以前の記事で、地の野菜である「在来種(固定種)」の種と、商品化しやすいように人工的に掛け合わせてできた「F1種」の種との違いについて書きました。
先日、本物の「種」との出逢いがありましたのでご報告♪これで安全なシンプルライフをおくれます!
最後の方にケールのパスタの画像と作った&食べた感想を載せますので、よろしければご覧ください♪
セミア家ではこれから野菜を自給自足(!?おおげさ?)しようとしているのですが、信頼できる『種』がどこで手に入れられるのか?がわからずにいました。
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『濃厚なうま味を感じられる、本当に美味しい野菜を自給自足するシンプルライフ』
先日、隣町を歩いていたら、たまたま見た事の無い新しいお店ができていました。
ナチュラルフードストアーです。キレイなお野菜や体によさそうなオイルなどが売ってます。
入り口付近のカゴの中をのぞいてみると、野菜の『種』が数種類入っていました。
よく見ると、そこには「F1種ではありません在来種です」と書かれていたのです!
やっと見つけた本物の種
できる事なら、昔から命を引き継いできた「在来種の種」が欲しいな〜と思っていたので、自分の家で育てたい野菜があるかどうか、カゴの中を見てみました。
すると、私が植えたいと考えていた野菜の種が見つかりました。うちで植えたい野菜は。。。
*プチトマト
*カブ
*ミニケール
*ブロッコリ
*いちご
*プチ玉ねぎ
などなど。
今回、カゴの中で見つけたのは「白カブ」と、「ケール」でした〜。
カブは、葉っぱも美味しくてだいすきです。
種自体の産地が「オランダ」だということです。ナチュラルなイメージのある産地ですね。
ということは、もしかしたら日本のカブとはちょっと味が違うかもしれないですね。
ケール談義
ケールは、いろいろな種類がありますよね。日本ではあまり出回ってないので、「ケールって、青汁でしか飲んだ事ない」という人もいます。
セミアがはじめてケールに出逢ったのは、アメリカの自然食品スーパー『ホールフーズ』の野菜売り場でした。
いろいろと物色していると、見ず知らずのアメリカンチャイニーズの女性が「これ、ケールっていうんだけど、是非食べて!信じられないくらい栄養が豊富なのよ!」と教えてくれたので、カゴに入れたのでした。
葉が分厚くて茎も硬い感じだったので、大根の葉を甘辛く炒め煮するような感じで、調理して食べていました。
幸いなことに、味の特徴はさほどないので食べやすいですね。
ケールを栽培するなら
今回、手に入れた在来種の「ケールの種」は、カーリータイプの葉っぱのものです。美味しいのかな!?どうなんだろう。
植木屋さんに「ケール植えたい」と話したら、けっこうな勢いで素早く成長し大株にどんどん広がってゆくので、小さなハーブ花壇とかじゃ栽培できない、ということでした。
わさ〜っと大きな葉っぱが広がってゆくので、ある程度余裕のある場所での地植えがいいよ、ということでした。
ケールは季節を問わず、1年中栽培できる繁殖力旺盛なスーパーベジタブル!!
ケールは手軽に栽培しやすい野菜なのかもしれません。はじめての家庭菜園にはぴったりですね。
栄養価が非常に高いケール
『ケール』はアブラナ科。キャベツの一種です。普通のキャベツは丸くかたまりますがケールは不結球性。
栄養価は尋常じゃないほど高いんですね。
◉βカロチン、
◉ビタミンE、
◉ビタミンC、
野菜の中ではトップクラスの含有量。これらは抗酸化作用を発揮してくれます。
◉カルシウム
野菜の中ではダントツの含有量(100g中220mg)。
◉メラトニン
睡眠の質を高めてくれる神経ホルモンの一種。
◉ルテイン
細胞の酸化を防ぐ働きがある。カロテノイドの一種で抗酸化力が強い。
このように、ケールはビタミン類やミネラルなどをバランスよく含んでおり、どの栄養素も野菜の中ではダントツに多く含んでいる、スーパーお野菜なんですね!
ケール オンリーのスパゲティーにしてみました
たまたま昨日、八ヶ岳から「ロシアン・レッド・ケール」が届きました〜。
このケール、はじめて見た種類でした。「茎」がうっすら紅紫色をしています。
葉はケールの中ではわりと柔らかめです。
アメリカで売ってるケールは、とても葉がかたくて、水で洗っても水をはじいてしまうほど。
それにくらべて、この「ロシアン・レッド・ケール」は、葉がやわらかです。
そして、なんとも言えない香りがあるんです。(*’-'*)
青臭い香りにジャスミンティーのほのかな香りが混ざっているような、そんな感じです。
「ロシアン・レッド・ケール」を送ってくれた方が、この葉の調理レシピを同封していてくれましたl。
それが、この上の写真のケールとガーリックのみのシンプルなパスタです。
普通で考えたら、あまり特徴がないペペロンチーノのなりそこないみたいになってしまったら、とおもっちゃいそう。
でもでも、上にも書いたように「ロシアン・レッド・ケール」はちょっと特徴的な香りがあって、油と一緒になるとより風味が増す感じになります。
■ガーリック、
■ロシアン・レッド・ケール
■パスタ
■オーリーブオイル
■岩塩
ケールは食べやすい大きさにカットし、茎は薄い千切りに。オリーブオイルでガーリックを炒め、香りがでてきたらケールを入れて炒め、岩塩で味を調整。そこに茹でたパスタを投入!
これだけです。
ちょっと量が多めに出来上がってしまったんだけど、ぺろりと食べてしまいましたっ。
ちょっと表現しにくいんだけど、うま味がすごく出ていたんです。「こんな風味になるとは!?」という新しい発見でした。
(*´︶`*)