元祖ミニマリストの頭の中はこうなってます!片付けとリバウンドを繰り返すヒトの思考との違いはコレだ!

こんにちは!(⌒‐⌒)自分にとって必要なことを一瞬で見極める心豊かなミニマリストをめざす、セミアです。

このブログにもときどき登場している『元祖ミニマリスト』のC子と深夜まで話しました。

片付ける」や「持つモノ」について。そして幼少の頃の片付けと現在の片付けの違いについて、なども話し合いました。

C子は幼少の頃から超ミニマリスト。

私の太古の記憶だと小学1年生のときくらいからの彼女の勉強部屋の様子を覚えています。

綺麗に整理整頓されているだけでなく、引き出しやタンスの中を開けると、そこはお店のディスプレーのようにほんの少しのモノが美しく、整然と並べられていたのであります。

それを見たワタシは衝撃を受け、C子家にお泊まりにいった翌日には彼女の引き出しの中を真似て文具を整然と並べてみるのですが、毎回かならずといっていいほど、1週間以内には元の状態に戻っていたんですよね。
 
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元祖ミニマリストの子供の頃の片付けに対する意識

今回は、C子からこのような悩みが打ち明けられました「娘が片付けられないのがどうしても理解できなくてイライラする」というもの。

だから彼女が子供の頃にどう片付けと向き合っていたのか!?を逆に聞いてみることにしたのです。そうすることで、自分と娘さんとの違いもわかってくるし。何か発見があるかな〜と。

ちなみに、C子は現在海外暮らし。そしてアメリカや日本で「ミニマリスト」という言葉があることなど全くしらないし、片付けやシンプルライフといったカテゴリーにも興味ありません。そんな情報を見る必要性はまったく無いですしね。TVも見ないしネットサーフィンも必要なときに調べものをする程度です。
 
以下、四角い枠内はC子の言葉です。
 

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子供の頃の引き出しの中身の片付け

引き出しの中には、自分がすごくすごく好きなモノだけが入っていないと嫌なの

C子のお母さんも片付け上手で、実家はいつもきれいに掃除整頓されていました。

でも、そのC子の母親がつい最近こう言ってたのです。「小学校の時のあんた(C子)の引き出しの中、すごかったわね!異常なほどにビシ〜っときれ〜いに並んでたよね」って。

あの片付け上手のお母様さえも驚いていたC子の整理整頓されたお部屋。

実は、お母さんに「いつも部屋は綺麗にしなさい」とか、そういう事はいっさい指導されたことはないのだそうです。

お母さんは自分の好きなようにやらせてくれたから、いつも自分の持ち物は大好きなモノだけだったよ

どういう事かというと、何年間か大好きだったモノでも突然他に大好きなものができてしまうときがある。

そういうときはモノの『全捨て』を必ずする。

そして、次に大好きになったモノを買いそろえる。

もちろん、さすがに全捨てするときはわざわざ親に捨てる様子まで見せないそうです。そっと袋に入れてゴミ箱に入れておく。

それで、新しいモノを購入するときにお金をもらって全部揃えるのだそうです。

そのときに、いっさいの問いかけや文句は無し。

例えば、下敷きとボールペンと色鉛筆とシャーペンと。。。買いたい、という時でああれば「あら、いっぱい持ってるじゃない?」とか、「全部買うの?」とか、お金を渡す前にいちいち確認や疑問を投げかけてこないお母様だったそうです。

「買いたいものがある」と言われれば、娘の言ってることを信じる、ということですね。

とはいえ、そんな調子なのでC子は無駄使いしません。

CMに踊らされてモノが欲しくなったり、お友達が持ってるから自分も買いたくなったり、そういったことは一切無かった。

本当に自分が大好きなものは買いそろえる。でも少ししか好きじゃなかったら買わない。

なぜならば、そのようなもの(少ししか好きじゃない)が引き出しを開けたときに入ってるのが『イヤ』だったから、だそうです。

だからこそ、親が信頼していたのだと思います。

C子が小学生の時にサンリオの「キキララ」に出逢って大好きになった時、ノートから下敷き鉛筆に至るまで全て揃えたことがありました。

その時、それまで大好きだったイチゴシリーズの文具を全て断捨離

「イチゴシリーズも、キキララも両方とっておく」ということは、あり得ない世界。

まだ使える消しゴムだったとしても、キキララの消しゴムが新たに入ってくるのだから、イチゴシリーズの消しゴムは何の迷いもなく断捨離!なのだそうです。

はい、小学生です。( ;∀;)
 

子供時代の洋服の管理は

私は大きめのスーツケース1つあれば、その中に入るものだけで生きてゆけるわ。

C子の部屋に備え付けだったクローゼットは、小さめでした。
それなのに、ハンガーにかかっている洋服はほんの少し。引き出しの中もふんわり入っている程度です。

それはなぜかというと、その時々で大好きな洋服のみしか入れてなかったから。

「このテイストの洋服が大好き♪」っていうマイブームの様なものってありますよね。

C子の場合は、『大好きなテイストの洋服のみを持つ』を子供のときから実行してたのです。

その昔「ハマトラ」というファッションが流行ったことがありました。「横浜の山手あたりのオシャレな女性が着ているトラッド」の略語です。

中学3年?か高校1年?のC子が「ハマトラ」にハマったとき、彼女の洋服ダンスの中にはハマトラ以外の洋服はいっさい入っていませんでした。

もちろん靴もハマトラに合わせたミハマの靴とかのみ。

ハマトラは女子大生を中心に若いOLのお姉さんに人気のファッションでしたから、子供で着ているヒトなどいません。

だから、ファッションに疎い部活の男子とかにハマトラを着てるときに会うと「お前なんかヘンな格好」と、言われたそうです。

そうすると彼女は「こいつらわかっちゃいない」と思うだけで、ヒトの意見にはいっさい耳を傾けなかったのです。

子供の頃はヘンと言われたら気にしたり、言ったヒトの前だけでも気をつけるようにしたり(別の服装をしたり)するものですよね。

でも、C子はそういうことはいっさいしませんでした。

部活の男子に「お前の格好ヘン!」と言われたって、いつもハマトラを貫き通していましたね。

このテイストの格好をすると決めたら、他の洋服は全部捨てるの。

ハマトラの次にハマったのは、ちょっとエレガントな大人服。革ジャンとかね。中森明菜風!?みたいな。。

そのとき、ハマトラの洋服は全て断捨離!おきまりの儀式です。

靴もハマトラ用のものは全捨て。

簡単そうに書いちゃいましたが、ハマトラの服といったらブランド物ばかりです。フクゾーのポロシャツとかミハマの靴とか、高いものばかり!

母親は「あの高かった洋服はどうしたの!?」「靴はアレがあるじゃない」などと、いちいちチェックしたりしないヒトだった。

「お母さん、洋服買いに行くからお金ちょうだい」というと、信用してお金を手渡してくれるだけだった。

両親が私の思うようにさせてくれたから、いつも大好きなモノしかもたないスタイルができてたんだね。

そんなわけで、C子の小さなクローゼットはいつもガラガラでした。

あの頃だったら、スーツケースといわず、旅行用バックくらいで全部入ったんじゃないかなぁ〜!?
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片付けてもまたすぐに元に戻ってしまったセミアの子供時代

C子が子