「ミニマリストって、ちょっと変わった人達のこと?」とか、「超ストイックな生活してるヒトのこと?」と聞かれたことがありました。
そうかもしれないし、そうでないかもしれない。。。
モノが沢山溢れていてもちゃんと丁寧な暮らしができている人達からしたら、捨てることがスッキリ快感でよろこんでいる様子は「ちょっとかわってる?ヘンタイ?」って思っちゃうかもしれないですね。
ミニマリストというのは、モノがいっぱいあったらいやな人達。
なぜならば、いっぱい持っていると大切に扱えないから。頭がすっきりしないから。
モノを減らすことで、モノを大切にしながら丁寧な暮らしができる。だから本当に持ちたいモノだけで、持たない暮らしを目指している人達。それがミニマリスト。
冒頭の質問に対する答えは、一般的に社会生活を営んでいる人々と比較すると、やはり「変わっている人」という答えになるかもしれません。
「変わってる」を英語にしたら「ユニーク」ですが、ユニークな人達といった方が合っているでしょうか。
日本では人と同じがよいとされてきましたが、欧米ではユニークというのはポジティブな意味で使われています。「ユニークであれ!」と。
ユニークであることは、最高によいこと(^^)
幸せになれる極意ですよね。
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ミニマリズム、そもそもの意味は
比べてみると面白い!
ミニマリストという思想へ行き着いた時代の流れを、超ド素人的に書いてみました。(美術建築関係者の方はスルーしてください)笑。
ブリタニカ国際大百科事典:【ミニマリズム】 minimalismとは=>
「美術用語。完成度を追求するために装飾的趣向を凝らすのではなく,それらを必要最小限まで省略する表現スタイル。1960年代に音楽・美術の分野で生まれ,ファッションにも導入された。ポスト・モダンと相反する概念のことをいう。」
『ミニマリズム』というのは、時代の流れによってできた思想で、美術用語として使われているものなのですね。
その時代の主流になっている思想の流れをみてみると、おもしろいことがわかります。
ブリタニカの説明の中にもある『ポスト・モダン』というのは、建築において使われていた用語。「ポスト」というのは「そのあとに(次の)」というような意味。
ポストモダン以前にあった、合理的で機能主義的な『モダニズム』建築に対する反動として現れたのがこの『ポスト・モダン』。モダニズムの後にきた思想という意味合いをもっています。
モダニズムは、超ストイックに装飾を外した、超シンプル過ぎるデザインのこと。
この時代的な流れをまとめてみると。。。
モダニズム=>超ストイックに装飾を外して、まるで四角い箱のような超シンプルなデザイン。
↓
ポストモダン=>多様性、装飾性、過剰性などを特徴とする飾り的なものが多い建築デザイン。
↓ミニマリズム=>装飾的趣向を凝らすのではなく,それらを必要最小限まで省略するデザイン。
モダニズムが1920年代、ポストモダンが1980年代だそうですから、数十年単位の流れですね。
現代ではミニマリズムの時代!?もしそうだとしたらミニマリズムの次にくる思想は、パターン的にまたモダニズムに向かうのでしょうか!?
確かに!!禅寺のような居間で暮らしておられるミニマリストさんもいらっしゃるそうですから、あながちこの予想も外れていないかも!?
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ミニマリストさんの特徴は
ミニマリストさんの特徴は、多様性に富んでいます。
年齢に関係ない
家族構成によらない
性別に関わらない
多様な暮らしをする人々が、ミニマリストを目指しているのです。
ただ、家族構成によってそのやり方がだいぶ変わってくるのではないかと思います。
また、本人や家人の仕事内容によっても、かなり違いが出てくるのではないでしょうか。
ミニマリストさん、身体的特徴が!?
先日、たくさんのミニマリストさん達のお宅に伺ったりインタビューしたりしている方がおっしゃっていたのです。
「これまでお会いしたミニマリストさん達は、全員背が低い方ばかりでしたよ」と。
セミアも154cmと、かなり小人です。他の方も背が低かったそうです。
ふむ〜、これはなぜなのか!?ぜんぜんわからないです。
このブログを読んでくださっている、ミニマリストを目指している皆様はどうなんだろう!?
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