キッチンで使っているお気に入りの『陶器シンク』についてのお話しです。(トップの写真は大工さんが組み立ててるところ)
陶器でできたシンクは、独特の雰囲気が醸し出されるので、キッチンのリフォームや家を建てる時などに検討される方もいらっしゃいます。
我が家は、最終的に『陶器シンク』に決まりました。
けれども、決定するまでの間は、けっこう悩みました。
陶器シンクの欠点と利点をネット上で調べてみると、「やめた方がいいかな...」と思える理由の方が多くみつかるから。
けれども、驚いたことに実際に陶器のシンクを日々使っている奥様にインタビューすると、私が聞いた中では100%の人が「まったく問題などない」「絶対おすすめするよ!」という答えが返ってきました。
陶器シンクはダメよ派の意見
『陶器シンク』をキッチンに使うべからず派の言い分は、
・食器を落とすと割れる
・重たい鍋など当たってひび割れ黒ずむ
・茶渋などがつく
という意見が多かったです。
そして、そのようなNGアドバイスを載せている人は、海外の賃貸物件で陶器シンクを使っていたという人が多いようでした。
Myキッチンとして付き合っていたというよりも、一時的に使ってた方ということですね。
陶器シンク賛成派の意見
実際に自分の家で使っている「陶器シンクおすすめ派」の人たちの意見では、
・ビジュアル的に見た目がサイコー
・毎日シンクも排水溝ストッパーも洗うので清潔
・愛するシンクにお皿など落としたことがないので割れない
セミア家の陶器のシンク、使い心地は?
シンプルライフを追求したい我が家にピッタリなシンクはどれ?と、検討を重ねた結果、陶器のシンクを選びました。
真っ白ではなくて、肌色のような言葉に表せないカラーをしています。
職人さんの手作りとかで、多少、表面にデコボコ感あり。
決定の理由の一番は、キッチンを「木製」にしたかったから。
木製のキッチンには、ステンレスシンクがあまり似合いません。
暖かみが感じられる木製プラス、同じように暖かみのある陶器の方がしっくりきます。
毎日のように何度も目に飛び込んで来る風景は、できる限り「見ていて気持ちいいもの」だけでまとめられたら、いいな〜と思っています。
食器を割ったことはない
“陶器シンク反対派“ の人の意見で一番多い、「食器を落とすと割れる」という件ですが、これは私の場合は一度も落として割ったことがありません。
10年間の在米中もずっとシンクは陶器製を使っていましたが、その頃も一枚もお皿を割ったことはないです。
自己紹介でもぶっちゃけ話しをしちゃいましたが、高級な食器はすべて断捨離済みです。
今は、割れても大丈夫な食器を使っているのですが、今のところは大丈夫です。
陶器製シンクを使っている他の人にもお聞きしてみたところ、やはり食器は落としたことがない、といっておりました。
それから、私も他の方も、食器ではなく陶器のシンク面に何かがあたってヒビが入ったりする体験も、したことがないです。
ちなみに、アメリカで賃貸で借りていたアパートの、陶器シンクにもヒビや黒ずみは見当たらなかったので、実際に見たことはありません。
(ネット上の反対派の方のご意見では、ぶつけるとシンクにヒビが入りそこが黒ずんでしまうということでしたが)
普通のシンクより清潔
「陶器シンク反対派」のご意見で、陶器のシンクには茶渋がつくからダメだ、というものがありました。
確かに、ずっと放置しておいたら紅茶やコーヒーの茶渋が残ってしまうのではないかと思います。
ただ...
陶器のシンクの不思議なところ。
それは、食器と同じように扱ってしまうところ!
普通に食器を洗います。そしてなぜか、最後に陶器シンクも同じように洗っちゃうんですよね。
食器と陶器シンクは同じ触感だからなのでしょうか!?
食器洗いの時に、必ずシンクを洗ってしまう。それが陶器シンクの不思議です。
そんなわけですから。。。
陶器シンクに茶渋はついてないです。他の奥様のシンクも同じ。
茶渋がついてしまうのは、毎回、洗ってないからです!よね!?
生ゴミ清潔@陶器シンク
一般的な日本製のステンレスシンクには、生ゴミ用の筒状のカゴがシンク口についています。
それが、排水溝からゴミが流れ出てゆくのをふせいでくれています。
陶器シンクの一番の問題点。
それは、生ゴミのカゴが排水溝のところに無い!ってこと。
どうしてあんなに便利な生ゴミ受けがついていないのだろうか!?
それは、陶器シンクはだいたいが外国製だからです。
アメリカやヨーロッパ主要国では、シンク排水溝にディスポーザーがついています。だから、生ゴミ受けのカゴなど不要なのです。
ディスポーザーというのは、生ゴミかくはん機の呼び方で、排水溝に流れていった生ゴミをガーッと撹拌させて、そのまま排水溝に流すことができるシステムです。
日本で使うとしたらディスポーザーがないため、ちょっとした工夫が必要です。
セミア家では、浅型のストッキング素材のゴミよけをシンクのストッパーに装着させています。それにより、生ゴミが排水溝からだだ漏れにならないようにふせいでいます。
そして一日が終わったら、ストッキング素材のゴミよけを取り替えます。
カゴ状になってないから、溜められないのです!
だから、毎日取り替えないといけないのですが、だからこそ、とても清潔です!
ストッキング素材を排水溝のストッパーから脱がす時に、油を使った料理のあとはべとべとになっています。
重曹スプレーをかけて拭き取りすると、油よごれも綺麗サッパリ落ちます!
毎日、排水溝のお掃除をしちゃう感じになるのですよね。
(関連記事)
「台所のシンクまわり、大量の洗剤たちを断捨離した後は、コレだけ!」
使ってゆくうちに愛着がわいてくる陶器シンク
食器を落とさないように注意しながら使ったり、毎回シンクを食器と同じように洗ったり、排水口ストッパーを毎日洗ったり、そんなめんどくさいならば、陶器シンクにしたことを後悔してるんじゃない!?
そう思ってしまう人がいてもおかしくないでしょう。
でも、答えはNO!なんです。
手順を頭で考えると非常に面倒に思えるのですが、実際にはそれらのステップはどちらかというと楽しいもの。毎日綺麗サッパリになりますからね。
ちなみに、セミアは必殺仕事人ですから、毎日綺麗にお掃除したりするタイプではありません(笑。
そんな私でも、このステップは嫌だとは感じないです。
陶器シンクは、使うほどに愛着が湧いてきます。
この清潔感を味わったら、元には戻れない!?
ちょっと大げさかもしれないけれど、おそらく陶器シンクを使っている他の方も、同じ様な意見の方が多いのではないかしら、と思います。
ご訪問ありがとうございました!
ブログ村ランキングへの応援クリックいつもありがとうございます!ブログ更新の励みになっています♪