
先週、「ミニマリストって何?」「それはブームのようなものなの?」と質問されました。
私はできるだけ、誰かから質問されたら、その答えを公にシェアするようにしています。
誰かが持ちかけたことは、その他の人々の中でも気になっていることであることが多いからです。
そんな訳で、今日はこのことについて書いてみますね。
人の感性には周期があるので、一時的なトレンドです
世の中の動きは「人の感性」によって波のように変化してゆきます。
それは、人の脳には生理的な周期があるから。
その波についての研究は古来からなされており、現代では波を予測しビジネスを上手くゆかせる為や、マーケティングを成功させるためなど「時代を読み解くヒント」として参照されています。
ある研究では「70年周期で世の中のトレンドが変化していってる」と考えられています。この考え方を信じる人の中には「今年は戦後70年だから何か大きく変わるときなのではないか?」と予測している人が沢山いらっしゃる様です。
また、感性リサーチ調査研究所では、「大衆感性は56年で一巡する」と提唱しています。
56年前の感性が今の感性として繰り返されているのです。56年おきに似た感性の波がやってくるということは、その半分の28年目のときには、真逆の感性になっているということですね。
つまり、『人の感性は28年で真逆に転じる』ということ。
(関連記事)
「ミニマリストを叩く人の正体は!?超シンプルライフな黒猫に癒されながら、犯人を暴く」
1956年グレース王妃の着たウエディングドレスと、2011年キャサリン王妃が着たウエディングドレス。デザインが良く似ていると話題になりました。
実はこれ、ちょうど55年+α後のこと。感性の波が同じような周期だったのですね。
「なぜ、大衆全体で周期がそろってしまうのか?」というと、大衆は同じ時期に同じような現象を見聞きたり、食べたり、触れたりする集団だからである、と感性リサーチ調査研究所は言います。
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そういった観点からみると、「ミニマリストは一時的なブームなの?」という質問に対する答えは、「一時的です」ということになります。
数年後にはまた新しい波がきているから。
(過去記事)
「牛乳論争、人種によっては牛乳 断捨離、大丈夫な人はシンプルにOK!?健康は自らが守る」
違うベクトルから見てみると、そうではない
でも、別のベクトルから見てみると違う答えになります。
「ミニマリスト」という考え方は2011年くらいから日本に入ってきて、2013年ころに急激に増えてきました。
ミニマリズムというのは、ある状態や行動というよりも、どちらかというと『思想』です。
一度ミニマリスト的な視点を持った人は、時代の流れや人々の感性が移り変わっても、自分が一度つちかった考え方が変わることはあまりないのでは?
時代の流れや、人々の感性が移ろいゆく中で、一度獲得した考え方はそのまま変わらずに自分の軸として持っているものだから。
そう考えると、たとえ「ミニマリスト」が一時的なブームだったとしても、その思想や考え方を一度ものにした人にとっては、そのまま継続して保持されてゆくものなのではないでしょうか。
となると、流行だから乗っかってるという人々は時代の流れとともにまた別のトレンドに乗るだろうし、そうでない人(本質的にミニマリスト的な考え方になった人達)は、たとえ世間の人々の感性が移ろっても自分の根本的考えは変わらぬまま、そんな気がします。
(関連記事)
「ミニマリストになりたい、目指したいというのはアメリカ人と日本人だけなのか?」
そもそも
そもそも「ミニマリスト」は、『モノ買わされ病』に陥っている国々だけの反転現象のような気がしてなりません。
そして、その病を持っているのはアメリカと日本以外には知りません。
『モノ買わされ病』がもし克服できたとしたら、また ”感性の波” の種類も変わってゆくでしょうね。
とにかく、ミニマリスト達はモノを大切にすることを切望しています。
ブームだからミニマリストを目指している、っていう人はいないのでは??と思っているのですが、どうなのでしょう。
みなさまはどう思われますか!?
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