
気にも留めなかったような音楽が家の中で流れていたことに、気づきました。
うちのお風呂は、自動で入れたときに完了したら「オフロガワキマシタ」のお知らせのあとに、オルゴール音がなります。
この曲が好きか?嫌いか?と問われれば、好きなほうかもしれません。でも、今まではそんなことは気にもとめていなかったのです。
先日、小学2年の姪っ子と一緒にお風呂に入ろうとしたときに、この音楽がなりました。
すると彼女は、お知らせの音楽を歌詞つきで歌いはじめたのです。
この曲は『ともだちになるために』という童謡なのだと、教えてくれました。
姪っ子はオルゴール音が流れてくると、つい歌いたくなっちゃうみたいで、音楽がなるたびに歌っていました。
夕方になったら市が放送するのは、おなじみ「夕焼け小焼け」の曲。
めざまし時計の音は、ユーミンの「やさしさに包まれたなら」という昔の曲。しょっちゅう聞いていたはずなのに、姪っ子が歌っているのを聞いて、はじめて気づきました。
私にとってこれまでは、ただの「お風呂が湧いた時の音」「夕方の音」「目覚まし音」でしかなかったのだけど、実は、暮らしの中にたくさんの音楽があったのですね。
見過ごしていたことに驚きました。
なんだかちょっと、もったいなかったなという気もします。
ちなみに、わが町のゴミ収集車は「乙女の祈り」を奏でながら走っています。
これは歌詞がない曲なので、朝きこえてきた時に姪っ子は踊っていました(笑)。
朝に昼に夕に。
あなたの身の回りでは、どんな音が聴こえてきますか!?