今日は、住まい選びのときに『避けるべき』ポイントについて、お話しさせてください。
このことは、集合住宅と戸建てのどちらにも当てはまります。
また、賃貸物件を選ぶ時でも、持ち家を選ぶ時も、同じように考慮していただきたい点になります。
これからお話しすることはいわば『常識』です。
だから、あえて誰かに教えてもらうような事でもありません。誰もが「だよね」と言うようなこと。
ただ、自分がいざ物件を選ぶ時になると「見落とし」をしてしまうということがよく起こります。
やはり、目の前にある間取りや日当り、そして家賃のことなどに注意が向いてしまうんですよね。
そんなわけで、あえてここに注意点を列挙させていただきますね。
心地よいシンプルライフを過ごすためにとっても大切なことだから。
(過去記事)
「これがゴミ屋敷!?大正時代の豪邸が孤独を乗り越えシンプルに美しくなっていた」
こういう環境は避けるべき!
避けるべきポイントは、ズバリこの3点。
①『不快な思いをする可能性がある所』
②『音の問題が発生する所』
③『危険がおよびそうな所』
危険を避けることはもとより、不快な感覚になる要因を避けて、毎日を快適に暮らすために候補地の近隣を調べましょう。
毎日のことですから、しっかりと見極めたいものです。
一つづつ見てゆきましょう。
(過去記事)
「寝室にあるもので断捨離すべきもの、まさかアノ風水ラッキーアイテムが!」
①『不快な思いをする可能性がある所』
■犬の散歩道(海岸や公園へ行く道沿い)
「犬のおしっこ通り」という名前をつけたいくらいのヒドイ状態になっています。
もう犬のトイレ状態になってしまってるんですね。雨が降ったあとの晴れの日には、尿のようないやな悪臭がもわ〜っとアスファルトから漂ってきます。
犬のおしっこ通りになっている道は、歩いているだけでも非常に不快なのに、このような道路沿いに住んでいる方のお気持ちを考えるとが気の毒でなりません。
窓を開けっ放しにはできないという話しも聞いたことがあります。
大切な自宅の塀が犬のトイレと化しているなんて、あまりにもひど過ぎます。
とはいえ、犬がワルイのではなく、全ては人間がやっていること。このような人間の悪行は無くなることはないのでは!?
特に、海へ向かう道、大きな公園へ続く道、に犬のおしっこ通りは多いです。
そのような道沿いにお家を構えるのは得策ではありません。
注意して道路のシミやニオイをチェックしてみてください。
■デパートや商店街への裏道
駐車場の入り口がある通りでは、車が列をなすことがあります。
また、専用駐車場が満車で、他のパーキングを探している車がウロウロと裏取りを走っていることも。
デパートや商店街へゆく道添いに住まいがあると、自分が車やバイクを出す時も時間がかかってしまいますし、車の往来が激しいとお子様のことも心配。
野球場とか競技場の近くも同じ理由から住むのは避けたいですね。
■ゴミ屋敷の近く
目から入ってきた視覚情報は、潜在意識に刻み込まれます。外までゴミだらけになった「ゴミ屋敷」を、日々のお買い物や通勤のときに見たくはないです!
また、ゴミ屋敷ではゴミを捨てないため悪臭の度合いが半端じゃない。
小さな商店を営んでいた方は、近所の人のゴミ屋敷のせいでお客さんが寄り付かなくなり、閉店を余儀なくされてしまった。お客さんが来なくなったのは悪臭が原因だったそうです。
まだゴミ屋敷になってないけど、もしかしたらこれからなるかも!?という前兆のようなものが見て取れたら、その近隣に住むのは避けた方が良いでしょう。
■アニマルホーダー(動物の多頭飼い)
アニマルホーダーというのは、自分が管理しきれないくらいの頭数の動物を飼ってしまう人のこと。
時々、ニュースでも見かけます。先日も、104匹のネコを飼っているお宅の中をニュースで伝えていました。
「去勢しなくちゃ」と思っていたら、あれよあれよという間に10匹単位で増え続けていってしまったそうです。
新築で買った夢のマイホームでネコを飼ったのがはじまり。夢のマイホームは見るも無惨な姿になっていました。壁もソファーもボロボロです。
崩壊寸前の犬のブリーダー(ちゃんとした人は別)、鳩の多頭飼い、ネコ屋敷、などなど、声とニオイに注意してチェックしてください。
アニマルホーダーの近くに住んだら、悪臭だけでなく吠え声の被害も深刻でしょうが、何より不衛生です。避けましょう!
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②『音の問題が発生する所』
■救急病院の近く、もしくは救急車の通り道添い
■消防署の近く
■大型トラックの走る街道沿い(地響きもする)
■飛行場・ヘリコプター基地
これらの施設の近くは、そんな音がしますか!?
想像しただけで避けるべきなのが分かりますよね。時間帯によらず24時間うるさくなる可能性が高いです。
(過去記事)
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③『危険がおよびそうな所』
■ガソリンスタンドのすぐそば
万が一、家事や爆発事故が起こったときに被害が及ぶ範囲はとりあえず避けた方が得策です。
ニオイも気になりますので、近くには住みたくないという方が多いのではないでしょうか。
■津波マップで津波がくる可能性が指摘されている場所。
私の住んでいる市では、市役所で大きな「津波ハザードマップ」を配布しています。
私は「この場所はギリギリ入ってないけど、どうなんだろうか?」という物件があったときは、市役所に行って相談していました。
「地図でいうとココなのですが、どうでしょうか(津波がくるかどうか)?」と質問すると、市役所の人が「ハザードマップには入れなかったけど、やめた方がいいです」と、ちゃんと教えてくれます。
皆様の街でも津波ハザードマップがあるかもしれません。
次にお引っ越しをする際には、ぜひ市役所に聞きに行ってみてください。
■送電線用の鉄塔のすぐ近く
電磁波が脳波に影響を及ぼす可能性があります。
鉄塔のそばは土地の金額が安いのでラッキーと思ってしまいがちなのですが、こんど売るときがきたら苦労します。
鉄塔のそばの土地や家を買いたいと思う人が少ないからです。
■屋上に携帯電話基地(アンテナ)が立っているマンション
マンションの大家さんがこころよく携帯基地局アンテナを建てさせてあげる理由は、月々の使用量を払ってもらえるからです。
アンテナがたつ場所は、屋上です。その真下にあたる一番上階のお家を選ぶのはやめましょう!
「携帯基地局アンテナと言われても、いままで見た事も聞いたこともないから」という人もいます。写真があったらよかったと思うのですが、いま探したけど出てこないので、また今度のせますね。
■埋め立て地
数年前の東北大地震のときの舞浜の光景をTVでご覧になっているでしょうから、あえて語りません。
埋め立てた土地は、住まいに選ばないことが得策です。
これもまた、買ったはいいけど、将来売るときに買い手を見つけるのが大変なのではないでしょうか。
■活断層の上
国土交通省が活断層の地図を公に配布しています。活断層のマップは、インターネット上でも見ることができます。
活断層とは、断層のうち近年の地質時代(数十万年間)に繰り返しずれた形跡があり、今後もずれる可能性があるもののことを言います。
活断層の上に住んでいると、直下形地震のときの被害は尋常ではありません。淡路大地震のときがそうでした。
活断層の上に住まないように、調べてから住居を決めましょう。
参考までに
ざっと見てきましたが、お引っ越しの際には、これらの「避けるべきポイント」をチェックしてみてはいかがでしょうか。
静かで環境が良くて、落ち着いた雰囲気のエリアに住めたらいいですね。
シンプルライフのため、心地よい暮らしのために♪
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