「ミニマリスト」という言葉は、昨年2015年の流行語大賞にノミネートされるくらいにポピュラーな言葉になりました。
その背景には、やはり東日本大震災の影響が少なからずあるのではないかと思えてきます。
全てリセットされて、ほんとうに必要なものからスタート。
想像を絶するほどの苦しみと恐怖と不安と...渦巻く想いのなかでがんばって、再びやり直している被災者のみなさんが伝えてくださること、しっかり受け止めて生きたいです。
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ミニマルな生活は安全性を高める
東日本で被害にあった何名かの方々が、地震に揺れながらスマホで撮影してくださった動画をつなげたものを見ました。
それを見ていたら、ミニマリストとまではいかないとしても『モノが少ない暮らし』を推奨したい気持がさらに大きくなりました。
映像を見ると、モノであふれかえった狭い部屋は非常に危険であることがよくわかります。
その動画はこちらです=> マグニチュード9の地震映像
(※観覧注意)
(過去記事)
『運気を上げる玄関をつくろう、理想のシンプルライフへの入り口は風水をヒントに!?』
モノを少なく、背の高い家具は固定
セミア家は、震災の後に計画をして建てたもの。
だから、この出来事から学んだことをできるだけ取り入れるようにしました。
海抜34mの高台ロケーションを選び、家の中で揺れて倒れる可能性がある背の高いものは冷蔵庫のみ(配置的に倒れても大丈夫な場所に置いてある)。
書斎には背が高い本棚がありますが、大工さんが壁にくっつけてくれました。
その他の家具は、人の腰の高さより低いものが書斎に少し。
本棚に関しては、いろいろな転倒防止グッズが販売されています。全ての背の高い家具は固定しておくに越したことはありません。
そして、できるかぎりモノは最小限にする。
モノが多いと収納家具がどんどん増えてきてしまいます。
持たない暮らしをしていれば、クローゼットや押し入れなど、そなえつけの収納場所だけで収まることもあります。
せめて、子供部屋や寝たきりの人の部屋は、ミニマルで最小限のモノだけにすると安心です。
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どう住むかは、どう生きるか
どう住まうかは、どう生きるかということ。
だから、住まいに関してだけはあまり人に意見されたくないものです。
セミア家は震災直後も土地をいろいろ見学していたのですが、驚いたことがひとつありました。
それは、海が見える宅地が次々と整備され、区分に分かれた土地が売られていたこと。3.11の後です。
「こんなものを今、売るの!?買う人なんかいないでしょ?」と思いました。
くる日もくる日も、大津波の映像を見続けた後なのだし。
ところが、私の予測はまったく的中しませんでした。
海が見えるその宅地は、駅からも遠いのに普通の土地より高額でした。
でも、すぐに完売してしまいました。
津波の映像を繰り返し見ているのに、どうして!?怖くないの!?と不思議でした。
でもしばらくしてから、自分のエゴイスティックな考えに気づき、恥ずかしくなりました。
海が大好きな人達が、「海のそばでビーチライフを楽しむ人生」を選択している。
それだけのこと。
「津波を怖がる人生」ではなく、自分の “好き” を優先した選択をしただけのことですよね。
地震国で安全に暮らす3つのカギは?
①モノは最小限だけ所持するようこころがける
②背の高い家具は壁に固定する
③どう生きたいか?優先順位を常に明白にする
シンプルにまとめてみましたが、言われてすぐにできるようなら誰も苦労はしないですよね。
大切なのは0から1にすること、まずは行動です。
自然に対して恐怖を感じながら暮らすのではなく、
暮らしに工夫をこらしながら自然な気分で暮らしていきたいです。
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