汚部屋でも愛してる?シンプルライフ好きのあなたの結婚相手がゴミ屋敷予備軍だとしたら?

大切なことを一瞬で見極める心豊かなミニマリストをめざすセミアです。

ちょっと前になりますが、「人が奇異なシチュエーションに立たされた時、どう行動するか?」を観察(モニタリング)し、それを見て楽しむ番組を見ました。

その時のテーマが「初めて彼氏(婚約者)を実家に招いたとき、汚部屋だったら彼はどうするか?」を観察する、というもの。

もちろん場所は本物の彼女さんの実家ではありません。汚部屋(ゴミ屋敷)は、創られたセットです。両親役は俳優さん。

このシチュエーションに立たされた男子はどうするのか?
考えられるのは。。。

■すぐに帰ろうとする
■見て見ぬふりをする
■おどろいて会話ができない

などが予測できます。
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ところが、番組とグルのカノジョさんに騙されて、彼女の実家にやってきたカレシは、顔色一つ変えずにご両親と対話し、汚部屋の中でリラックスした時間を過ごしていました。(汚いキッチンで淹れたお茶もちゃんと飲んでいました〜)

ニセ両親が席を外し2人きりになったときに、彼女から「びっくりしたでしょ?」と聞かれて、「いやそうでもないよ」と返した。「おまえのアパートの部屋がいつもキレイだからそれとのギャップで驚いたけどね」、ということでした。

そして、後からネタバラしをしたら「この家の独自の文化なんだな」って思っただけだ、と言っていました。さすが愛が深いのか!?

そして、「これがホントだったら婚約は考え直しますか?」の質問には、「いいえ」ときっぱりと男らしく答えていました。
 

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片付けて プチストレスをなくしていく

 

たぶん多くの男性は婚約破棄しないだろう

これは番組として撮られた映像ですから100%本当かどうかはわかりませんし、これが平均的なリアクションかどうかもわかりません。もしかして別のカップルのモニタリングだったら、こんなにホッコリするお話では終わらず、ある程度の拒否反応を示す男性だって中にはいらっしゃるかと思います。

ただ、男性脳の特徴から考えるとほとんどの男性がこのシチュエーションに立たされてもTVのカレと同じようなリアクションをするのではないか!?と考えられます。

いちど大好きになった人、いちど一生守ると決めた相手、自分が伴侶として選択した人、これら一連の自分自身の選択を否定したくないのが男性脳。

でも、そんな気持や心も継続できるのが3年であると提言する人類学者もいます。へレン・E‐フィッシャー博士は、62カ国を対象に離婚のピークを調査しました。結果は離婚のピークは結婚4年目が最も多かったそうです。

脳科学的なデータでは「ドーパミン効果は3年で切れる」ということを発見。ドーパミンが切れたことによって、感情に包まれフワフワと流れてきた「恋」は終わりになる、とフィッシャー博士は言っています。
 

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汚部屋に関する本当にあったお話、

脳科学的に見てみるとドーパミン効果が3年で切れる。「だから結婚4年目に入ると理性的に将来を真剣に考え始めるのです」とフィッシャー博士。

確かにそれは言えてる!という出来事を思い出しました。

ずっと昔のことになりますが、地元の友人K(男性)の体験です。Kは適齢期で恋愛結婚しました。「しばらくの間は2人だけの生活を楽しもうね」という考えかたの夫婦。妻の両親と二世帯住宅の同居です。

結婚して3年が過ぎたころ、彼は「子供をつくること」を真剣に考えはじめました。

頭の中で赤ちゃんをお迎えする準備のシュミレーションをしてみる。

色々なことをイメージしているうちに、「こんな家に俺の子供を住まわせられない」と気づいたそうです。

彼の言葉は今でも覚えています「このヒトに自分の子供を生んでもらいたいかどうか?」を自問自答したと。

そして「絶対!絶対にやだ!このヒトに自分の子供を生んで欲しくない!」と、気づいてしまったのだそうです。結婚してから3年が過ぎたころのこと。これが、彼の離婚の原因でした。
 

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自分の奥さんが汚部屋っ子だった

実は、奥様になった方は「超」がつくほど、部屋が散乱している人だったんです。

例えば、洋服は洗濯しない

洋服というものは、買ってきたらタグを切って着る。帰宅したら脱いで服の山の上に置く。寝床(ふとん)の周りに、洋服の山ができているイメージです。

朝起きたら山の中から着るものを探して着る。汚れて着れなくなったらもう着ない(山の一部と化す)。だから頻繁に洋服を買っていたようです。

また、彼が夜中に喉が渇いてキッチンに降りてゆくと「ガサガサっ」という音がすることは、最初のうちから気づいていたといいます。

階段の木のきしみか何かの音かと思っていたのだけど、ある日、電気をつけてあったときに行ってみてビックリ!

その音の正体を見た。

それは、あの女子が大っキライな黒い虫「G」の、大移動の音だったんです。机の上に1匹いた!とかそういうレベルではなく、キッチンのいたる場所にいたGの大群が一斉に動く音だった。

妻の実家に住んでいたため、キッチンを片付けて駆虫しましょうという提案は義母義父にはしにくかったといいます。

もちろん奥さんには再三にわたって改善へむけて相談していたのだとか。
 
(過去記事)
本物の『G』対策ここにあり!〜黒い虫から女子を守るシンプルライフの肝
 

暮らしの価値観はたいせつ

ドーパミン効果が3年で切れた後、結婚4年目に入り「将来を真剣に考え始める」ようになる。あばたもえくぼが効力を発揮しなくなる時です。

「この人と子供を作り育てたいか」という問いは、できれば結婚前にしておきたいものですね。

どんなライフスタイルを好むか?暮らしに関してどんな理想を持っているか?について話し合うことは、結婚を決める前にやっておきたい重要な「価値観のすりあわせ」です。

洋服の山の中で寝る人生と、片付いたシンプルな寝室で休息できる人生では、雲泥の差がでてしまいます。

前者は部屋の中に大量のカビが発生しているはず。それから、服の山で掃除できずホコリが積もりに積もっていて、そこに大量のダニが発生しているはず。

健康面が悪くなれば、心も同時にダウンになる。何より、目から飛び込んでくる風景が大量のモノやゴミばかりなので潜在意識も汚れてしまう。
 

心潤う空間づくりの大切さ

暮らしに関する理想を語り合って、あるていど価値観が似通ったヒトと一緒に暮らせたらいいですね。

そうすれば、3年を過ぎても心が潤う暮らしがそこにできてる。それは、家族がつくりあげた癒しの空間。そんな心地良いところから、離れたいと思うヒトなんているのでしょうか。
 
 
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