わたし弱ってる?と思ったら、役割ではない「私ってこんな人」を言語化してみる
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本当の自分を表すことば「自分のアイデンティティー」を明らかにすると、エネルギーに満ち溢れ元気になります。他の人との繋がりも感じられ幸福感もアップします。

今日はそんなお話をしてみます。



心が先か、体が先か

なにか特別に疲れるようなことをした覚えがないのに、「なんだか疲労感が取れないな~」と感じる日があります。

その原因はいろいろあるのでしょうが、たった一つに集約できるものでもありません。さまざまな要因が重なって、最後のピースが引き金となり、まるでガラリと積み木が崩れたときのようになってしまう。

免疫機能が落ちてちょっと風邪っぽいのかもしれない。きのうの筋トレが激しすぎたのかもしれない。大掃除で腰を痛めたのかもしれない。

そんな風に、身体が原因であることもあるかもしれません。逆に、心や精神的なものが原因になって弱ってるときもあるでしょう。

ただ多くの場合、心の方が身体を支配しているような気がします。

まず初めに、心で思ったことが身体に症状として現れることの方が多いと思うのですが、皆さまはいかがでしょうか?

小学生ぐらいの年齢では、学校に行きたくない気持ちがあって、自然に腹痛になったりするお子様もいらっしゃいます。

それと同じで、社会人になってから、あまりにも労働時間が長すぎて休日返上して働いている人が、「お休みが欲しい」と言わず我慢していると、急に大怪我をしたり病気になったりします。

体は潜在意識とイコールです。体が「休みが必要だよ」と代弁してくれていたのかもしれません。

忙しいママさんだって、お休みが欲しいときもあるでしょう。お休みが欲しいと言わず我慢していて、急に病気で倒れたりしたら大変です。

仕事なら誰かが変わってくれるだろうけど母業は変わってくれる人がほとんどいないから大ごとです。

そうならないためには、どうしたらいいのでしょうか?


 
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私は誰?を思い出す

「役割」を持っているということは、社会や家族など他の人に対して何かをしてあげる機会に恵まれているということですから、とても尊いこと。

役割を全うすることで人間的な成長もあるでしょうし、何かの報酬(お金や幸せややりがいetc.)を得られるベネフィットもあります。

人として幸せなことです。

ところが、「役割」ばかりにフォーカスしていると、たまに弱ってしまうことがあります。役割を全うすることで、自分を犠牲にすることもあるからです。

それは悪いことではありません。ただ、「ばっかり」になってしまうとバランスを崩して問題がおきるのです。

たまには「私ってこんな人」を、思い出してみる。

これだけで、弱ってる自分のエネルギーを高めることができるのです。

そうすれば、役割を果たしていく中で、自分を犠牲にするような出来事があったとしても、ダウンな気分でいることから脱出することができるかもしれません。

「私はだれ」ですか?

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役割を脱いでみる

最近テレビで、人々がTシャツを脱ぎ捨てているコマーシャルを見ました。Tシャツにはそれぞれの人の役割が書いてあります。

税理士、母親、受付嬢、配達員、大工、教師、社長、大臣、女優....

世の中にはいろいろな「役割」があります。

CMでは、その役割が書いてあるTシャツを脱ぎ捨てたら、その下には素のその人のことが書いてあるTシャツがあらわになりました。

役割とは違う、その人自身を表す的確な短い言葉です。つまり、その人の「アイデンティティー」を表す言葉です。

経営者を脱ぎ捨てたら、「シングルマザー」が。

父親の役割を脱ぎ捨てたら、「元女」(トランスジェンダー)が。

母親を脱ぎ捨てたら、「ボクサー」が。

ダンサーを脱ぎ捨てたら、「囲碁の先生」が。

義足モデルを脱ぎ捨てたら、「経営者」が。

図書館司書を脱ぎ捨てたら、「保育士」が。

複数の「役割」がある人もいるでしょう。2~3枚のTシャツを脱ぎ捨てて、アイデンティティーが出てくる人ですね。

あなたはどうですか!?

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アイデンティティーを明らかにすると元気になる

私の場合は、職業としての役割のTシャツを脱ぎ捨てたら、ガーデナーかな?なんて考えていました。

「役割」と「アイデンティティー」が程よくバランスが取れていると、体も心も安定します。

人はとかく、役割ばかりに重きを置いてしまうこともありますが、そんな時は「なんだかわからないけど、弱ってるな~」と感じます。

例えば、私の場合はやっている仕事もアイデンティティーの一部と感じているので、楽しです。だからつい「役割」をやりすぎてしまうことがあります。

やり過ぎると、なんだか体も心も重だるく弱ってしまいます。

そんなときには、庭に出て庭仕事をするんです。

ほんのちょっとの時間でも、ガーデナーとして体を動かすととっても元気になれるのです。

素の自分に戻れて、生きてるな~ってしみじみと思えたりして。

すると、また再び役割を元気にこなせるようになる。

「役割」と「アイデンティティー」のバランスがちょうど良い感じになるのです。

あなたが元気になるのは、どんな時ですか?

わたし弱ってる?と思ったら、役割ではない「私ってこんな人」を言語化してみること、おすすめします。

単語でもいいし、できるだけ短い言葉で言いあらわしてみてくださいね。
 
 

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