家・建物・環境

素晴らしい鎌倉の古民家、釘を一本も使っていない地震でもビクともしない木造

今日は、鎌倉に存在した素晴らしい古民家をご紹介します!

なんと!釘が一本も使われていません!いわゆる宮大工という技法でしょうか。神社仏閣ならばいざ知らず、個人宅でこのような贅沢な作りの家ははじめて見ました。

中もじっくり観覧させてもらい、設計図を見ながら家主さんにお家にまつわるお話しをうかがいました。

ウェルカムな玄関アプローチ

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こちらの写真↑は、門から玄関へと続くアプローチです。

左手が庭になっている部分になります。右側の植物と、その合間に石畳の小径が、お家の中へと誘います。

ここを歩くと素晴らしく気分が壮快!

玄関アプローチは充分な空間があると、家に帰る時にお家に「おかえりなさい」と言われてるような気分にさせられます。

また、お家を出て外の世界に出てゆくときも、「いってらっしゃい」と大きくて優しい手で背中を押してもらい、勇気と自信を与えてもらっているかのような感覚を得られます。

また、仕事を終えて帰宅する時に、仕事モードからお家モードに緩やかに変換させてくれるのが、この玄関アプローチのお役目だと言えるでしょう。風水的にもGOOD!

新しく建った家では、土地面積の関係で、このような長いアプローチを確保できない場合もあります。

その場合も工夫次第で同じような効果を生み出すことも可能です。

例えば、クネクネ道にするととても良いです!

それから、左右に植物が並んでいると効果的。その際には、背の低い草花だけでなく、低木などある程度の植物の背の高さが必要です。

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公道と家の敷地との境目はガーデンの様な設え

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こちら↑の写真は、道路から見た古民家の様子です。

生け垣や塀はありませんが、庭の作りにより外と中に区別がされるようにデザインされています。

さりげなく岩が配置され、その合間に低木がちょうどいい間隔で植栽されていました。

垣根や塀が無いのに、家の中の様子はまったく見えないようになっていて、なおかつ庭を想像させるようなデザイン効果を持っています。

ご覧のとおり↓、家の前の道は坂道です。風情があります。

家の反対側は、広々としたスペース(草むら)があり、その向こうには小山が。

目の前の景観も抜群ですし、隣家との距離もある程度あって余裕とプライベート感が充分確保できています。

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それに続くように存在するお庭

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公道と家との合間にある岩や低木のスペースと地つながりで「庭」が存在します。

境目から庭にかけては、さりげなく自然な雰囲気なのですが、非常によく考えられたデザイン。

庭自体の面積は広くありませんが、塀の役割をする境目とのつながりがあるおかげで、広々とした感覚が得られます。

小さな池があって、庭のステップ石と同じ石で縁取られていて、風情溢れるポイントとなっています。

タヌキさんが、毎日遊びにくるんですって!

もう何十年間も遊びに来ているタヌキ達。家主さんが見ていてもフツーにしているとか。

釘が一本も使われていない!?

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この写真↑でもよくわかりますが、家の中には一本たりとも釘が使われていないのです。

この古民家を販売するにあたって、業者さんに来てもらい耐震検査をしたけれど、充分に大地震にも耐えられると太鼓判を押してもらったとのこと。

また、家の傾き度がどのくらいなのか!?買い主さんに正直なところをお伝えしなくてはならないので、傾斜度も計ってもらったそうです。

すると、古民家なのに少しも傾斜していないという、アメージングな結果が出た!

証明書を見せてくださりながら、家主さん本人も非常に驚いたとおっしゃっていました。

釘を使わない日本の伝統工法、宮大工はぜひぜひ後世に引き継がれていって欲しいです。

家の中に使われているものを見ていても、建てた人の想いが込められていることがよくわかりました。

上の写真↑でご覧いただけるように、戸袋までもが木製で、職人さんの手作り。普通は戸袋はふすまのような紙製でできてますよね。

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天然素材だしデザインがすばらしい

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ドアも職人さんが作ってくれた年代物ばかり。桃が描かれた障子も年代物です。

家の傾斜度を計って少しも傾いていないので、当然のことなのですが、お手洗いの引き戸(これも素晴らしかった)なども、まるで新築のようにスムーズに開け閉めができるんです。

平屋なのですが、モノを置いておくスペースが、別棟として存在していました。

人が住めるくらいの広さがあり、窓の大きさや扉など普通に素敵な建物です。

そこに使わないモノが仕舞われているので、家の中はミニマリスト的にモノがなくてスッキリしていました。

宮大工がつくったこだわりの古民家は

平屋のシンプルライフは憧れです〜。

建物も、宮大工仕事が素晴らしい古民家でしたが、外との境目から庭にかけてや、玄関アプローチとのつながりなど、敷地全体が一つの作品の様で、デザイン的にも「ZENの世界」というか、日本が誇る美しさが感じられました。

誰も購入する人がいなければ、この古民家も不動産業者さんが安く買い取り、家を解体したあと、土地をいくつかに分割して販売することになるでしょう。

もったいなくて、悲しくて、悔しい!(;_;)

このクオリティーならば、改築せずにそのまま住むことが可能だと思いました。家主さんもそうおっしゃっていましたし。

こういった、後世に残すべき家を買い取って、若い人々が借りれるようにしてくれる企業さんは、いませんでしょうか!?
m(。。)m

 
 
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