世界遺産ニンビン、秘境の合間をゆるやかに巡る小舟の旅チャンアンへ

サンデー版、リラックス投稿です♪♪景観遺産と文化遺産、両方で世界遺産に登録された『チャンアン』を訪ね、奇岩の美しい風景をたのしんできました。今日はここで、ご一緒に秘境を旅しませんか!?

今回は、父と13歳の甥と14歳の甥の従姉妹と4人で珍道中!?です。

大自然から感動をもらうときには、年齢や性別は関係のないものですね。ニンビンへの旅のあと、「すごくよかったネ!キレイだったね!」と、みんなずっと言っていました。

『チャンアン』があるベトナムのニンビン省へ行くには、ハノイから南へ車で2時間半ほどかかります。世界遺産に認定されたのは2014年、けっこう最近のことです。石灰質の奇岩が織りなす景勝地。その合間をぬうように、川がゆるやかに流れています。

木でできた質素なボートを自在に操りながら、華奢な船頭さんが手漕ぎで3時間半ほど遊覧してくれます。
 

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奇岩をすり抜けながらボートは進む秘境の旅

約3時間半ほどの小舟の旅。時間がアッと言う間にたってしまう様に感じられるぐらい魅惑的でした。
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約2億4000万年前にできたといわれる「カルスト地形」、石灰岩の奇岩が連なっています。さほど高くない先が尖っている岩山がおおいです。

ミラーレスの小型カメラを持参したのですが、しばらく使っていなかったせいか壊れていて使い物になりませんでした。今回の写真は全てiPhoneで撮影したものです。光が強く、角度によって水のカラーが違って見えました。それがまた美しくナチュラルで素敵でした。
川は濁っているように見えますが、それは光や地質の関係で、もちろん水はきれいです。
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チャンアンあたりの渓谷では、3万年〜4千年前までの人間が生活していた痕跡が発掘されているそうです。

鍾乳洞の垂れ下がる、狭〜い洞窟の中を船は進みます。(たぶん)10個ほど洞窟をくぐりました。中でも320mもあった洞窟トンネルは狭く息苦しさを感じたほどです。
 

トラコミュ
シンプルライフ

 
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上の写真の下の方の黒い部分が、洞窟です。こんな狭いところにどんどん入って行きます。ただでさえ狭い船内ですが、乗客たちは舟底に身をかがめ頭を低くした上で、船頭さんが絶妙に船を前進させるのです。すごいプロ技でした!

ただ、これはかなり危険(笑)。日本だったらきっと「危ないから」という理由で入らせてもらえないのでは?と思う程、アドベンチャー感ばつぐんでした。
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子供と年寄りがいっしょだったから、ヒヤヒヤしました。動画も撮れないほど狭かった場所もあります。上の写真↑のように乗船中はライフジャケット着用します。

所々に、小さなお寺がありました。上陸したかったら船頭さんに伝えると立ち寄ってくれます。見学したり水やアイスを買ったりすることもできます。
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船頭さんにもアイスを差し入れ!

船旅が終わったらチップを忘れずにあげてください!華奢な女性がかなり重労働をします。最後の方は手が疲れてしまって足でも漕いでいました。
 

トラコミュ
シンプルで機能的な生活

 
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出発したときは、地形の関係もあって風がとおりとても涼しかったのです。船の上にいたのは約3時間半。最後の方になってくると暑くなってきたので、子供たちが「あと何分?」と幾度となくたずねる声が聞こえてきました(笑。

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前半は左右に岩山とその岩壁がせまってくるような情景です。後半は平地が左手に見えてきます。景色がだいぶ変わります。
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まだまだ観光地化がすすんでいません。土曜日でしたが人が多過ぎるということも無かったです。しかも、ベトナム人観光客が大多数で、外国人は少数派。

素晴らしい景観の秘境ですので、今後ますます観光客が増えてくるのでは?と思います。
 
(過去記事)
寝室もクローゼットも、さらにガラ〜ンと(画像あり)禅のこころ
 

ベトナムでいう鎌倉のような古都ホアルー

チャンアンの船乗り場からすぐの場所に、『古都ホアルー』があります。チャンアン船の旅と同じ日に観光することができます。
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968年から1010年まで、ここがベトナムの都だったそうです。その後、戦争を経てハノイへ都が移されたということです。
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修復しながらでしょうが、古めかしい建物や塀が残っています。
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すばらしい見所だけど、平地なのでかなり暑いです。こころして挑んでくださいませ。
 

ぜったい必要な持ち物

ここの観光ベストシーズンは、6月7月8月になります。6月は雨期です。8月はそうとう暑いのではないか?と予想します。以下のモノは必ず持って行くことをおすすめします。

✨帽子とサングラスは絶対!
✨日傘と雨傘兼用のもの
✨日焼け止めクリーム
✨長袖の上着と首回りを覆うもの
✨水を最低でも500ml2本持ち乗船
✨カメラ
✨汗を拭うタオル
 

ニンベン省への行き方

まずハノイへ行ってから、ニンビンへ行くような形になります。毎日7便でている電車で行くことも可能。ハノイのバスターミナルから、10〜15分おきにバスも出ています。

ただ、私は公共の乗り物でニンビンへ行くことをおすすめしません。オプショナルツアーで、車をチャーターし行かれることをおすすめします(値段はそんなに高くない)。

3時間半もの船旅やそれ+古都ホアルーを見学したりすると汗だくになり、ヘロヘロに疲れます。

そのあと暑い中、電車やバスを待ち、狭い車内でギューギューで2時間半かけてまたハノイへ変えるのは、若い人でもかなり辛いのではないでしょうか。

熱中症や脱水症状になったら大変です。秘境ですから病院などあるとは思えません。

オプショナルツアーであれば、ガイドさんが解説してくれたりもしますし、エアコンのきいた車内はオアシスに感じてしまうでしょう。
 

ほんとに行ってよかった!

水牛が草をはむのどかな風景が広がる場所。

ハノイやホーチミンの喧噪から考えると、ここがザ・ベトナムの原風景なのかなという感じがします。

日帰りでしたが、充分に偉大な自然のパワーを充電できました。
 
 
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