
玄関のドアを開けて外に出たときに、どう感じるか!?は、その人が「社会とどう関わるか」に関連しますので、非常に大切なこと。
過去のブログ記事でも、何度か『玄関ドア』について書いてきました。
ここのところ、たまたま立て続けにNGな玄関ドア位置を見かけたので、再びこの話題です。とっても大事なポイントだから!
心地よいシンプルライフを送るための解決策は一番最後に記載します。
理想的には
家は憩いの場であり充電する場所。
玄関のドアを開けて社会との接点を持ったときに、清々しい気分になれる環境であれば理想的です。
また、社会との接点を持って疲れて帰宅するとき、ひと呼吸おいてから家のドアを開けられる雰囲気があると、家でよりリラックスできます。
玄関先が仕事モード(戦闘モード)から家庭モード(リラックスモード)の変換場所となるのです。
「あぁ、家についたな」という気分に一度なってから、玄関ドアを開けると、家の中に入ったときにはすでに家庭モードになっている。そのひと呼吸があるのと無いのとでは、家での過ごし方に差がでます。
男性にとっても大切なこと。仕事モードのままで家の中に入るのとそうでないのとでは、家族との関わり方がだいぶかわるのではないでしょうか。
玄関のドアとドアがピッタリ向かい合っている。
以前にも記事にした「自分の家のドアと他人の家のドアが真正面で向かい合っている」玄関です。
一寸の狂いなく、真っ正面。
出かけるときにドアを開いたときの感覚は、「よい気分」とはいえないです。
自宅で休息し英気を養い、ドアを開けていざ社会へと飛び出す。そんな場面で、いの一番に目に入るものが他の人の家のドア。
社会との接点をもってすぐに「他者に気を使う」意識を体験することになってしまいます。毎日です。
ホテルなどでも真正面にドアがあるパターンはよくみられますので、機会があったら感じてみてください。
アパートやマンションで、このような玄関ドアになっていた場合、解決策がほとんどありません。
なぜならば、廊下は「共有部分」になるからです。
戸建てならば、自分の領域があるのでそこに何かの対策を施すことができます(下のリンクの記事参照)が、わざわざ真正面で向き合う玄関ドアの家を選ぶ必要はないかと思います。
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「隣家とのいざこざは、ドアの位置に問題があることも」
同時に出たらぶつかりそう!?
とってもスタイリッシュでモダンな雰囲気のアパート。
外から見たかっこよさとは裏腹に、ここに暮らすと毎日の生活で大変に気を使うのではないか?と想像できます。
「自分の家の玄関」という晴れ晴れとした気分にはならないのではないでしょうか。
例えば、独身浪人男性の家と、4人家族の家、だとしたら生活パターンがまったく違うでしょうから「気を使う」という点ではあまり問題がおこらないかもしれません。
けれどもこれが、同じ4人家族がそれぞれの隣家に住み、しかも子供の年齢が近くてどちらも幼稚園児だったりしたら、家の出入りの時間が重なる場合が多くなってくるでしょう。
ただ、「どういう気分になるか」は、どちらであっても同じ。
実際に同時にドアを開ける確率が高いかどうかに関わらず、隣の人と会う頻度が少なくても心的負担は同じように感じているもの。
玄関を開けて社会との接点を持とうとする度に「隣の人の気配を気にする」という意識が働くこと自体が、一つ余計な心理的負担となります。
ミニマリストであれば、なおさら余計なものは欲しくないのではないかと思います。余計な心理的負担は、余計な作業ステップと同じように断捨離したいものの一つ。
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「運気を上げる玄関をつくろう、理想のシンプルライフへの入り口は風水をヒントに!?」
交通量の激しい道路沿いにドア
憩いの場である自宅のドア一を出たら、社会との接点を持つ心の準備もなく、すぐに非常に激しい雰囲気が待っています。
車がわりと早い速度で頻繁に行き交い、動きが激しい玄関先。
帰宅した時にも、仕事モードのままひと呼吸がなく家の中に入ることになります。
もう少し歩道が広ければまだ気持ち的に楽でしょう。
この写真↑のパターンは、歩道は人がすれ違えないくらいしかなく、玄関前には一息つくスペースがありません。
歩道がもう少し広い場合は、玄関の両脇に鉢を置いて季節の花を飾るなどして「ひと呼吸」おけるスペースをつくることもできます。
もしくは、ドアノブのある側に郵便ポストを置いたりできるようなちょっとした低い壁のようなものを作ると、一息つくスペースができあがります。
一番たいせつな風水は
今日、ご紹介した玄関ドアの例のようなお家に住んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
特にアパートやマンションの真正面玄関の場合はできることが少ないです。
そのようなパターンであっても、基本は同じ。
こんな家に住んでると嘆いたり、家を嫌ったりしないでください。
今後、より良い住環境を得てゆきたいのだとしたら、「今、住んでいる家を大好きになる」方向へと努力してゆきます。
やり方は、以下の記事に記載されていますので、よろしければご覧ください。
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「「幸せ・お金・健康」全部欲しい人が実行しているシンプルライフの真髄」
今の家を大好きになるような環境づくりをしつつ、「どんな気分が欲しいのか?」について考え、将来それを得ると決心してください。
この両者は同時進行で行います。
いずれにしても、将来、理想の住環境に住むためにすることは「今の家を大切にすること」以上に大切なことはありません。
そういった意味でも、居住者の息吹がまったく感じられないエネルギーが枯渇した『モノ』を断捨離し、スッキリとシンプルライフを送ることは「今の家を大切にする」ことの、最たるものと言えるのではないでしょうか?
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