本や書類などの紙モノ断捨離がスムーズに進む、たった一つのコツは!?

片付けがうまくいかない」 という状態は別の言い方をすれば、「捨てるモノがどれかわからない」という状態、ということになります。

今日は、『どうやったら捨てるものがわかるのか!?』 紙モノをスッキリ断捨離できるコツについての話題です。

人は、ひとりひとり価値観が違いますので、見えている世界も違います。だからこそ、そのひと個人の持つ世界観によって、『見えてくるモノ』が異なってくるのですね。

同じ道を歩いていても、同じ店の中にいたとしても、見える景色はだいぶ違ってきます。

以前、FBI捜査官が書いたノンフィクションの本を読んだことがあります。目撃証言は人によって全く違っていて、「いかに見たものに対する人の記憶が曖昧か」ということもよく説明されていました。
 
(過去記事)
昨年も奮闘していた、紙モノをミニマムに収納する方法についてです
▶︎紙モノの断捨離(2)ミニマリストから教わった書類をA4茶封筒に収納するテク
 

どれを捨てたらいいのかわからない症候群

断捨離が進まないのは、どれを捨てたらいいのかがわからないからです。それが一瞬でわかるようになるには、どうしたらいいのでしょうか!?

本や書類などの紙モノ断捨離がスムーズに進む、たった一つのコツ。

それは、見えるモノを意図的に決めること。

捨てるべきモノが見えるようになる方法は、実は簡単。

捨てる『基準』を設定することです。

もし、お片づけのプロの人たちがやるとしたら、依頼主さんから「これとこれは残して、あとは全部捨ててください」というような、指示を受けます。捨てる基準についての指示が与えられるのです。

明白な指示をされるので、お片づけ業者の方はササッとお片づけや断捨離の作業を進められるんですよね。

自分で自分の家のモノを片付けていて、断捨離がストップしたり満足がいくような片付けができないのは、自分自身に明白な指示を出していないから。

『とっておくモノ』の基準、『捨てるモノ』の基準、などハッキリさせてから片付けをスタートさせると、あっという間に終わってしまうのです。

それは、価値観の仮設定であるとも言えます。

『こういうモノは捨てます』という新たな価値基準を設定すると、見える世界がそれ以前とは違ってきます。それに伴い、捨てるものがまるで印がついているかのように、明白にどれなのかがわかるようになります!

それは、私たちの脳がそのような機能を持っているからなのです。

「黄色い帽子を買おうかな」と悩んでいる時、街中を歩いているとなぜか黄色い帽子をかぶっている人がたくさん目につくようになります。そういうことって、ありますよね!?

『こういうモノは捨てます』と基準を決めたら、捨てるものがはっきりくっきり見えてきて、ものすごい速さで断捨離を終えることができるようになります。
 
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私の決めた捨てる紙モノの基準

毎年、紙モノ断捨離に奮闘しているワタクシです。

今年の12月の大掃除と紙モノの片付けをスタートさせる前に、改めて決意した捨てる基準は......
 

1■今まで『大切だと思い込んでた書類』は全て捨てる

2■これから新たに『生み出す・着手する』事柄に関する昔の情報は、全て捨てる

3■読み返してないノートは全て捨てる

 

1■今まで『大切だ』と思い込んでた書類

今までは、「大切な書類だけとっておく」という基準を持っていました。だけど、今年は真逆に転じて「大切」だと思い込んでたそれらを吟味することなく(躊躇なく)捨てることに。

資格試験のテキストや資料は、ごっそりなくなりました。

「取説」もほとんど無くなってしまいました。

「もう説明書など読まなくても使えてる製品」と、「もし次に壊れたとしたら捨てる予定の製品」、この2種類に該当する取説を捨てました。残ったのはほんの少しです。これまでなぜ大切にとっておいたのか、今となっては不思議なくらいです。

昨年まで「大切」だと思っていたものを捨てるという大胆な基準を設けてみましたが、とても良かったです。スピーディーに片付けが進みました。
 
(関連記事)
紙モノの電子書籍化は先に断捨離を終えてからがオススメです。
▶︎紙モノの整理片付け、IKEAのケースを利用して立てて収納してはいるものの…
 

2■これから新たに『生み出す・着手する』事柄に関する昔のモノ

「アイディアに行き詰まったら読もう」とか、「前はどんなことを書いてたっけ」などと、思う瞬間があるだろうと想定して『大切なもの』と認定していた紙モノです。これを断捨離。

いままで過去の参考資料や自分でまとめて書いたものなどを保管していました。でも、それは数年前のアイディアだったり、数ヶ月前の発想にすぎません。

『今』が大切。

『今』が全てです。

『今』、自分が思うことの中には前から考えていたことも含まれています。だから、これから生み出す事柄に関係する書類や冊子は、不要。

そのような基準を設けたので、すんなり手放すことができました。
 

3■読み返してないノートは全て捨てる

これも2番と似ています。

自分が勉強してきたこと、その時にとったノートなどをごっそり捨てました。

でも、全部ではありません。

時おり読み直している古いノートもあります。それらは『今』、現役で使っているのですから、残すモノ。

いくら大事なことが書いてあっても、一度も読み返していないなら断捨離です。(けっこうありました!)
 

モノを減らすとアイディアが浮かんでくる

12月に入ってから紙モノの片付けをしてきましたが、ごっそり無くなり身軽になるごとに、今まで考えつかなかったようなアイディアや決意が生まれてきています。

人によって、片付けの苦手分野が違いますよね。

私の場合は紙モノがネックですが、中には「洋服がどうしても満足できるほどに減らせない」とか、「思い出の品だけは捨てられない」など、人によって断捨離が滞る物のカテゴリーが異なリます。

その苦手分野のカテゴリーをスッキリさせることができたなら、かなり人生的に変化があるのでは?

そう考えると、お片づけがもっと楽しくなってきますね。

あともうちょっとで年が明けます。

暮れの大掃除や片付けのラストスパート、がんばりましょうね❤︎そして、未来の新しいシンプルライフを楽しみに待ちましょう♪
 
 
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