家・建物・環境

古民家に住んでシンプルライフ、に憧れていたけれど現実は…

だいぶ前のことになりますが、セミアは『古民家』に住まうことにあこがれていた時期がありました。平屋の木造で、縁側があって、ガラガラっと引き戸の玄関、etc。「そんな素敵な空間でのシンプルライフ!素敵すぎます。」と、思ってたんですよね。

素敵な古民家と、その落とし穴について書いてみます。

各地で違う「古民家」の認識

“終の棲み家”にゆきつく前に、7年間にもおよぶ物件探しをしていたので、過去に物件を1000件以上みてきましたが、もちろん、その中にも古民家が含まれていました。

日本全国で見たら、古民家に価値をもっている地域と、そうでない地域がありますよね。例えば、地方にいくと古民家はただの古いオンボロ屋敷という扱いだったりもします。

でも、京都や鎌倉それから歴史的な価値があって保存区域になっているところの周囲では、古民家に価値があります。東京でも古民家カフェが流行っていますよね。

また、ある場所に建っている古民家を、綺麗に解体して別の場所に持ってゆき、再び同じように古民家をかけた『古民家移築』も、よく行われています。

ある時、住宅関連の仕事を営んでいる友人に「ワタシね、古民家に住んでみたいんだ〜」と何気なく話してみたら、大反対にあいました。

「古民家は、若い人が住むところよ」「若いアーティストが感性を磨くために、雰囲気のいい古民家に住むのはありだと思うけど、おばさんが住んでど〜すんのよ!」って。

そしてさらに、「あんな隙間風が酷いところにすんでたら、寒すぎて健康を害するわよ。これからどんどん年取っていくんだからね。」と、最後のトドメでした(笑)。

たまたま実体験することに!

家が建つまでの間、古民家とまではいかないけれど、中途半端な年代に建った築40年の古い昭和な家に住まいをすることになったんです。

犬とネコがいるので、ある程度の古い家でなければ貸してもらえなかった、というのが大きな理由です。他に選択肢はほとんど無かったんです。

結局そこの家には「仮」とはいえ、約2年半ほど暮らしていました。

風がよく通り抜ける気持ちのよい家でした〜。
o(´∇`*o)

『冬』意外は!!
( ̄□ ̄#)

この寒さったら、家の中で登山用のウールのタイツをはいて、登山用の毛糸の靴下をはいてないと、いられないんです。パンツはフリースかサウナパンツ。フツーのボトムスは寒さをしのげないのでだめでしたね。心配でおちおち断捨離なんかできないです。

やはり、住宅関連の仕事をしている友人が助言してくれた通りでした。

寒い理由は、床が板一枚だけですぐ下は土だったからです。壁にもちゃんとした断熱材が入ってないんですよね。

なんといっても、窓が隙間だらけ。だから隙間風がひどくて部屋が温まりません。

古民家でいちばん大変なことは

それは、『電気代』です。

築40年の家に借り住まいしていた頃は、12月〜2月までの電気代、なんと一ヶ月約7万円。(><)ありえません!!何かの間違えだと思って東電に来てもらったことがありました。

漏電もしてないし、何の問題もありませんでした。電気代が異様に高かった原因は、エアコンを「自動」に設定していたから。

寒すぎる古民家では「常にMAX全開」で動いてしまう、ということ。だから電気代が高いのですね。これじゃぁミニマリストでもいられないし、シンプルライフをおくってるという感じがしないですね。。

壁や床に断熱材がしっかり入っていて、窓ガラスが分厚くサッシもしっかりしてる家ならば、冷暖房は最小限ですみます。

しっかりした分厚い断熱材が入った家の場合、たとえば、冬の間だったら、窓から入ってくる昼間の日差しを蓄えます(蓄熱)。驚いたことに、住民の体温でも家の中が暖房ナシでほんのり温まります。

また、断熱材がしっかりした家は、夏にほんのちょっとの間だけ冷房を入れただけで、翌朝までずっと涼しさが残ります。電気代を思いっきりミニマイズできます。

それと真逆のことが、古民家では起こるんですよね!いくら暖房をMAXにガンガン入れても、隙間がいっぱいなので間に合わないわけです。

他にも大変なことは?

古い家に住んで、他にも大変なことはありました。でも、だいぶ長くなってきてしまったので、またの機会にシェアさせてください♬

古民家は日常的に暮らすのではなく、習い事の『場』だったり、カフェだったり、雰囲気を楽しみながらときどき利用するのが得策かもしれません。

 

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