鋳物ホーロー鍋や野田琺瑯など表面が錆びたりはがれるのを防ぐ方法

鋳物ホーロー製のお鍋を、たいせつに長く使っていくための取り扱いについての話題です。

先日、お気に入りの片手鍋(ソースパン)を、不注意で壊してしまいました。

お鍋を高温にした上で、冷水を注いでしまったのです。

我が家ではシャスールの鍋を使っているのですが、この「急激な温度変化に弱い」ということに関しては、取り扱い説明書にも記載されているし、販売してくださった方からもあらかじめ注意がありました。

うっかりミスとしか言いようがないのですが、IHがオンになっていたのに気づいていなかったのです。

知らぬ間に高温になっていて、そこに冷たい水を注いだらパンッという音とともに表面のホーローが弾け飛んだという感じでした。

このシャスールのお鍋は、鋳物ホーロー製なので、とっても美味しく早く料理が作れるのですが、この点だけは注意しなくてはいけないですね。

実は片手鍋でこうなってしまったのは2度目なのです。でも、他の形のお鍋(例えばキャセロール)ではこのようなことになったことがありません。(何故なのかは不明です...)
 

ホーロー(琺瑯)を長く使うため

鋳物ホーロー鍋は、まさにこのホーローの扱い方を気をつければ長持ちさせることができます。

ホーロー(琺瑯)とは、「金属材料の表面にシリカを主成分とするガラス質の釉薬を高温で焼き付けたもの」です。(Wikiより)

ガラス質由来の化学的耐久性があるので、さまざまな製品の表面に塗られています。なんと、紀元前14世紀から世界で使われている技法で、工芸品の七宝焼や、ツタンカーメンの表面にもホーローが焼き付けられているそうです。

ガラス成分のようなものが表面に焼き付けられているのですから、それが剥げ落ちてくると本来の働きができなくなってしまいます。

例えば、はげてくると焦げ付きやすくなったり、などが起こります。これは古くなったテフロン加工のフライパンなどでも起こることですね。野田琺瑯の角のあたりが錆びついてくるのも、表面のホーローがはげ落ちたためです。

表面をこすりすぎないように注意するのが、長持ちさせるコツになってきます。

ホーローの調理器具でやってはいけないことは、ホーローの表面に負担がかかること。以下にまとめてみます。

・金属製の硬いもので中をかき混ぜる
・急に温度差を激しくしする
・火力が強すぎる
・空炊き
・硬い道具を使ってゴシゴシ洗う
・クレンザーや漂白剤の使用
・焦げ付き

鋳物ホーロー鍋の時には、ラバー製の調理器具や木べらででかき混ぜるのがおすすめです。

また、調理し終わってすぐにシンクに持っていき冷水を注ぐこともやめた方がよさそうです。

私はついつい忘れてやってしまうことがあるのですが、キャセロール鍋でホーローがパンッと壊れたことはありません。ですが、日々の積み重ねで少しづつホーローがはげていきますので、やらないに越したことはありません。

鍋だけでなく野田琺瑯のコンテイナーなども同じです。上記のことを気をつけていれば長持ちしてサビのようなものが出てくることも避けられるでしょう。
 

さてこれから片手鍋どうする?

シャスールの片手鍋(ソースパン)のホーロー部分が一気に壊れてしまったのは、実はこれで二度目。普通だったらもう同じものは使わないでしょう。

しかし、このソースパン大好きなんです。

形が可愛らしく、ブナ材の木柄が持ちやすく調理してて気持ちがいいです。全体のフォルムがシンプルで、アンティークな雰囲気なところが好き。手作りの鍋らしさがあります。

台所に置いておくだけで嬉しいのです。

だから、またこのシャスールの片手鍋を買い直すことにします。お手頃価格で手に入る機会を待ってみるつもりです。

そして、今度こそは丁寧に扱い壊さないように長く使っていきたいです♫
 
 
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