シンプリシティーとシンプルは、すこし似てるけど非なるもの




『シンプリシティー』について、思うこと。暮らしに基づいたシンプリシティーで気づいたこと。など書いてみたいとおもいます。

シンプリシティーを実現させたければ、複雑性を理解したり深く考察したりすることがまず先にくる、という気づきです。

トップの画像は、「アップルストアー」のロンドン支店で撮影したもの。店内にあるガラスの階段です。

アップル社の創設者である故スティーブ・ジョブズ氏がこだわりぬいた末にでき上がった階段だと、当時雑誌で読んだことがありました。

「ぜったい不可能だ!」と大勢の関係者から反対されたガラスの階段。デザイン性を重視すれば、構造的に危険を伴うこともあるからです。

この階段が、彼の理想のかたちすなわちビジョンを表しているから、どうしても実現化させたかったのでしょうか。

彼の理想。それは『シンプリシティー』。今となっては質問することはできないけれど、この階段を目にしたときそう思えてなりませんでした。
 
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シンプルVS.シンプリシティー

当ブログの題名である『気ままにMYシンプリシティー』の、“シンプリシティー”という意味は、“シンプル”とは違います。

辞書で見てみると、シンプリシティーとは「簡単、平易、単一、単純、簡素、質素、地味、純真、無邪気、気取りのないこと」などと訳されているようです。

ただ、この言葉はあまり一般的には使われておらず、今のところはデザインの世界やプログラマーもしくはIT関係などで用いられている言葉のようです。

なので、辞書で説明されている「訳」とはちょっと意味合いが違うのだと捉えています。

スティーブ・ジョブズ氏の言葉の中にもよくシンプリシティーという単語が出てきていました。また、以前ご紹介したシンプリシティーに関する書籍の著者もそういった関係の教授でした。(以下はその記事です)
 
▶︎ミニマリストが考える真のシンプルライフは、複雑性に感謝することかもしれない!?

頭脳明晰な人とか天才とかがこの言葉を使っているところを目にしてきて、凡人にはしっかり把握するのは難しいかもしれない?とも感じています。でも、私なりに生きる上で役立てようとしています。
 

複雑性を考慮した先にあるシンプリシティー

シンプルという言葉を使う時は、簡素や簡単という意味に置き換えられるかと思いますが、シンプリシティーは違います。

シンプリシティーは、複雑性を深く考察していった結果にたどり着いたシンプルさ。シンプリシティーとは、「より美しく整っていてより実用的になっている状態」であると、とらえています。

そうなんです。。。

複雑なところをじっくり見て考えていったにあるのが、シンプリシティーなのですね。

ただ単に、「CとBとFとGがあってゴチャゴチャしてるから、いっそのことCとBとFを捨てちゃえ!それでGだけ保持して、あぁシンプルになったよね」という事とは違うんですね。
 

最近の傾向シンプル化

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最近では情報が氾濫しているので、さまざまな企業さんが「入り口」の見せ方を非常にシンプルにしていると感じています。

一昔前は、何かの新規申し込みなんかは複雑だった。選択肢もいっぱいあったし。ネットショッピングももっと複雑でした。

でも今は、YesかNOのどちらかの選択肢しかなかったり、ネットなら【申し込む】という大きなボタンがただ一つだけだったり、とってもわかりやすくなっています。

でもそのシンプルさの裏側には、利用者が想像もできないくらい、ものすごい研究がされていて膨大な時間をかけて仕組みが作られていたりするのですよね。

ただ単に、大きくてただ一つのボタンへとHPを作り替えただけじゃないんです。
 
▶︎お金が無い人は奪う人?良い人生をおくるために必要なたった2つのこと
 

シンプリシティーの効果をだせる人は?

ノーベル文学賞候補である作家の村上春樹さんを酷評する人には、このシンプリシティーの構造がわかっていないのかもしれない、とふと思いました。

村上春樹さんは常に、簡単なことばを使って複雑な物語を語ることを目指しておられるということです。

文章を紡ぐときには、「深いところまでいって汲み取ってくる」のだそうです。(潜在意識という単語は使っておられません)

”深いところ”というのは、膨大な宇宙の知恵の宝庫ではないでしょうか。もしそうだとしたら、複雑きわまりない場所に違いありません。

そこから汲み取ってきたものを、シンプルな言葉に変換できる天才。

変換した言葉という暗号を組み合わせて、複雑な物語へと再構築していくのですから、簡単に誰もがマネできることではありません。

わたし的には、これがシンプリシティーと言わずしてなんになる!という感覚です。

ファンの人はそのことを(言語化できるかできないかは別として)感じているから彼の文章にハマってしまうのかもしれません。

膨大な知識と経験。膨大になされてきた思考。感覚的に身につけてきたセンス。そういったものがあってこそ、複雑な世界から汲み上げてこれるものがある。シンプリシティーの背景を想像したり感知したりできる人が楽しめる小説ではないでしょうか。
 
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暮らしのMYシンプリシティー

『暮らし』というテーマで考えてみたときに、今もっているシンプルな暮らしミニマリスト思考というのは、以前までの複雑さという名の「紆余曲折」があってこそ!だと思えます。
 
紆余曲折しながらも追求してきて、美しさやエレガントさが背後に感じられる「シンプルさ」が理想となりました。

シンプリシティーそのものです。

「シンプルにしたい」という時、メンドクサイから簡単にする、ということもあるでしょう。

でも、「シンプリシティーをめざす」ならば、メンドクサイはあり得ない。

メンドクサイからという理由ではなく「複雑に絡み合っていたら不便だからどうにかしてシンプルな答えを導きだそう」とする試行錯誤がなくては、シンプリシティーの状態にはなれない。そう考えています。

以上、セミアの独断と偏見によるものでした。。。

天才プログラマーさんや、偉才のデザイナーさんに、この記事が読まれないことを願いつつ、この記事を終わらせたいとおもいます。
 
 
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