女性の間で、ハーブやアロマが流行しています。どこでも手に入りやすくなりましたし、日本でもすっかり定着してきた感がありますよね。
今日は、そんなナチュラルなシンプルライフをおくっている “癒し系女子” たちが、住宅を壊してしまいかねない危険性について書いてみます。
エアコン編
アロマセラピーで使われる『精油』とは、植物から抽出された天然のオイルのこと。
このオイルは、植物がもたらしてくれる薬草効果がギュッとつまっているので、気になる症状に使ったり、抗菌や消毒に使ったり、心の安定をもたらすために使ったりします。
使い方は、ベースオイルに数滴混ぜて皮膚に刷り込んだり、お風呂に入れたりして皮膚や嗅覚から体に取り入れて効果を期待します。
その他の使い方として、「アロマディフューザー(芳香機)」を使って、アロマオイル(精油)の成分を細かい霧とともに部屋中に拡散するやり方があります。
たとえば、抗菌作用のあるラベンダーをディフューザーで部屋中に香らせると、風邪になりにくくなったりするのです。眠気をさまして覚醒したい時は、ペパーミントやグレープフルーツの精油を香らせたりします。
また、特に目的はなくても、単に良い香りを部屋に漂わせたいという理由だけで「アロマディフューザー(芳香機)」が使われています。
ところがこのディフューザー、使い方を間違えると家の中の電化製品を破壊しかねません。
特に、エアコンです。エアコンは冷たい(暖かい)空気を部屋に吹き込んで、古い空気を吸い込み外に出しますよね。
エアコンが部屋の空気の汚れを取ってくれるのですから、アロマセラピーをやろうとしてエアコンのそばでディフューザーをオンにしてアロマの香りを漂わせていると、当然のことながら、エアコンが吸い込んでくれちゃいます。
アロマディフューザーから出ているアロマの香りの霧には精油が含まれていますので、いつもいつも吸い込んでいたら、エアコンの吹き出し口とかフィルターがオイルまみれになってしまうんです。
それで、エアコンが故障してしまう原因になるのです。(;_;)
<<< 対処法 >>>
対処法としては、「エアコンをオンにしている間は、アロマディフューザーをオンにしない」。エアコンがついてないときだけ芳香機を使えばいいんですよね。
これと同じ原理で、台所のそばにエアコンが設置されている場合に、エアコンが壊れやすくなります。
揚げ物などでオイルが空気中に漂っているところを、エアコンが吸い込んでしまうからです。
なのでこちらもアロマと同じように、揚げ物や油で調理しているときはエアコンはオフにした方がいいですね。
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お風呂編
癒し系女子は、お風呂にときどき入浴剤を入れて体からのデトックスをします。美容と健康のためにはとても良いことですね。お肌もしっとりします。
入浴剤といっても、緑やターコイズブルーの粉末状のドラッグストアに売ってるようなああいうのではなくて、欧米式の自然療法とか、インドのアーユルヴェーダとかのやり方に従って、デトックスのための何かを湯船に入れるのです。
セミアのお気に入りのデトックス目的でお風呂に入れるものは......
①■『クナイプ バスソルト(よく眠れる香り)』
全身ハーブの香りに包まれて芳香浴しながら、ドイツ岩塩の成分でデトックス。②■『【死海の塩♪湯上りポカポカ&お肌ツルツル』
通常の海水の30倍もの良質なミネラルが含まれていて、15分つかるだけで温泉に入ったと同じ効果がある。③■『薬草湯 生薬浴用剤 で芯から温まろう』
自宅で漢方風呂に入れます。漢方薬を煎じた時の香りがします。体の芯から温まります。④■『ネパールの黒い岩塩,入浴剤.』
この濃いムラサキ色のブラックソルトは、ネパールの岩塩でお湯に入れると硫黄(イオウ)の匂いが漂い、温泉気分を味わえます♬
どれも、気持ち良さそうでしょ!?
ところが、、、この中でお風呂には入れてはいけないモノと、入れるなら慎重な注意が必要なモノがあります。
それぞれへの対処法について、以下に書いてみますね。
<<< 対処法 >>>
♡おすすめは、お湯に完全に解けて、浴槽の底が見える程度の透明感があるものです。
♡炭酸入浴剤の場合、追い炊きは発砲がやんでからにしましょう。さもなくば異音の原因となります。
♡バスソルトなど、塩分の強いもの、乳白色(白濁)のものを使うときは、追い炊きしないでください。使用後はすぐに排水した方がいいです。(①バスソルトと、②死海の塩がこれに当てはまりますね)
♡イオウ(硫黄)成分を含んだ入浴剤は使用しないでください。配管が腐食する可能性があります。(④ネパールのブラックソルトがこれにあたります)
ということで。。。。。。
たいせつなまとめです!
ミネラルリッチな塩のバスソルトは「追い炊き禁止」ですね。それに湯を溜めたままにしない方がよさそうです。
そして、温泉卵の匂いに似た『硫黄臭』があるイオウを含んだ入浴剤もしくは塩などは使わないことが得策ですね。給湯機内部が腐食することもあるそうです!(④のブラックソルト)
家の中を壊しかねない女は誰?
その正体は、何を隠そうワタクシのことでございました。
m(。。)m
エアコンの修理屋さん、風呂釜修理屋さん、ユニットバスのメーカーさん、その他から学んだことを、ここにシェアーさせていただきました。
読んでいただきありがとうございました!
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