床下のお湯で部屋を暖める「温どる」は、光熱費がミニマルで暖かいシンプルライフの源

冬になると、途端に出不精になってしまうのです。

それは、ほんわか暖かくなる「温どる式」の床暖房があるから。

お湯で部屋をあたためるシステム「温どる式」の床暖房を紹介します。

ここ数日、数十年に一度の大寒波にみまわれている日本列島。私の住む関東もとても寒い日が続いております。

そしてついに!?昨年の冬は体験したことがなかった、寒波にまつわる事件(!?)がおこりました!
 
(過去記事)
ちょっと深い話しします。断捨離しますか?丁寧に暮らした家族の足跡刻まれた高級家具
 

大極寒で水栓もハレツ!

 

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高さ5〜6cmの霜柱が庭中に!『ゲラニューム ”ピオコポ』

お昼近くになって、なぜか水音がしたので窓の外を見てみると、ある窓だけ大嵐の時みたいに水がしたたっていました。

なんと!外水栓の蛇口から、大量の水が勢いよく噴出して水が飛び散っていたのです。6mくらい飛んでました!

慌てて外に飛び出し、おろおろしながら「だ、誰に電話したらいいの!?」とパニックになってしまいそうでしたが、おお元の栓を見つけたのでキュッと閉め、無事に水の噴出を止める事ができました。

近寄って水が出てた箇所をよく見てみると、金属部がぱっくりとひび割れていたのが原因でした(トップの写真がそれです!)。

極寒で金属もこうなってしまうんですね。まだ取り付けて1年半しかたってないのに!

この騒ぎで、靴も靴下もビショビショに濡れてしまいました。

けれども、あまり寒さを感じることもなく、庭の見まわりをしてから家に入りました。

『温どる』式の床暖房は、体の芯から温まる不思議な暖房。ちょっと外に出たくらいでは体は冷えないんです。
 

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「温どる」のカラクリは!?

 
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この上の写真↑は、セミア家の床の写真です。

床下には、このようにパイプが走っています。これは、お湯が通るホースのようなものになります。

ふだん人がいる場所だけでなく、1階部分には全てこのパイプが張り巡らされています。

下の写真↓の水色の四角い部分は、扉がついた「物入れ」になっているのですが、ここの床面にも温どるのパイプがきています。

その隣のガラス扉の前は、勝手口の玄関部分。ここにもパイプがきているので暖かく、雨の日など、濡れた靴を玄関に置いておくだけで乾くので便利です。
 
(過去記事)
ミニマリストがすすめる「未来の理想の暮らし計画」NGなこと・すべきこと、とは?
 
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「なぜ物入れや玄関にまで床暖房!?」と思われるかもしれません。

これは「温熱環境システム」と呼ばれるもので、その仕組み上、家の床全面にパイプを網羅させる必要があるのです。

こうすることで、1階も2階もじんわりとした暖かさをキープできるようになります。
 
(過去記事)
憧れの枕木ガーデンが危ない!家を崩壊から守りつつシンプルライフ
 

安い!エコで健康に良い蓄熱式

 
床がじんわり温かくて、家中が一定温度になっているのは、床下のパイプのお湯のおかげ「だけ」ではありません。

3つの要素』によって、温熱環境システムという光熱費が安くエコで体に良い温かい環境づくりができています。
 

①床全体に熱がとどまる蓄熱式

 
写真のようにパイプを巡らせたあと、上からコンクリートをうちます。そしてその上にフローリング板をのせてゆきます。

その際、3重になっているフローリング板を使わなくてはなりません(熱により木が少し伸縮するからです)。1枚板だと曲がってしまうのだそうです。

パイプに通った水を温めると、コンクリートとフローリング材が温かくなってきます。これにより、床に熱が蓄えられるのです。

1時間ほど温めると、床表面の温度は23度ほどになります。

床暖房のスイッチをオフにした後、10時間かけて5度ほどの熱を放出し約18度になってゆきます。

ですので、1時間、1時間、運転させるだけで一日中家の中が一定の温度に保たれるのです。作動させてる時間がとても短いので、電気代もガス代も安くすみます。
 

②日本の気候にあった特別な断熱

 
『熱反射断熱』というものを使い、冬はあたたかく夏は涼しい環境が作られています。

に熱が奪われるのを防ぎ、に太陽熱線の暑さから守る、そんな役割をするそうです。

一般的な断熱材だと湿気を吸って経年劣化してゆくのですが、『熱反射断熱』だと水分を吸収しないので、日本の気候にはあっているのです。
 

③自然に家が呼吸できている

その昔、日本の木造建築物は100年以上持つようにできていましたが、それは換気環境があったから。

それと同じ原理である「躯体自然換気技術」というもので、家が湿気や蒸れ防止を自然にできるようになっています。

よく見かける密閉構造(ポリフィルム)によるものではありません。
 
(過去記事)
なぜ日本人は夫婦で寝室を別々にするのか!?夫を出世させるシンプルな寝室の使い方とは?
 

おすすめな点、おすすめでない点、

 
この蓄熱式の温どる(温熱環境システム)、これから家を建てる方には是非おすすめしたいです。

直接ガンガンに温かい風がくるわけではないので、『あたたかい』という言葉よりも、「この家、なんか寒くないよね」というニュアンスの方が合っている感覚ですね。

「ほんわかあったか」になった床は、ゴロゴロ寝転びたくなってきます。

トイレも脱衣所も寝室も、均一にほんわかになります。

空気も汚さず、光熱費が節約できて、常にほんわか気持イイ。

欠点をあげるとすれば、以下のこと。。。

*1階には生花が飾れない(しなびる)
*湿度を保つため加湿器が必要
*外出したくなくなる

 

5cmの霜柱の中でも輝く植物たち

 
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それにしても、庭全体に5〜6cmの霜柱がおりていたのを見たときはビックリしました。去年はなかった日差しのあたる箇所までも霜が降りていたのですから!

そんな氷のサクサクの合間に、元気にミドリを輝かせている植物達。感心してしまいます。

以下↓のリストは我が家に生息する植物たち。日陰ぎみの寒いガーデンでも元気に花を咲かせます!霜もおーけー!

☆『ゲラニューム”ピオコポ』(ピンク蕾&白花)
☆『ティアレラ ‘サンセットリッジ’』(白花)
☆『ベロニカ“マダムマルシア”』(薄むらさき)
☆『姫アガパンサス』(白花)
☆ローズドメイ カーネーション(淡いピンク)
 

寒さにまけず

 
日本列島にやってきた大寒波。

水栓が破裂し水浸しになったり、庭中がシモで覆われていたり、と、いつもと違う一日でした。

ワタシも、逆境に負けず元気に、ときにあたたかく。

そんな人になりたいな〜。
 
皆様のお住まいの地域は、雪や寒波の影響がありましたか!?

あと少し続くようですね。

どうぞお気をつけてお過ごしください。
 
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