ミニマリストになりたい、目指したいというのはアメリカ人と日本人だけなのか?

今日は、『なぜミニマリストになりたい人が増えてきたのか?』について、考えてみたいと思います。

シンプルライフを手に入れたい」とか、「ミニマリストになりたい」という想いを持った人々がオピニオンや情報を、発信し始めたのはアメリカが発端です。

それがやがて日本にも上陸してきて、日本でも「持たない暮らし」を目指す人、シンプルライフを追求する人、ミニマリストになりたい人、がどんどん増え続けてきています。

では、他の国ではどうなのでしょうか!?

それは、私にもはっきりしたことはわかりません。

時間とお金があったら世界中を回って、他の国の人たちはミニマリストになりたいとか考えたりするのだろうか?モノで溢れかえっていてうんざりしている人はいるのか?他国の人も「持たない暮らしがしたい」などと、願ったりするのだろうか?など、調査しにゆきたいくらいです。

日本&米国の風土病の可能性あり

先週は、イタリア人紳士に「部屋着ってなぁに?」と聞かれたお話しをしたばかりですが、その他の国の人と話しているときも、それに似たようなことに遭遇することがあります。

(関連記事)
持たない暮らしの最先端か!?帰宅しても部屋着に着替えないミニマリスト民族

また、断捨離に似た言葉は他国では存在するのか?とか、モノが多過ぎて困っていたりしないのか?について、それとなく探ってみても、ちょっと話が噛み合わないというか、そういう現象はほとんどないのではないか!?というのが、今のところ感じている手応えです。

そう。。。。
今のところは、溢れかえるモノで途方にくれたり、ミニマリストをわざわざ目指さなければいけない人々で溢れかえっているのは、日本とアメリカだけなんじゃないか!?というふうに考えています。

他の国の人だと、もともとモノが少ない。というか、無用なものをどんどん買ったりする習慣がそもそもない。

習慣というか、そのような「モノが欲しがる」メンタリティーの人が少ないのではないか?という気がしてなりません。

どうして私達がそんなメンタリティーに陥ってしまったのかというと、マーケティングワールドの世界に住んでいるからではないか。

いわゆる「買わされる」文化。「欲しがらせる」手法で溢れかえっている世の中だから。

もちろん、その他の国でも、資本主義社会の国ではきっとそうなのだと思うのですが、そこまでヒドくないように思えます。

自分の心を知っているか否か

なぜ、日米以外のその他の資本主義社会の国々の人では、「欲しがらされる度」が少ないのか?というと、一人一人が自分の気持ちを理解する感度が高いから、なのかも。。。

自分にとっての一番大切なものはなに!?

自分にとっての優先順位の一番目はなに?

自分の『心』は、今なんと言っている?

そういう人間として当たり前のことが、実直にわかってる人が多いから、買わされ文化に陥らないのではないかしら?と、他の国の人と話していて思うことがあります。

シンプルライフを送りたいと願う人はどういう人?

諸外国の方にインタビューするときは、さすがに私もいきなり部屋のことを聞いたりなどはしません。

まずは、日本の事情についてお話しします。

日本ではモノがいっぱい溜まっちゃって困ってる人もいるんだよ、とか、棚とか箱とか引き出しを駆使して収納を工夫しなきゃいけないくらいに、いっぱいモノを持ってて、しかも不要なものを捨てられなくて困ってる人もいるんだよ、と話します。

すると、これまで全員の人(日米以外の人)から驚かれました。

「へぇ!どうしてなんだろうね。」っていう反応が帰ってきます。ちょっとよくわかりませんという顔をします。

この反応からしても、そのような人を自国では見たことがないのだな、と想像できます。

すでにそこにあるものを欲しがったりしないよね

そして、極めつけの質問はこれ!

私「あなたの国ではシンプルライフを送りたいと願う人はいますか?」(または、あなたはそう願っていますか?)

外人「え?どういうことかな??」

そんな感じ。

でも、日本人であり、ミニマリストを目指す私から見たら、相手はミニマルな生活習慣をしていて、お部屋はお気に入りのものしかない。シンプルに幸せに暮らしている、いわゆる「シンプルライフをおくっている人」としか見えないのです。

だけど、実際にまわりの人も自分もシンプルライフを送っている人ならば、わざわざそんなことを願わないんですよね。

あたりまえのことだから。

資産家の息子さんが、わざわざ将来の夢として「お金持ちになりたい」とか思わないのと一緒かな。

片付けコンサルタントが存在する奇異な国

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ティーンエイジャーである甥っ子は、ベトナムでインターナショナル・スクールに通っています。

スクールはアメリカ系で、お友達(生徒)は世界各国の子供たち。

そんな彼にも聞いてみました。

私:「お友達のお家にお泊りしてみて、モノがいっぱいなお家とかってあった?」

甥:「そんなの見たことないよ」

私:「日本ではね、もう使ってないものとかいらないものとか捨てられずに困ってる人もいるみたいだよ」

甥:「あ〜、それ知ってる!家を片付けるコンサルタントとか、アメリカでは存在するんだよね」

こんな答えが帰ってきました。

(関連記事)
シンプルライフからかけ離れてしまった、汚部屋やゴミ屋敷の原因は意外なものだった

どうやら、対岸の火事といったふうにとらえている様です。

アメリカ人の中には、ヒドい汚部屋やゴミ屋敷に住んでる人がいて、その人たちをレスキューする団体や職業の人(片付けコンサルタント)が存在する、ということを「知識」として知っているようでした。

ただ、その現象については「オモシロイ人もいるんだね」的な感じ。

だって、どの子の家に行っても、そんなふうになってる家を見たことがないから。

紙モノの断捨離のヒントをもらった

私の家は片付いてるしそんな悩みはないよね、と言う甥っ子に、「紙モノ」にだけには手を焼いてると話しました。

すると、甥っ子は「うちはペーパー・レスだよ」とコメントしました。

要するに、両親はビジネスをしているけどオンラインだから家には紙がない。自分や弟は学校ではMacをつかって宿題をやったり、読み物を配布されたりするから、学校関係で『紙』のやり取りが無いというのです。

自分よりうんと若い人とか、ジェネレーションがまったく違う年代の人の意見を聞くと、とてもためになりますよね。

情報として知っていることであっても、自分の生活に取り入れていなかったりすることって、ほんとうに沢山あります。

セミアはまだ、クラウド上においてある書類がぜんぶちゃんと保持できるのかどうかを信じられないから、紙でダミーをとってある。。。そして、それらの断捨離に悪戦苦闘している。

そこらへんの昭和生まれの頭の固さ?みたいなものは、今の中学生高校生には無いのでしょうね。

まだベトナムに滞在中です!

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引き続きベトナムの甥っ子達と過ごしています。

今日の朝ご飯は、フォーをいただきました。

フォーは、米粉でできたベトナムのヌードルです。スープにはハーブ類が数種入っていて、ライムを絞っていただきます。

もちろん、スイカジュースも一日に少なくとも2杯はいただいてます♡

現在のベトナムは雨期ですから、毎日、短時間ですが激しいスコールが降ったりやんだり。

でも、そんなに暑くないので快適に過ごしているでございます。

では、また明日!

 
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