『ミニマリスト』であることと、資本主義社会の仕組みについての知識は、どう関わっているのか!?のお話しです。
甥っ子達が、12歳〜13歳の時に『資本主義社会について』の講義(!?)をしました。
彼らの今後の人生がどうなるか!?に関わる非常に大切なことだったので、知っていて欲しかったのです。
ネット新聞か何かで、知った背筋がゾッとした記事。幼児がしゃべる単語は『商品名』が多くを占めているのだそうです。
幼児達はミッキー、キティー、など好きなものの名前から覚えてゆくのだから、確かにそうなってもおかしくないですよね。
でも、恐ろしいです。企業戦略にピッタり乗せられてしまっている例なのですから。しかも、こんな小さな時からです!
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初めて気づいたモノの値段のマジック
私が小学3年生くらいだったある日の出来事。母親から買い物を頼まれ、スーパーに行きました。
「トイレットペーパー買ってきて」と母に言われたので、「どんな種類の?何色の?」と聞きました。売り場にはいろんなのが売ってるから。
すると母は「一番安いやつでいいんじゃない」と言いました。
スーパーに到着してみると、赤文字で大きく『お買い得』と書かれたカードが見えたので、「あ、これこれ」と思って手にとってみたら、その下の方に置いてあったトイレットペーパーがなんとなく気になりました。
ぱっと見、そちらの方が安いんじゃないか?という気がしたからです。
でも、パックの中のトイレットペーパーの個数は違うので、計算してみることにしました。
一パックではなく、割り算をしてトイレットペーパーロール一個あたりの値段を割り出してみました。(もちろんロールのmも見て)
すると、赤文字で大きく『お買い得』と書いてあったトイレットペーパーは、ぜんぜんお買い得じゃない!?
まだ子供だし、不思議に思って別のトイレットペーパーの1ロールあたりの値段も出してみたら、『お買い得』と書いてあるものは3番目に安かった。
そう、1番安いのと2番目に安いのは、赤文字で大きく『お買い得』と書かれたものよりさらに安かったんです。
この時の体験は、世の中では『モノを売るときには本当のことを言っているわけではないんだな』という事実を知ったきっかけとなりました。
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ミニマリストに片足突っ込む
この小学生の時のお使い事件から、『誰かの意図に従って、モノを買うのはバカバカしい』と思うようになりました。
そしてこの時から、「値段的に安くお得なものを選択」するか、もしくは「値段は関係なく一番好き(欲しい)ものを選択」するか、そのどちらかが選択基準になりました。
そういった『買う』ときの選択基準に加えて、ミニマリストにとっては、『買わない』選択もあるよ、ということを心にとどめておくことも大切ですよね。
この意識が無いと、特にそんなに強烈に欲しいとは思ってないけど、「なんとなく買っちゃった」ってことが増えてしまいます。
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このタイミングでは絶対買わない!という基準
もちろん、昭和の超バブリーな時代に学生だったセミアは、そんな「なんとなく買い」だって経験しています。
ただ、一つだけ小さい時から続いてて、今でも守り抜いているポリシーがあります。
それは、「バーゲンでは買い物しない」ということ。
ところが、女子同士で「今度の日曜日さー、ルミネのバーゲン行こうよ〜」という話しの流れになるんですよね。
そういう時は、お友達と一緒にバーゲンに行きます。買い物目的ではなく、交遊として。
でも、ポリシーを曲げて行ったバーゲンで、やはり何か買ってしまうんです。
いくら「バーゲンでは買い物しない」と心に誓っていても、女子同士のノリのよさでつい買っちゃったり、「この先買えないかもしれない!」という思い込みで!?買っちゃいますね。
(´0ノ`*)
だから、バーゲンには足を運ばないにこした事はない!そう言えます。
バーゲンで買ったものの中には、ほとんど着ないものがいっぱい!
これは、困ったことですねぇ。
値段の高低に関わらず、「大好き」って思える洋服のみ購入したいものです。
それが、持たない暮らしに繋がる大前提ですものね。
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「ゲームは、誰が作ってくれてるの?」
「TVのポケモン番組は誰が作ってるの?」
「何のために?」
「それから、どうしたいのかな?」
甥っ子達に質問を投げかけて、ディスカッションしてゆく。
そんな感じで、どんどん掘り下げてゆくと、最終的には「誰かが儲かるために仕掛けている」構造が見えてくる。
自分の持ってる時間やエネルギーと、その会社が売りたい商品を、「交換する価値がある」と『自分』で思った場合のみ、アクションをとること。
■「売りたい人の意図通りに買ってあげる必要はない」
■「売る人が主体でなく、自分が主体になって買うかどうか決めるものである」
■「本当に欲しいものだけ買う」
ミニマリストであることは、本質的な生き方をするということ。
ここから軸がブレないように、生きてゆきたい!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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