我が家にはエアーコンディショナーが一台しかありません。
今月のはじめ頃の記事で「1階にしかエアコンがないので2階が暑い!」と書きました。
それを、あることで克服できたのです!
今日は、猛暑をどう乗り越えたのか!?についてお話しさせてください。
この方法は、どんなタイプのお家でも取り入れられると思います。というか、すでに皆様がやっている方法かと思いますが、我が家のケースとしてお伝えしますね。
▶︎関連記事
ミニマリストらしいIT解決策を発見!節約にもなったし快適だし、たった千円でTVがPCディスプレーになる!
家の中のつくり
セミア家は2人住まい。なので、家のつくりが少人数バージョンになっています。どういうことかというと、あまり細かく部屋を分けていないんです。
壁が少ないのが特徴で、例えていうならば「犬小屋」みたいな感じ。
なので、一つ一つの部屋にエアコンをつけてもあまり意味がないので、まずは一台のエアコンだけでどうなるか!?と、しばらくのあいだ様子を見てきました。
しかしやはりエアコンがある1階はキンキンに冷えますが、2階は暑い!という結論に。
「やはり2階用にもエアコンを買わないとダメみたいだね....」と、あきらめかけていましたが、人間 切羽詰まると良いアイディアが生まれてくるものですね。
ある方法を実践してみたところ、上手くいきました。その方法についてこれからお話させてください。
▶︎関連記事
真夏のミニマリスト、水筒を持って歩く派?その都度買う派?節約だけじゃない大切な事
家の中を過ごしやすくする家電はこれ
その方法とは『大きめサーキュレーターで空気をかき回すこと』です。
どんなにエアコンを「強」で使用しても、暖気は軽いので自然に上昇していき、冷気は重いので床にへたりついたまま。
それをかき混ぜれば、ちょうどいい塩梅になるのでは!?と考えました。
我が家にお迎えしたボルネード社のサーキュレーター↑です!色はホワイトを選びました。
けっこうパワフルなので、オンにしている時とオフの時では、体感温度もぜんぜん違います。
この大型のサーキュレーターは、階段の下に置いてあります。階段から冷気が登っていく様にと目論んで、ここに置きました。
マンションや一戸建てなど、いろいろなタイプのお宅で、このサーキュレーターが活用すると思います。
お家の広さによって、サーキュレーターのパワーを選んでください。例えば、家全体ではなく「室内」の空気を回すならもう少し小さめのものでも大丈夫ではないかと思います。
ただし、風が竜巻状になって出てくるタイプのものでないと、部屋の空気をかき混ぜることができませんので、要チェックです。
このあと詳しく書いていきますね。
▶︎関連記事
大モノを次々に断捨離しているミニマリストなのに、アノ家電だけは2つ持ってる!?その理由はアフリカにあった!
冷気を上に登らせて循環
こちら↑の図は、トリセツにあったもの。夏場エアコンで室内を冷やすときの置き場所を示しています。空気の循環の道筋が見えるので、非常にわかりやすい図です。
竜巻状の強い風が出るのが特徴です。この竜巻が螺旋を描きながら勢いよく部 屋を横切っていき、壁や天井に当たります。
その後、周辺の空気を押しながら、またサーキュレーターへと戻っていく。
天井にたまった暖気と床の冷気が混ざり合いますから、部屋全体の温度が調整されることになります。
夏期の冷房の場合は、図のようにエアコンの下に置いて使います。冷気をすくい上げているような感じになるのですね。
この循環によって、エアコンの設定温度を通常より2~3℃高く設定しても、いつも通りに快適に過ごせるようになるのです。
暖気は部屋の中央から回転させる
こちら↑は、エアコンを暖房として使ったときの効率アップ法です。
暖房の場合は、部屋の中央部にサーキュレーターを置いて空気を撹拌する。
我が家では冬は床暖房を使うのでエアコンはまったく使いませんが、サーキュレーターをまわしてこのように空気を循環させた方が、温かさが均一になるでしょうから、取り入れたいなと思いました。
竜巻型の風のものを選ばないと
冷房や暖房のときの、それぞれの空気のまわし方は、どんなお家にも応用できるものかと思います。
このサーキュレーターを利用すると、冷暖房のことだけでなく、その他のベネフィットもあります。
(1)押し入れやクローゼットに風を送ることでカビ対策に(2)部屋干しの時に洗濯物に風を送ることで早く乾く
一台あると非常に便利なもの。しかし!気をつけないといけない事が一点あります。
それは、この「竜巻状の風」が出ないものだと、効果が違ってきてしまうこと。
この新しいサーキュレーターが我が家にくる前までは、下の写真↓の小さなものを使っていました。
ちょくせつ風を当てたいのなら、これで充分なのですが、竜巻状の風が出ないしパワーが少ないので、1階から2階へと空気を循環させることができませんでした。
あ、でも、これは断捨離しませんよ~。
今は、ボルネード社のサーキュレーターのパワーによって2階まで上がってきた冷気を、さらに奥の部屋まで送るのに使うこともあります(35度とかになる猛暑日のみ)。
エアコン問題は一件落着
これだけダイナミックに部屋の隅っこまで空気が循環するので、非常に効率がよくなりました。
冷房の設定温度もだいぶ上げられたので、電気代がさらに安くなっていることと思います。部屋干しにも送風してみましたが、笑っちゃうほどすぐ乾いてしまいました。
見た目は同じサーキュレーターなのに、風の形が竜巻型なだけで、ずいぶんと違うものなのですね。
出逢ってよかったモノの1つになりました。
皆さまにとって何かの参考になれば嬉しいです。読んでいただきありがとうございました!