片付け法」ですが、その為にはいくつかの特徴的な作業をやってゆく必要があります。
ここを外したら、こんまり流ではなくなってしまう!という最も外せないポイントとしては、
①*1つのカテゴリのモノを一カ所に集める
②*残すモノをどれにするか見極める
があげられます。
もちろん、他にもいろいろ素晴らしいセオリーがありますが、この2つはこんまり流でやりたい場合、絶対にアレンジしてしまってはならない点になります。
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①1つのカテゴリのモノを一カ所に集める
そのうちの一つが、「1つのカテゴリーのモノを、一カ所に集める」という作業。
「モノを一カ所に集めると、家の中の通り道が無くなってしまうから、こんまり流はできないんです」とおっしゃる方もときどきいらっしゃいます。
けれども、なんとか工夫してでも遂行しなくてはならないポイント。
この作業の意義は『自分の持ち物の量を把握する』ことだからです。
モノの片付けは人生の片付け。
一つ所に集まったモノの山を見て、自分が持ってるモノの量を『把握』しないことには、自分の問題点や傾向性について認識することができません。
要するに、「直面」する必要があるのです。
それで、
ガァ━━━━━。゜( >Д<;)゜。━━━━━ン!!!!
って一度なった方がいいのですよね。(ガーン😱ってなるためにやるようなものだし)
これまでの自分の傾向に直面することなく、「いる」「いらない」で判断して片付けを終わらせてしまうと、再び同じ状態に戻ってゆくことは容易に予測されます。
「モノを一カ所に集めたら、一日で作業が終わるわけが無い!」という方もおられます。
でも私は、1日で終わらせる必要はないと思うし、1日で終わらないケースの方が多いんじゃないか!?と思います。
日中はお仕事をしていて、週末しか片付けられないというスケジュールの方にとっては、場合によっては、モノの山が数ヶ月間に渡って存在してしまうこともあり得ますよね。
私は、それでも良いと思っています。
なぜならば、これは一生に一度やるだけだから。
子供達に踏んづけられる〜!という問題もあるでしょうか。
とにかく、一カ所に集めたときの光景を見て衝撃を受ければ、人生がかわります!!
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②残すモノをどれにするか見極める
重要なことは「捨てる」ものを選ばないこと!!
『残す』ものを選び抜いてください。
「“トキメク物を残す”と言われても、よくわかりません」、とおっしゃる方もいます。
おそらく、『言語』の問題だと思うのですが、「感覚」が分からないというパターンもあるかもしれません。
自分が大好きでワクワクするモノが分からない、感覚基準がどうなのか分からない、という方は『分からないジブンって、やばいじゃん!』と、一旦思っていただくことをおすすめします。
「トキメキが分からないジブンヤバい!」ここからスタートなんです。
何度もトライしてゆくと、感度が上がりますので、安心して続けていかれたらいいのではないかと思います。慣れです!
『言語』の問題で分からないという場合、トキメキくかどうか?は、「これからも一生、一緒に生きてゆきたいモノかどうか?」で、自分の心に聞いてみてください。
その際には、「お墓に入れてもらいたいくらい好きなもの」ではありませんので、注意してください(それはそれで残しておくものでしょうが)。
トキメキが感じられなくても、便利で気に入ってるモノってありますよね。いつも使うものです。
例えば、私の場合だったら先日ご紹介した刃が18本ついてるハサミとか(笑。
もちろん、トキメキではないけれど、シュレッダーいらずで気に入って愛用しているものです。これからも共に人生を生きてゆいたいアイテム。
「便利で愛用してる」こういうモノも残します。
そうそう、こんまりさんの海外での後援会の動画などを見ていると、トキメキは「spark joy(スパーク・ジョイ)」という風に英訳されていますね!
これ、造語なんですよね。
でも、なんかイイ〜!
スパークは花火みたいなキラメキがはじける感じ!
直訳すると『喜びがはじける!』みたいな♡
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「大好きなモノに集中してたら、断捨離すべきトキメかないモノがいっぱい見えてきた!」
左脳を使い過ぎないこと
超NGなことは。。。
「鉛筆なら2本、黒ボールペンは3本、赤ペンは1本だけ残す」といった、頭脳で考えながら行う左脳系の選択法です。
これをやっちゃうと、断捨離した後の空しさが残ります。。。
(でも、この空しさがいいんだよね、っていう人もいるかな)
トキメキとか、スパークジョイは超右脳的な判断です。
また、「全体の量を把握する」のも右脳のお仕事です。
覚えてないと思っていても、実はこれまで生きてきた人生の叡智が脳に刻まれています。
その倉庫に入れるのは右脳的になっている時だけ。
左脳優位でいると、その人生の玉手箱のようなところに踏み込むことができません。
だから、「①や②ができない」となると、右脳と左脳のバランスが不均等ですよね。
片付けをすることによって得られるベネフィットは、脳のバランスをとることにもなるのか〜!
なんだか、話しのスケールがすごいことになってきてしまいました。
すみません(^^;;
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読んでいただき m( . . )m 感謝
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