寝室の断捨離をしたくなる、無意識とシンプルライフのお話し

寝ている間の『無意識』について、お話しさせてください。

これを知ったら、寝室にあるモノを断捨離したくなってくるかもしれません。そして、ミニマリストを目指すことの意義がより見えてくるかも!?

人の無意識には、膨大な情報がつまっています。

私たちが「意識」して知ってると思っていることは、全体のほんの数パーセントに過ぎません。

むかし読んだ本の内容、見た景色、遭遇した出来事、人から言われた事、練習したこと、映画やTVの内容、悲しかったこと、嬉しかったこと、全てがこの無意識の領域に収納されているのです。

「だったら、誰でも全員テスト100点とれるじゃん」と考えるあまのじゃくさんもいらっしゃるかもしれません。

100点とるには、この無意識の領域にアクセスした状態になれば膨大な知識に触れることもできるでしょう。ただ、試験中に無意識の領域にアクセスできるほどリラックスできる人がいないのが残念ですね。

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まず、わかりやすいストーリーでご紹介

以前、マンションで暮らしていた時に、ピッケと2人で「いろいろな部屋で寝てみる」という試みをしていたことがありました。

どの部屋で寝たら、一番寝心地がいいのか?体調が良いか?頭がスッキリするか?を調べるプロジェクトです。

4LDKだったので、いろいろなお部屋でそれぞれ数ヶ月づつ寝てみましたよ。

もちろんベッドではなく、お布団を動かしての試み。

このプロジェクトを終えて、良かった部屋を寝室にしようということではじめました。

プロジェクト中に遭遇したアクシデント

それは、家の中でも中央に位置する5畳半の部屋に寝ていた時に起こりました。

真夜中に、震度4くらいの大きめの地震が!!
(゚Д゚;≡;゚Д゚)

ガタっと揺れた瞬間に、ぐっすり眠っていたはずのピッケが、スクっと立ち上がり、私の真横にあった戸棚の上にある大きな箱をガシっ!と押さえました。

両手で箱を抑え、片足を曲げてしっかり足もとをかためています。

もしも、この箱が落ちてきたら、私は顔面から血を流していたでしょう。

もしくは、頭を強打して気絶していたかもしれません。

この5畳半の部屋は、商品の在庫置き場として使っていたのですが、プロジェクトの一環として、この部屋で仮に寝てみたのです。

とっさの行動は無意識がやっている

グーグ寝ていたはずのピッケは、なぜいきなりスクっと立ってこのような行動をとったのでしょうか!?

それは、彼が無意識レベルで「知っていた」からです。

『セミアの寝ているところの真横の高い位置には、大きな箱が置いてある』ということを認識していたのです。

棚の上に箱がある、という情報は、普段は特に気になりません。

そんなどうでもいい情報でも、しっかりと無意識(潜在意識)の中に情報として入っているのです。

だから、とっさの事が起こった時に、ピッケが無意識でこのような行動をとった、というわけです。

ということは!?

ピッケは、この部屋に寝ていた間は、常に私の上に箱が落ちてくることを無意識のレベルで心配しながら寝ていた、ということになります。

意識では「そんなこと考えてないよ」と言うと思いますが、無意識レベルではそうだったのです。

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寝室においてあるモノは!?

皆様のベッドやお布団のまわりなど、寝ている場所にはどんなモノが置いてありますか!?

私たちの例のように、モノが落ちてくる可能性があるような設えならば、すぐにでも置き場所を変えてください。

改善すべき状態は、こんなこと、、、

頭上や横の本棚に本が並んでいる
揺れたら顔の上に落ちて来る場所に時計が置いてある
頭上や横の壁に額縁にはいった絵を飾っている
頭や体の真上にライトなどがぶら下がっている
ベット脇の窓辺に風鈴がかけてある

「ベットヘッドが本棚になってて、そこに本やら時計やら置いてあるけど、それは落ちてきても死なないから、ダイジョーブですよ」と思ったあなた様、要注意でございます。

さて、これらはどうして『ダメ』なのでしょうか!?

大地震がくるから???では、ありません。

「情報」として、無意識の中に日々刷り込まれてしまうからです。

頭の片隅で「あの時計落ちてこないよね」とか、「本が落ちたとき、角があたったら痛いだろな」とか、「絵を押さえてるのって1本の画鋲だけだよね」などと、常に知っている状態。

人生にとって大切な睡眠時間中に、そんなことが頭の片隅に存在し続けてしまうのです。

質の良い睡眠をとることが必須!であると判明

(ちょっと話しをそらして説明)

神経科学者ジェフ・イリフ氏は、眠っている間、人間にとって非常に重要なことが起こっている、ということを発見しました。

それは、『脳特有の浄化の仕組み』。

脳にはそもそも毒素を排出するリンパ管が無いので、今までは脳の中は浄化はされてないと考えられていました。

私たちの脳は活発に動いているときには、老廃物の処理をしません。

でも睡眠に入るとき「浄化モード」に切り替わっていることを、イリフ氏がみつけました。

その日に蓄積された老廃物を排除していたのです!

脳の浄化作業は、脳や健康に影響する大切なもの。睡眠を疎かにしてはいけませんね。

睡眠不足の人は脳に老廃物が貯まっているということになります。

アルツハイマー病患者の脳には老廃物が蓄積されていることが、実際にわかっています。

睡眠不足はいろいろと、健康に悪いことを引き起こす可能性を秘めているでしょう。

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寝ているまわりにモノを置かないで!

寝ているところの周りにある『モノ』について、ぜひ吟味してみませんか!?

震度6の地震が起こったとしても、『何も自分の上に落ちてこない状態』を作ることをおすすめします。

「本棚があるからしかたない」という言い訳はNG!!

何かしらの方法が見つかるはずです。本の断捨離もその一つ!

そもそも、本が顔のそばにあるのは、今回の話題とは違った意味で不健康であり、アレルギーの原因になります(また別記事でご紹介しますね)。

寝ているところのまわりを片付けられたら、「布団に入ってから余計なことを考えない!」を、まさに遂行することができますね。

ワンルームのお部屋に住んでおられる方など、使ってる部屋の関係で寝てる周りにモノを無くすのが不可能と思うかたもいらっしゃるかもしれません。

でも、試行錯誤してみる価値はあります。

いろいろと考えているうちに「ミニマリストになりたい!」と、思う気持ちがより高まるかもしれません。

安心してピースフルに眠り、脳を綺麗に浄化したいものです。

明日のために、健康のために、
♡睡眠の時間を大切にしてゆきましょう♡

 
 
 
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