大切なことを一瞬で見極める心豊かなミニマリストをめざすセミアです。
ここのところ、ずーっと気になっていることがあるんです。
それは、ご近所に住むあるおばあちゃんのこと。
(※今日の写真は散歩中に出逢った見知らぬネコの軍団です)
そのおばあさんは91歳。一人暮らしです。
腰をかがめて歩いているから、起き上がらないと人に気づくことができません。
でもすごくお元気で、近隣の急な坂道を毎日テクテクお散歩しています。
老人ホームに入居してしまうと一気に衰えるから、とおっしゃっていて、一軒家でなにかと忙しく家事や庭の手入れをして過ごしているのだと教えてくれました。
散歩をしていると、我が家のワン達をいつも可愛がってくれて「お母さんに感謝しないといけないよ」と、うちの犬達に諭しています。(ど〜いう意味なのかはわからないけど...)
(過去記事)
『夫の収入を上げる方法は!?運が良くなりたいヒト必見!ミニマリストが実行した大富豪マダムの教えとは!?』
お婆さんの願い
ある日、毎日の暮らしについて会話した後、お婆さんはこんなことを話してくれました。
「私のただ一つの心配はね、うちのネコのことなんだよ」と。
もしお婆さんの身に何かあったら、ネコはどうなるのかと心配でしかたがないのだそうです。その子を引き継いで飼ってくれる人がまだ見つからないというのです。
それが、今のお婆さんにとってのたった一つの心配ごとだと切に語っていました。
それを聞いて、「お婆さんから心配を取り除いてあげたい。安心させてあげたい。」という想いが沸いてきて、我が家で面倒をみれないか!?と検討してみようと思いました。
「そのネコちゃんは、家の中で飼っているのですか?」とたずねてみると、お婆さんは「家の中と外とを行き来しているネコだよ」と答えてくれました。
「私にまかせてください!」と、一つ返事ができなかった自分が歯がゆいです。
外猫が家に持ってくるもの
外に出ているネコが家に入ってきた場合、今いる家ネコの健康を守りにくくなってしまいます。
猫後天性免疫不全症候群(猫エイズFIV)とか、ネコ白血病に感染する可能性が高いのが外猫。
また、外にいるとノミやダニがつきます。ノミからはマイコプラズマ・ヘモフィリスというネコにとって危険な微生物にも感染。
外で食べた草や虫やトカゲから寄生虫も体内に入ってしまいます。
寄生虫を持ったネコちゃんが家に入ると、家にいる全員にうつります。
寄生虫のタマゴは小さくて目にみえませんので、防御は非常に難しく、”防ぐことはできない”と考えた方がいいでしょう。
すでにネコやイヌがいるご家庭の場合は、野良猫を保護するときにはよく考えてから。それなりの覚悟が必要です。
お婆さんの想いをなんとかできないか
そんなわけで、お婆さんにひとつ返事で「安心してください!私に任せてください」とは言えなかったのです。
完全に外猫ちゃんだったら、毎日餌を運んであげることはできますが、半分は家の中で過ごしているのだから、完全外猫になることを強いるのは酷です。
そんなわけで、お婆さんが心配したままでいたら気の毒だな〜と思うのですが、どうにかしてあげられないので、とても歯がゆい気持のままでいます。
年齢をかさねるごとにミニマリスト化をすすめるべき
お婆さんの問題を考えているうちに、ますますミニマリスト化をすすめたいとも思う様になりました。
我が家に今いるワンちゃんネコちゃんが旅立ったら、その後は動物は飼わないと決めています。
自分自身がどうなるかわからない年齢になっていくのですから、責任がとれないことは引き受けない。
家の中にある持ちモノをどんどん減らして、ちゃんと責任がとれるコトだけをする。
背負うモノもミニマルにしてゆきたい。
就労形態も年齢にあった形に変えていく。
日々、このことを真剣に考えています。
持ちモノを把握していくことで、不要な手放すべき「執着」もどんどん見えてきます。
執着を捨てて、責任がとれるコトだけをする老後計画をしっかり立てていくつもりです。
お婆さんともまたお話しして、一緒に心配をとりのぞく方法を考えていきたいとおもいます。
♪皆様、ほっこりな日曜日をお過ごしください♪
お読みいただき、ありがとうございました!
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