洋服の捨て方・洋服の選び方の前に考えてみるべき事って何ですか！？

2016年5月3日

大切なことを一瞬で見極める心豊かなミニマリストをめざすセミアです。

最近、本屋さんに行くと「お片づけ＆持たない暮らしコーナー」が必ずあるような？気がしてきました。皆様のお住まいの地域ではどうですか？

こんまりさんの世界的なご活躍も一役買ってるのでしょうか。毎週のように、沢山のお片づけ本が出版されています。片付け収納のコンサルタントによる書籍だけでなく、ついにはお坊さんや経済アナリストまでもが、それぞれのご専門からの視点で片づけについて語っている本もみかけました。

それなのに、ワタシの耳には「なんで洋服が捨てられないんだろ〜」というつぶやきが聞こえてくるんです。ブログを読んでくれている方とリアルに会ったときのつぶやきです。

もしも困っていて解決を強く望むのだとしたら、「どうしたら服の断捨離がうまく捗りますか？」とハッキリ質問するでしょう。

でも、ワタシが耳にするのはため息とともに漏れたような「つぶやき」なんです。まるで、あきらめの境地にいるかのようにも聞こえてきます。

「本とか雑誌でもう充分にお片づけの極意は読み尽くしてきました」、「それでも出来ない私っていったい...」と肩を落としている感じが伝わってくるようです。

（過去記事）
『シンプルライフからかけ離れてしまった、汚部屋やゴミ屋敷の原因は意外なものだった』

洋服の断捨離は、確かに辛いものがあります。

なぜならば、洋服との決別は『過去』との決別でもあるからです。

歳を重ねれば重ねるほど辛さが増してきます。２０代の人がプチプラを買って、着古して、捨てるのとはわけが違います。

自分がこれまで生きてきたあかし。選択してきたこと。誇らしいところ。そんなものがシミや毛玉とともにこびりついているのが、４０代以降の人の捨てられない洋服です。

それからもう一つの要因は、『これからどう生きてゆきたいか』がわからなくなってること。どうなりたいか？がわからないんだからどんな服を持ってたらいいのか（捨てたらいいのか）わからないのも当然でしょう。

洋服を選ぶということは、『自己表現』なのですから。自分がなりたい人っぽい服装をするものです。

「人生はロックだぜ」という考えの知り合いの５０代男性は上下黒い服に尖った靴をいつも着てます。ロハス的な考えの人は麻の洋服をいつも着てるかもしれない。でも、どう生きたらいいのかわからない人は、自己表現のしようがありません。

１０代２０代の夢いっぱいの時は、常に先のビジョンがあったはず。来年はハワイ行こうね！英語喋れるようになって外人の友達つくろう！２９歳までに結婚して３２歳までに子供つくるぞ！などなど。。

子育てもそんなに大変じゃなくなった。仕事もかわりばえしない。だったら、他に何か望みは？と自問しても何も出てこない。このような状態に陥っている方も多くなってくるのが４０代後半以降。

これからどうなりたいか？がわからなければ、昔のままの自分を表現し続けるしかない。だから昔の服は捨てられないのです。服を捨てちゃったら次に着るものがなくなってしまうから！

ここで言う「次に着る服」というのは、比喩的に言っています。買っても買っても「着るものがない」と感じるならば、それは次に着る服がまだ手に入ってないということです。

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追い打ちをかけるようですが、『今』洋服をコントロールできないとしたら、この先はもっともっと難しく辛いものになっていくばかりです。

「相性が良いお片づけ本に巡り会えた」とか「片付けコンサルタントに助けられた」という、がんばって洋服を満足ゆく量まで減らせた人は、今後もうまく洋服をコントロールすることができる確立が高いです。

でも、「どうしても満足いくレベルまでには減らせない」という方々はどうしたらいいのかな？と、最近よく考える様になりました。こんなにもお片づけ本が本屋さんに並んでいるのになぜ！？という疑問と、服の断捨離がうまくできない問題の奥深さに注目しています。

どのくらいのパーセンテージで「服の断捨離は成功したよ」という人がいるのでしょうか！？そして、何パーセントくらいの割合で、「やってもやってもダメ、どうしても服が思い切って捨てられない」という人が存在するのでしょうか？

私の場合は、リアルにあった人達の話ししか聞いていません。もしかしたら偏りがあるかもしれません。

そこで、ブログ読者の皆様のご意見も聞けたらなと思い、アンケートを準備してみました。もしよろしければ、お答えいただけたら嬉しいです。

もしも、お答えをいただいた中から、何か明白に見えてくることがあったらご報告してゆきたいとおもいます。

よろしければ、以下の質問にご回答ください。思い当たる項目にチェックマークを入れてください。複数回答もOKです。よろしくお願いいたします。

「洋服を減らせてるかどうか？」の基準は、自分の感覚でオッケーだと思います。

ある人にとっては１００着まで減らせたら成功かもしれません。１０着まで減らせないとヤダというミニマリスト思考の方もいるかもしれません。どちらの場合も、自分が満足しているのなら洋服の断捨離は成功ということになります。

問題なのは、自分の感覚的に「もっと服の量を減らしたいのに減らせない」という場合。自分の満足感がなくては成功とはいえません。

だいぶ深い話しになってゆきそうな予感もありますが。。。よろしければご意見もお聞かせいただけたらうれしいです。

〜洋服のこと皆はどうなの〜
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