妻のトリセツを読んで言い方に気をつけよう!夫婦喧嘩の根本解決は意外と簡単だった

グリーン鮮やかに、花たちが競って咲きみだれる五月。

この時期になると、ちょっとした夫婦喧嘩というか小競り合いが繰り広げられる我が家でございます。

いい加減、この悪しき習慣がおさまらないものかと思っているのですが、過去6年連続まったく同じ内容の対話が繰り広げられてきました。
 

⑴夫がある行為をし、

⑵あるキーワードを言い放ち、

⑶私がプンプン怒って、

⑷夫は何を怒られてるのか理解できず、

⑸終わる。

 
そんなくだらない痴話喧嘩です(笑。
もしよかったら、聞いてやってください〜〜!
 

 



Step1:隣の芝生は....ピンク色!

 
桜が儚くも散ったあと、次のバトンはツツジやサツキに渡されます。

我が家の2階のお手洗いの窓からツツジの群生を見ることができるのもこの季節。

この写真↓は、早朝に撮ったのですが東からの朝日が斜面に当たってとってもシャイニー!空も花も何もかもが鮮やかです。ツツジは7分咲きぐらいです。
 

 
この急斜面の広い範囲にツツジが群生していて、目を見張るほど鮮やかな景色になるんです。

すると主人が感激して「おぉ〜!キレイだな〜!すごいねぇ!」と、感嘆の声をあげつつ、写メをカシャカシャ撮りはじめます。

はい、これがステップ⑴およびステップ⑵です。

目の前で繰り広げられるこの行動を見た私は、自分のハラの奥の方でカチッと音がしたことに気づきます。堪忍袋の尾が切れた音です。俗にいうキレたってやつ。

「なんだよ!バカァ!」

そう言って怒りだします。ステップ⑶。

でも夫はなんで怒られてるのかわかりません。ステップ⑷

「なんで感激したことを口に出しちゃいけないの?意味わからん」と言いながら、見事なツツジの写真をインスタにアップする。

確かに、怒られる筋合いはないですよね。

窓を開けて撮るとこんな感じ↓です。

これはかなり遠目からの撮影で、実際にはツツジは数百本あります。直角に近い斜面で数名の植木屋さんが手入れしているのを見かけています。
 

 
さてさて......

ここまでお読みくださったあなたは、セミアがどうしてプンプンするのか、お分かりですか!?よね!?笑

その答えは、典型的な『オンナゴコロ』というやつです。

よろしければ、私の心中、聞いてくださいますか〜!?
 

我が家はホワイト!インスタ映えしない白花

 
向かい側の山の斜面に建つお宅でツツジの群生が花開いてくる頃、我が家の斜面でも花が咲き始めています。

私は白い花が大好き。

だから、斜面の一部分をホワイトガーデンに仕立てているのです。

そこは、同時期こんな感じになっています。
 

 
上の方が、八重のコデマリ。下の方はヒメウツギ。

純白の花が一斉に咲いて、まるで雪が積もっているかのように美しいのです。(ジブン比)笑

ですが、向かいの家の植木屋さんたちが丹精込めて手入れした数百ものツツジには、到底およびません。ウチのこの斜面はセミア一人で手入れしているアバウトな植え込みエリアだし。

だけど、だからこそ、もっと見て欲しいと願うのです。

お掃除したり雑草を抜いたり肥料をあげたりね。アバウトながらもこの輝く季節を楽しみに作業しているのですよ。

ところが....

夫は我が家の斜面が、意図した通りに真っ白なホワイトガーデンになっていることに気づきもしません。

だから感激もしません。

写真も撮らないし、インスタにもアップしません。(あ、インスタはどうでもいいんだけど...)笑
 

 

隣の芝生は青いのですよね

 
あまりのセミアの度量の狭さに呆れていらっしゃるでしょうか!?それとも、共感してくださったでしょうか!?

夫は口数が少ないおとなしい人なので、普段から褒めたりなど、そんなにしません。でも、ここぞと言うときは言ってくれることもあるし、褒められないことには慣れているし、普段はあまり気になりません。

でも、このツツジ問題だけは別。

年間で5月以外の月には、セミアがずっと一人でお手入れしている植え込み。

やっと花咲く時がやってきて、庭がホワイトに輝いてる。

そこにまったく気づいてくれないんですよ!

それに加えて、向かい側の山の斜面のお宅の濃いピンク色にばかり注目して、写真撮って、インスタアップですよ!

もう6年間繰り返されてることだけど、まったく慣れないです。

白花を好きになれとか、感激しろとまでは言いません。

だけど嘘でもいいので「こちらも咲いたね!」ぐらいは言って欲しいんですよね。

ただ、気づいてくれるだけでいいんです。
 

 
これと似たような夫婦の小競り合いはよく見かけます。

例えば、誰かのお宅に夫婦でお邪魔した時に、自分の主人がそこのお宅の奥様の手料理を「美味しい!美味しい!」とめちゃくちゃ褒めたりすると、ムッとする女性はよくいらっしゃいます。

ご主人様はもしかしたら社交辞令で言ってるだけの言葉かもしれないし、「ウチの嫁のご飯の方が美味いよな」と心の中では思ってるかもしれないのです。

だけど、思わずムッとしてしまうんでしょうね。それがオンナゴコロっちゅーものですよね。

言葉一つで、言い方の違いだけで、相手を幸せにも不幸にもさせてしまうものですね。
 

 

心がこもってなくていいから言って欲しいこと

 
私の場合は、他の女性の料理を褒めてたって、自分のことを褒めてもらえなくたって、気になりません。(自画自賛型の性格だから)笑

だけどだけど、どうしてもこのツツジ問題だけは、スルーできないものがあるんです。

なので解決策として、とりあえず庭で育てたお花がキレイに咲いたら、ちゃんと見るように促すことにしました。

「ほら見て!こんないっぱい咲いてるよ」とか、
「ね、ね、このお花いい香りがするよ」とか。

半ば無理やりって感じです。wwww

私がそう語りかけたら、夫も「キレイに咲いたね」とか「いい香りだね」と言わざるを得なくなります。

「無理やり言わせたってイミナイじゃん?」と思う方もおられるかもしれません。

でも、白い花に感動しないという夫の価値観を変えることはできません(変える必要もないしね)。

とはいえ、不快なものは不快なので、私自身が不快にならずにすむように、「言い方」を誘導していく方法をとっているわけです。

こういうことって、妻側が作戦立ててやるよりも、実は夫側が気づいて実行するとすごく夫婦仲が改善されるものです。

その知恵が書かれた本を見つけました。今ベストセラーになっていますのでご紹介しますね。
 

 

夫に読んでもらい、毎日を気持ちよく暮らそう!

 

 
脳機能と人工知能の研究者である黒川伊保子さんの著書『妻のトリセツ』という本です。

発売とともにベストセラーになっていますが、私の周りの男性陣は奥様にヒミツで購入して、ヒミツで読んでいますよ(健気ですねぇ)。
 

《こんな内容の本です》
理不尽な妻との上手な付き合い方とは。
女性脳の仕組みを知って戦略を立てよう!

 
書籍説明にはこう書かれています⇨

『脳科学の立場から女性脳の仕組みを前提に、妻の不機嫌や怒りの理由を解説し、夫側からの対策をまとめた、妻の取扱説明書である。』
 

本の内容はこんな感じ(amazon)

 

◆妻の不機嫌や怒りの理由を、むやみに解明しない
◆妻は夫に問題解決を求めていない
◆妻は夫に共感してもらいたいだけ
◆地雷を避ける、会話の“黄金ルール”
◆「おうむ返し」で共感のフリをしよう
◆事実の否定は、心を肯定してから
◆妻を絶望させるセリフ集
例1「今日何してたの?」
例2「だったら、やらなくていいよ」
◆夫には見えていない家事がある
◆「~っぱなし問題」を放置するな
◆直感で決める妻、比較検討で選びたい夫の妥協点

 
これを見た女性側の意見として、「テクニックで操られているようで、バカにされてる感がありムカつく!」とか、「自分の気持ちはないがしろのままでいいのか!?」、という声もあるようです。

ですが、理解できないこと、共感できないこと、って絶対にあるんです。それは消せないものだし、相手の価値観を変えさせることに躍起になっても仕方がないことなんですよね。

だったら、「自分がいつも気分がいい」方を選ぶのがお得ではないですか?

私はこちらを選んでいます。
理解できないなら理解できなくてもいい。
その代わり、気分を害さないように言動して欲しい。
そう考えました。

毎年この季節になると、「お向かいさんの家のツツジを褒めまくり、自分の庭の白花群生にまったく気づかない」そんな夫への怒りに遭遇しないため、システマチックに聞きたい言葉を言わせるように誘導します。

いくら気持ちを説明したって理解できないから。

失礼しました!話がそれてしまいました....

『妻のトリセツ』の本の解説の最後にはこう書かれていました。

『家庭に平穏を取り戻すために必読の一冊でもある。』

男性たちが、妻を怒らせないような振る舞いをしたり、理解できないことでもシステマチックに言動できるようになります。

先に出てきた「妻に秘密でこの本を購入した男性たち」ですが、書いてある教えを一つづつ実践していると言っておりました。

その結果、妻がご機嫌な時が増えて、自分自身への待遇がとても良くなったと感じており、「俺の大事なバイブル」と呼んでる人も。黒川先生には頭が上がらないと申しておりました(笑。

何らかの方法で、男性の皆さまに読んでもらいたい一冊です!!

私の場合は直接、夫に買うように頼みました。(笑。早く読破してくれるといいな〜。

今年はとりあえず今の所、ツツジ問題での言い争いは勃発しておりません。

どうかこのまま平穏無事にすぎていきますように♪
 

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