大きなフライパン、小さなフライパン、美味しさで選んだミニマリストのキッチン用品

今年に入ってから、何年かぶりにフライパンを買いました。

古いフライパンを断捨離したのは2年ほど前だったので、まともなフライパンが無い状態がけっこう長かったのですが、やっと「これ」というものに出逢い新調することができました。(後半でご紹介しています)

フライパンといえども、様々な材質のものがあって、どれを選んだらよいのか迷いました。

主な違いは、材質はもとより、表面にどんな加工がしてあるのかという部分。それによって、こびりつき方や熱伝導率がいろいろで、料理の出来ばえも違ってくるのですよね。

(過去記事)
なぜ日本人は夫婦で寝室を別々にするのか!?夫を出世させるシンプルな寝室の使い方とは?

 

表面にテフロン加工がしてあるフライパンを愛用していた頃

今年フライパンを新調する以前は、安いフライパンのテフロン加工(正しくはフッ素樹脂加工)が落ちてくるころに取り替えるというパターンでした。

先日の記事では、ボロボロでも捨てずに使い続けてるモノの話しを書きましたが、フライパンも然りだったのです。「新居に引っ越したら良いものを買おう」と決めてたので、安くて使いやすいテフロン加工のものばかりをずっと使ってきました。

「テフロン加工は体に悪いから、絶対使っちゃだめだよ」と、アメリカでも日本でもだいぶ昔からわれていましたので、早く引っ越して安心で良質なプライパンに買い替えたいといつも思っていました。

「テフロン加工のフライパンで炒め物をしたら、飼っていたインコの若鶏が十数羽亡くなってしまった」という悲劇を、ブログで画像とともにシェアしてくださっていた方がいて、衝撃を受けました。窓を開けて換気しないと、有毒な物質により小鳥がすぐに死んでしまうのです。

人間にはすぐに何かの症状が出るわけではないけれど、まったく大丈夫なわけはありません。侮っていた自分を反省しました。
 

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テフロン加工(フッ素樹脂加工)コーティングの何が悪いのか?というと、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)というプラスチックと似た物質。加熱しすぎて高温になると、PTFEから有毒ガスが発生するから。フッ素樹脂加工のフライパンは230℃で粒子が発生し360℃で有毒ガスが発生するということでした。(空焚きをして高温にならなければ毒ガスは出ないそうです)

また、金属部とフッ素樹脂を密着させるために使われるPFOA(パーフルオロオクタン酸)という助材にも大きな問題があるそうです。

2005年「PFOAにおける発ガン性の深刻さ」について、あらためてアメリカ合衆国環境保護庁が勧告。自然界に存在しない物質なのでそのまま地球上に残留し続け、環境汚染となっていく物質であり、未熟児や奇形児の要因に。

2006年からは、アメリカやヨーロッパでは「PFOA」や「PTFE」を使わないよう規正している企業が増えてきているそうです。

全てのフッ素樹脂が悪いというわけではないようなので、「PFOA」や「PTFE」が使用されているかどうかをチェックした方がよさそうです。

フライパンだけでなく、グリルについている皿、たこ焼き器、など、他にもPFOAが使われフッ素樹脂加工された調理器具がありますので、要注意です。(たこ焼きパーティーをして小鳥が亡くなった記事も読みました)
 

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選んだフライパンは、ダイアモンド加工のもの

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長く使っていける良いフライパンをお料理の先生にうかがってみたたところ、「スイスダイヤモンド」をススメられました。

普通のフライパンより深さがあるので、煮込み料理などにも使えて便利。2人暮らしなら24〜26cmの大きさで充分でしょうが、汎用性を考えて28cmを選びました。

昔、テフロン加工のフライパンを使っていた頃は、同時に中華鍋も持っていて、調理によって使い分けていたんです。

でも、このスイスダイアモンドのフライパンに変えてから、中華鍋は不要になり断捨離しました。

特殊な技術によってダイヤモンドクリスタルがコーティングしてあるのですが、ダイヤモンドは銅の5倍の熱伝導率性を持っているのだそうです。

だから、熱量が多く食品全体に熱が均一に伝わるので、美味しく調理ができます。深さもあるから中華鍋の役割もばっちりこなします。

食材がこびり付かないからお手入れが楽なところも魅力です。

フタ付きとフタ無しがあり、「IH対応」と「直火専用」のバージョンがあります。フタにはスチーム式にできるような細工があるので、フタ付きがおすすめ。
 

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住まいと暮らし

 

小さいフライパンは、

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この小さなフライパンは、フランスの鋳物琺瑯ブランドであるシャスールのフライパン「ポワル」。シャスールの鋳物はすべて手作りなので、どこか暖かみが感じられます。

我が家の直径20cmの白い小さなフライパンは、お料理の先生のところで半額以下で譲っていただいたもの。ガス直火、IH、オーブン、全てに使えます。

熱伝導性と保温性に優れているので、とても美味しくお料理ができあがります。小さいのでスペインオムレツをつくる時にも便利。お肉も美味しく焼き上がります。

私はすごく気に入って愛用しています。このできあがりの美味しさを体験したらもう手放せない。

ですが、使い勝手は「めんどくさい」です。取っ手も同じ材質なので炒める部分から繋がっています。だから調理しはじめると高温になります。絶対に素手ではつかめません。注意してふきんや鍋つかみを使う必要がありますね。

調理法も少しコツがあります。

上のスイスダイアモンドのフライパンも、鋳物のシャスールも、どちらのフライパンも温めてから油を少し入れたり食材を入れたりします。

テフロン加工(フッ素樹脂)のフライパンは、最初にまず油をしき冷たいときに食材を置きますので、なんとなく作業が簡単です。

ただ、熱伝導率の良さは出来上がりの料理に現れますので、それを食べはじめるとテフロン加工のフライパンにはもう戻れなくなりますね。

スイスダイアモンドもシャスールポワルも、どちらも重い!なので、お年寄りには負担になるかもしれません。(ただ、91歳の辰巳芳子先生はシャスールの大鍋をご愛用ですから、ムリというわけではないです)
 

お気に入りの調理器具

お気に入りのフライパンをご紹介させていただきました。

調理器具って、重さや使い勝手で好みが別れるものだと思います。

みなさんのお気に入りはどんなものですか!?

また月曜日のスタートです!
充実した一週間になりますように🎶
 
 
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