欲しいものを手にいれるために、どっちつかずのモノを手放す

欲しいものを手にいれるために、どっちつかずのモノを手放す』という行為は、必要なときにいつでも “そうでありたい” ことの一つです。

これまでの長い人生を経て、『片付け』というのは、好きでもないし嫌いでもない、どっちつかずのモノを手放すことだ、と考えるようになりました。

でも、なかなか踏ん切りがつかないこともあります。未だにそういうシュチュエーションに出くわすことも...

特に、人間関係が絡んでくることはそうなってしまいがちです。

でも実は、子供の頃はいつでも “そうであった” ことを思い出しました。姪っ子のある行動で、そのことを思い出したのです。
 

 



チワワを手に入れるためにとった行動は断捨離

 
小学二年生になったばかりの姪は、超絶にチワワちゃんが欲しかったのです。

その願望は幼稚園時代からあったのですが、ふんわり叶えられるような願いではないのだろうな...と、空気を読んでいたようです。

でも、小学生になってできたお友達の家に小さなチワワちゃんがいたことがきっかけで、その願望を「現実化させたい」と強く思うようになりました。

叶えたいことが明白になると、「そのためにはどうしたらいい?」と、自然にいつも考えるようになります。

すると「あれやってみよう!」とか、「これをこうしてみよう!」って、ひらめきがおりてくるようになるんですよね。

その結果、姪っ子がした行動は驚くべきものでした。

なんと!
ほとんどのオモチャを断捨離する、という行動に出たのです。

彼女の部屋にはオモチャをしまうための、引き出し付き三段がさねのボックスがあるのですが、それに入りきらないぐらいの沢山のオモチャを持っていました。

それらの外に出ていたオモチャも、引き出しの中のオモチャも、ぜ〜んぶ捨てちゃったのです!

あんなに大切にしていたぽぽちゃんまで!!!!!!!!!

お風呂にも一緒に入り、着替えさせたりミルクをあげたり。ぽぽちゃんは大切なお人形さんでした。

そんな大事なぽぽちゃん、ぽぽちゃんの乳母車やベッドや洋服、全て断捨離してしまったので、私たち大人はそれはも〜ビックリしてしまいました。

とってあるオモチャはただ一つ。

私と一緒に動物園に行ったときに買ってあげた、ピンクのウサギのぬいぐるみ一つだけです。

究極のミニマリスト!?小学生二年生からってスゴイかも!?
 

人間の野生の知恵

 
大量のオモチャを断捨離してしまったので、オモチャを収納していた引き出し三段がさねのボックスもいらなくなりました。これも断捨離です。

今、姪っ子のお部屋はスッキリきれいに片付いています。

彼女的には「これでいつでもチワワちゃんを迎え入れる準備は整いました」みたいな、感覚でいるようです。

すでに夢が叶ったかのように “思い込み” そして、そのように “振る舞う” こと。願望を現実化させるためにはとても重要なポイントになります。

誰からも教わってないはずの自己実現の法則を、子供はナチュラルにやってのけるものなんですね。

確かに、人間というものは先のビジョンを見ることができる脳の機能を持ち合わせているからこそ、ここまで進歩してこれたのです。

だから、自己実現のための行動というのは、私たちがもともと持っている「野生の知恵」のようなものなんでしょうね。
 

欲しいモノを脳裏に描く

 
そういえば、小さな頃に欲しいモノがあったら、寝ても覚めてもそのことを目の裏で映像として見ていたことを思い出しました。

そうすると、必ず自分のものになることが、経験でわかっていたからです。

こんなことすっかり忘れていたけれど、姪っ子の一件で思い出しました。

私も、誰かからこの方法を学んだということは無かったし、ただ「こうすれば、こうなる」と体験で学んだので、繰り返しツールとして使っていたのです。

子供時代に自然にやっていたことも、良きにつけ悪しきにつけ、いろんな知恵(情報)を学び習得していくことで、大人になったらすっかり忘れてしまうのですね。

現代社会に生きる私たちの中には「好きなこと、欲しいもの、が何かわからない」という人も増えてきたように思います。

「欲しいもの」とか「なりたい状態」など、心からの望みを強く想うことは、人間にとってナチュラルなこと。

それが “わからない” という状態は、心と頭のあいだに歪みが出ているからです。

子供の頃のことを思い出して、もしくは、周りの子供たちを見本にしていくとうまくいくかもしれません。
 

 

どっちつかずのモノを手放せるようになる

 
なぜ、欲しいものがはっきりわからないといけないの?もっとモノが増えちゃうじゃない?という疑問が湧いてきてたら、すみません。

心から望むことを知っていて、それに向かって前に進んでいる感覚があるなら、『心と頭の歪みが取れている状態』になれているということですよね。

そんな風に戻れたなら、どっちつかずのモノをスッキリ手放せるようになるのです!

“欲しいもの” とか “なりたい状態” がわからないから、どっちつかずのモノが増殖してしまうのです。

逆説的に聞こえるかもしれませんが、もし「?」マークが頭の中を飛び交っていたとしても、「ふーん、そうなんだ」と、とりあえず言っておいてください。

そうすれば、いずれ体感でわかるようになります。

私も「ふーん、そうなんだ」と言いながら眠ることにします。私にも、手放さなきゃならないことがあるのです。

もしもあなたにもそんなものがあるなら、ご一緒にそう囁きませんか!?

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